グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

トビモンオオエダシャク

2015年01月21日 | 
今朝、雨が降る前に見つけました(雨は昼過ぎに本降りになりました)
今年初のトビモンちゃんです。

壁に張り付いていたので、

恒例の手乗りに。

白いラインがアクセント。

そしてこのもふっぷり!!


何度出会ってもホレボレするー。



去年は大型ガが少なくて寂しい思いをしたけど今年はどうかな?
たくさん出会えるといいな!

                             がんま
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ジオ研 フィールド学習会

2015年01月20日 | 火山・ジオパーク
1月17日(土)、初めてジオ研のフィールド勉強会に参加しました。
以前から参加したいとずっと思いつつ仕事で行けずにいましたが、ついに参加出来る日がやってきました!

朝9時に山頂口駐車場に集合。

この日の参加者は12名。
1986年の割れ目噴火の溶岩を乗り越え、割れ目噴火口まで行って帰ってくるとのことで・・・

こんなゴツゴツ溶岩地帯を歩きました。

ゴツゴツしているだけじゃなくて、山あり谷あり・・・

登っては・・・


下るということを、何度か繰り返しました。


「写真撮って~!」と、とても元気な先行組。


追いつくと、平坦な開けた場所に出ました。

しかし、遮るものがないと風が強い!
ゴツゴツ溶岩地帯では、風をほとんど感じなかったのですが・・・。

「植物にとってゴツゴツ溶岩は、強風を避けられる暮らしやすい場所なのだなぁ。」ということを体感しました!

さらにまた歩き続け・・・


ようやく、割れ目噴火の溶岩流が見える場所までやってきました。


「黒いねぇ。」「生々しいね。」と皆で感想を述べ合いながら景色を堪能しました~。


ちょっと足を休めた後、再び出発。
大きな凹みに沿って歩いたり・・・


渡れる場所を探したり・・・


時には大きな火山弾に見とれたりしながら・・・

折り返し地点の割れ目噴火口のそばまで、約2時間でたどり着きました。

わずかな休憩時間にも、みんなで地質図を広げて熱心にお勉強。

さすがジオ研メンバーです!

帰路も道なき道を歩いて帰ります。


途中で誰かが「あ!パホイホイ溶岩だ。」と縄模様の入った溶岩を見つけてからは・・・


みんなで岩の模様を鑑賞しながら歩きました。


道中「なにこれ~!垂れてる。○○○○みたい!」という発言も(笑)。


予定通り約3時間で、全員無事に歩き終わりました。

ジオ好き仲間との山歩き、楽しかった~。
機会があったら、また参加したいです!

(カナ)







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火山観測同行

2015年01月19日 | 火山・ジオパーク
先日、気象庁の火山調査に同行させてもらいました


風が少しある午後から雲が出てきました


まだ青空が出ていました


内輪は国立公園の特別区で基本 車の乗り入れは禁止ですがこの車は特別。しかし、観測地点までは溶岩の上を歩かなくてはたどり着けません


モアモア湯気がでています


穴が直線状に開いています


暖かいです


向こうの湯気まで歩きます。手前中央下には東大地震研の観測機器なのですが容器がお漬物の樽主婦の私は発酵して美味しい漬物出来そう~などと思ってしまいます(笑)


火口も温度変化が無いか観測


お鉢めぐりの剣が峰にこんな台が有るのを御存知ですか?


この上に車で持参した機具を取りつけて


地形の変化を観測します。温泉ホテル側や裏砂漠方面に有る反射機具に向けて観測します(歩いた時に有りました)




櫛形の内壁下にも湯気の出ている所が有ってここでも温度を測ったり月1回の観測だけではなく日々の観測の電池交換等も行っています


毎回同じ所を観測するのでマーキングしてあります。番号が書いてある所も有りました


火孔に有る観測機器 その先200メートル下は火口底です




火口底でも湯気が上がっています

素晴らしい自然と火山という危険をも含んだこの島に暮らすには大切な事ですね
本日も安全です
この安全を日々支えくれている沢山の人々がいます(しま)


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個性的で素敵なもの

2015年01月18日 | ツアー
寒かったけれど、久しぶりに風も弱く、空も青いという快適な1日でした。
今日のツアーのお客様は、急に仕事の休みが取れたという一人旅の女性。

山頂口駐車場からは、富士山も南アルプスも綺麗に見えていました!

