グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

三宅島のガイドの皆さんと歩きました。

2025年01月22日 | ツアー
昨日と今日の2日間、三宅島の「雄山ガイドの会」の皆さんが、研修で大島に来て、ガイドをリクエストしてくれました。

昨日は最初に、大島温泉ホテルの地層(西暦838年の神津島噴火の白い火山灰が約1cmの厚みで積もっている)を見に行きました。

三宅島には、すごく薄い白い層しかないのだそうです。

約1200年前の神津島噴火の時は、南風が吹いていたのでしょうか?

三宅島からのヘリの到着が12時だったので、登山にかけられる時間は3時間半位。

三宅島と伊豆大島は同様に活発な火山ですが、個性が違います。
なので今回は、三宅島では見られないものを中心に紹介することにして、まずここへ。

三宅島は大島と同様に冷えると黒くなる溶岩の島ですが、ゴツゴツの溶岩がメインの島とのこと。

若手ガイドさんが「あのパフォーマンス」を演じてくれました🤣

三宅島は伊豆大島では、植物たちの個性も少し違っているようです。
皆さんの「オオバヤシャブシの生え方が少し違う」とか、

「ハチジョウイヌツゲの葉が三宅島よりずっと大きい」とか、

「ヒサカキの色が濃い」などの感想が、とても興味深かったです。


避難壕の形も三宅島とは違うらしく…

草木に埋もれるような風景に、注目が集まってました。

残念ながら、この日は曇りで富士山は見られなかったのですが

「何回も伊豆大島に来ている」と言うお客様が、晴れた日に撮影した神社の鳥居と富士山の写真をスマホで見せてくれて、場が和みました。

溶岩トンネルでは、過去最多人数で記念写真!

暖かい地面にも、触ってもらいました。

😌

みんなで無事に火口を見学し

火口一周コースの、一番高い場所に立って

勢いよく立ち上る噴気を眺めました。

歩き終わって振り返ったら、三原山が夕日でピンク色に染まっていました。

伊豆大島と同様、活発な火山を舞台に活動するガイドの皆さんと一緒に三原山を歩けて、感無量でした💕

今日のツアーの報告は、また明後日に!

(かな)
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