グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

動物園をガイドつきで回ってみたら…

2014年12月16日 | ツアー
昨日、旅行社の方達の視察旅行にガイドとして参加し、動物園にも同行させてもらいました。

植物園では樹木医さんの、動物園では獣医さんの解説を聞くことができました。

まずは植物園へ。

「この花は、花粉がないのでお茶に使われていました。」とか…

「日本は椿にわびさびを求めますが、外国に出ると華やかになってもどって来るんです。」とか…

花の名前の案内ではなく「へえ~。確かに!」と思うような説明をしてくれて、とても面白かったです。

続いて動物園へ。
カピバラやワラビーが口から草をたらして食事中でした。


カピバラってよく見ると、鼻は黒いし、足に黒いソックスをはいているようなユーモラスな姿なんですね。

カピバラは、園内でもとても人気者なのだそうです。

エミューという大きな鳥のケージの前では…

「この鳥の羽が2叉にわかれているので『羽を拾うと恋人同士が幸せになれる』と言われているのですよ」と教えてもらいました。

ケージの横に落ちていた羽を見ると…

本当だ~!
こんな羽、あるのですね。

驚いたのは、獣医さんが「お~い、〇〇××!」と何かの名前らしき言葉を発した時のこと。

遠くの方からラクダが歩いてきました。
ラクダって、名前呼ぶと来るのですね~。

温厚な、おばあちゃんラクダなのでそうです。

もぐもぐ…。

「餌やりのおすすめは豚です」と言いつつ、目を細め嬉しそうに動物達の話しをする獣医さん。


モルモットを膝にだかせてくれる時は、ちゃんとタオルがついてきました。

か、可愛すぎる…。

「ワオキツネザルは体温調節が下手なので、お腹に太陽の光を当てて暖まるんですよ。」とか…


「これは日本の野生の野うさぎで、盛岡から来ました。雪国のウサギは夏は茶色い毛だけれど、冬になると白い毛に生え変わるんですよ。」とか…


「猿山は、自然の溶岩地形を生かして作られているんです。」とか…


「猿山にかかっている橋は、サルが逃げ出さないように橋桁がないんです。揺れますよ~。」とか…

獣医さんの説明で、動物園が数倍楽しく回れました!
「ガイドって大事だなぁ…」と思った動物園ツアーでした。

最後に…
夕方近くに立ち寄った裏砂漠の写真を1枚。

とても素敵な空だったので!

(カナ)
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