でも夜の冷え込みで、黒い溶岩の上には、ところどころ霜が残っていました。

舗装された登山道は滑るだろうなぁ・・・と思って、今日は三原山は登らず麓の散策のみにして、裏砂漠を回ることにしました。

ツアー中、お客様がカメラを向けていた風景を、いくつか私も撮ってみました。

「遺跡好きの友人が見たら来たがるはず。」という感想が聞かれたのは・・・
1986年の噴火前に使われていた、元サウナ。

ここから噴気が上がっていた時代があり、有料サウナとして利用されていたようです。
(この建物に興味を持ってカメラを向けてくれた人は、初めてかもしれません。)

三原山の麓の、ちょっとした溶岩の隙間では・・・


その中で生えるアシタバを、見つけてくれました。

(私は素通りしていました・・・)

裏砂漠へ向かう低木林。

丸いトンネルが良い感じでした。

赤い椿の花越しの光る海と、椿の島“利島”

「この景色は良いですよね。」と言い合いました。

そして、今日も立ち寄った“”砂の浜では・・・

誰かが砂地に立てた、生き物みたいな木の枝。

なぜ“生き物みたい”かというと・・・
この枝には“顔”があったのです!

これ・・・

“竜”みたいで、かなり存在感がありました!
(この枝を立てた人の気持ちが良くわかりました~)

ところで、今日のお客様がツアー中に「今まで見たことがない。」とおっしゃっていたものが、2つあります。

そのうちの一つが、この“砂の浜”の砂でした。

フワフワで「低反発マットレスみたい」と表現されていた、靴がめり込む砂浜。お客様は山形県酒田市出身だそうですが、日本海の海岸にはこんなフワフワの砂はなく、もっと固いのだそうです。

実は昨年10月26日に追悼式に来島された糸魚川市長の米田氏からも、全く同じことを指摘されていました。その時も驚きましたが、今日も改めて驚きました。

伊豆大島では当たり前の、フワフワの砂浜。
私は海岸はどこもこんな感じかと思っていましたが、これってそんなに特別なのでしょうか?

それは溶岩が砕けて出来た砂だから?
では、他の伊豆諸島はどうなのでしょう?
疑問がフツフツと沸いてきました(笑)。

そして「今まで見たことがない」ものの2つめは、これです。

景色の中の黒い部分・・・どんどん形を変える“雲の陰”です。

裏砂漠では、白い雲と一緒に“陰”を探すのも楽しみです。
(右上の雲と左下の陰を一緒に写そうと試みましたが、これが限界でした~。)

お客様は東京での暮らしでも山形でも、見たことがないと語っていました。
確かに、私も雲の陰を意識するのは、開けた景色の中だけでかもしれません。

陰は遠くから見るとわかりますが自分が陰の中に入っているとわかりませんから、身近な場所で陰の動きを楽しむことができるのは、火山の噴火が広い景色を作っているからかも・・・。

「当たり前」になっている景色が、実は個性的で素敵なものなのかもしれないということを、毎回お客様の言葉から教えてもらっています。

(カナ)




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見に行ってきました。

2015年01月17日 | 
大島公園のエミューが卵を産んだと聞いて今日行ってきました。


どうですかこれ!
ものすごく綺麗な深緑色です。



卵の色にも驚きですが私はまるで恐竜のような足にグッきました。



卵を暖めるのはオスの仕事だそうで、私が行ったときは卵をクチバシで転がしてしばらくモゾモゾしていましたが・・・

しっくりきたらしい。



こちらがメス。

うん、オスと比べると毛深くなくてスッキリしてます。
顔つきもなんだか優しい感じ。



ラブラブな様子を隠し撮り(!?)


すぐ隣の囲いには別の1羽がいました。



オスメスはわからないけどなんがかオスのような気がするー。
オスとメスでは鳴き声が違うそうです。



10分ほどいて帰るころにはオスは無我の境地に達しようとしていました(まぁ、あったかくって眠いだけなんだろうけど・・・)


エミューの飼育場に行く途中にお知らせがありました。

無事に孵化するといいです。

                            がんま
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響く歌声

2015年01月16日 | 火山・ジオパーク
昨日の荒天で帰島出来なくなった西谷に代わり、急遽、三原山ガイドに行ってきました。

今日のお客様は、とちぎテレビ 「やま小屋へ行こう!!(仮)」 ロケ隊の皆さんです。

出演者は、”元たけし軍団 芹澤名人”そして、”登って歌えるシンガソングライター加賀谷はつみ”さん

芹澤さんは、前回の三原山噴火と同じ年(1986年)に放送が始まった
TBS系アトラクションバラエティ”風雲たけし城”
”オレたちひょうきん族”等、私も大好きだった人気番組に出演していた方です。

加賀谷さんは、日本全国の山を登りながら山小屋でのコンサートや山頂でのライブ等も行い
復興支援ソング等も歌っていらっしゃいます。
ご本人曰く、”シンガソングハイカー”との事・・・歌の世界に新たなジャンルを立ち上げたとても可愛い方です。

ただでさえ息の切れる3千メートル級の山にギターを背負って登り、歌うとはスゴイですね。

(そんな加賀谷さんのオフィシャルブログはこちらから )  
    http://ameblo.jp/kagayahatsumi/entry-11976392299.html

(待望のファーストフルアルバム”シンガソングハイカー”ご購入はこちら )
    http://shop.wmg.jp/shop/g/gWPCL-11475
        

さて三原山は、昨日の雨の影響を受け何時に無く沢山の噴気が上がっていました。
しかし、予想されていた風は殆ど感じられず視界も良好、まずまずのお天気です。

今回のロケ、事前(と言っても昨夜)に得た情報は・・・

温泉ホテルで待ち合わせ、山頂駐車場を9:00頃スタート
フルコースを4時間で回り、その中で ”三原山頂上で歌い、○○を作って食べる”というもの。

あまりここでツアーの様子をお伝えする訳にはいかないのですが、一枚だけ画像を


さぁこれから編集が進み、どの様な番組が完成するのか? オンエアーが楽しみです。


下記の放送が見られるエリアの方は、2月 第4週 お見逃しなく!


■とちぎテレビ   番組名:やま小屋へ行こう!!(仮)

毎週木曜日22時00分から放送開始! 再放送:毎週金曜日12時00分~12時30分


                                  By-柳場
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伊豆諸島は火山!

2015年01月15日 | 火山・ジオパーク
昨日諸用で東京に出て、今日島に帰るつもりが、午後の船も飛行機も欠航し帰れなくなりました。それで“島嶼会館”という島民向けの宿にこもって、午後からずっと資料を作っています。

伊豆諸島の火山の特徴を、わかりやすく簡単にまとめたいと悪戦苦闘中。
しかし・・・作っているうちに違いがはっきりしなくなってきます・・・ふう・・・。

ちょっとだけまとめたものを紹介します。

伊豆諸島には(おおざっぱにくくると)黒い溶岩の島と白い溶岩の島があります。

黒い溶岩の島は、粘りの少ない溶岩を同じ火口から何回も吹き出し、積み重なって大きな火山になり、白い溶岩の島は、たった1シリーズの噴火で終わってしまうシンプルな山を、いくつも作る傾向があるようです。そしてどうやらそれは、溶岩の粘り具合に関係があるようです。

伊豆大島
黒い溶岩の島。山手線の面積の1.4倍。人口8300人。
海面上に現れたのは2万5千年ぐらい前らしい。
若い火山が故に、地表の水はけが良くて川がなく、昔は水の苦労が絶えなかった。

最新の噴火は1986年、島中央の三原山火口からだけで無く、地面が割れて連なった火口ができる『割れ目噴火』がおこり、全島民が1ヶ月島外避難をした。

2013年10月、台風26号の大雨で土砂災害が発生。36名が犠牲に。

利島
黒い溶岩の島。山手線面積の0.06倍。人口約300人。
噴火開始年代不明。

宮塚山の火口から4000~8000年前の間に溶岩噴出。現在火口は木々に覆われている。
島の多くの土地が、椿を栽培するために人が段々畑を作っている。
観光ではなく椿と漁業が主要産業の島。

新島
山手線面積の約0.37倍。人口約2300人。
南部と北部に溶岩ドームが連なり、その間に積もった砂粒サイズの厚い火山灰の上に、人が暮らしている。

最終噴火は西暦886年。その時の大量の火山灰でしばらく人が住めない状況が続いただろうとされている。噴火間隔は長いが、噴火すれば激烈で、高温の灰、石、ガスが時には時速数100km以上で山を下り、海も渡ることがある。

大量の火山灰が積もって出来た美しい白砂のビーチは有名。

式根島
白い溶岩の島。山手線面積の0.06倍。人口約600人。
新島の“1シリーズしか噴火しない火山”の仲間で、一枚の厚い溶岩流で出来ていると言われている。

標高109mの平らな島で、周辺は崖に覆われる。

海岸線は溶岩のシワや、マグマ水蒸気爆発のあとが多数に入り江を作り、家族向けの海水浴場になっている。

西暦883年の新島噴火のあと長年無人島となり2年後に開島130年となる。
島の南側には海から湧き出す海中温泉がいくつもある。

神津島
白い溶岩の島。山手線面積の0.28倍。人口2000人弱。
溶岩ドームが18個以上連なっている。良質の黒曜石が有名で、縄文時代から本土と交易があったらしい。

838年(承和5年)に大規模な噴火。そのときの火山灰は富士山にも積もっていると言われている。
わき水が豊富で、森へ作業に行く時も水筒なしで行けたという。

三宅島
黒い溶岩の島。山手線面積の0.85倍。人口約2600人。
西暦2000年の噴火で以前からあったカルデラの上に、新たに直径約1.6kmのカルデラができた。

黒い溶岩が集落の約7割を覆ってしまった跡や、山腹割れ目噴火でできた丘、マグマが海水と接して発生する激しい噴火の火口地形がいくつも見られ、人の暮らしが火山と隣り合わせにあることが実感できる。噴火の後、再生する動植物の姿が感動的。

2000年の噴火によって全島民が島外へ避難し、4年5ヶ月の避難生活を送った。

御蔵島
黒い溶岩の島。山手線面積の0.32倍。人口約300人
6500年前にやや粘りのある溶岩が溶岩ドームを作った以外は長い間噴火しておらず、島周辺は全て最大500mに達する高い崖になっている。海底1500mから立ち上がっている火山で、海面上の山とあわせると2300m峰になっている。

噴火後時を経た森は巨木も多く、水が豊富で御蔵島産のミネラルウォーターまである!

八丈島
黒い溶岩の島。山手線面積の1.07倍。人口約8000人。
火山が西と東に2つあり、その中間の溶岩台地に人が住む。

東の火山は10万年、西の火山は1万数千年と年代に差があり、東は水が豊富で滝まであるのに西は乾燥しているという対比が面白い。

青ヶ島
黒い溶岩の島。山手線面積の0.09倍。人口150名前後。
1785年に起こった大噴火では島民100数10名が犠牲となり、200人余りが隣の八丈島へ逃れ、以後50年近く無人島となった。

島言葉で「ひんぎゃ」と呼ばれる水蒸気の噴出する穴が無数に見られ、サウナや蒸し料理に利用されている。


ざっとこんな感じですが・・・これって各島の特徴出ていますか?
作っているとわからなくなってくるので、そろそろ寝ます~。

では、また明日!

(カナ)
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ヤマガラさえずる

2015年01月14日 | 
今朝、開けていた窓からヤマガラのさえずりが聴こえてきました。
「おぉー、もう!?」と思いながら探しに行くと、いました。


見つけたときはここでなにかを食べていました。


そのあと飛んで



梢にとまって鳴き始めました。


あ。

「なに写真撮ってんの!」とにらまれてしまいました(笑)
これからは日一日と陽が伸びて、鳥たちのさえずりが増してくることでしょう。

                          がんま
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「火山 伊豆大島スケッチ」の風景を訪ねて。

2015年01月13日 | 火山・ジオパーク
今日は、私たちが「第2砂の浜」と呼んでいる海岸に嶋田と2人で行ってきました。
今回の訪問の目的は2つ。

一つは最近の地形の変化を見ること。そしてもう一つは、1月6日のブログで紹介した「火山 伊豆大島スケッチ」を元に、海岸の崖を観察することでした。

実は、大島に土砂災害をもたらした一昨年10月の台風後、一度も行っていませんでした。
「もう無くなったかな?」と気になっていた丸い大きな石は・・・

健在でした!
かなりギリギリな感じではありますが・・・残っていてくれて嬉しかったです。

さて、この海岸は本の中で、こんなふうに描かれていました。

そして絵の下には、以下の説明文が載っていました。
「S2は6世紀半ば山頂の南西側カルデラが陥没する直前に生じた岩なだれ。その下のTuは紀元前約760年よりも後の時代の土石流。Asは、外輪山山腹を今も流れつつある大量の砂。」

なるほど~。
と、言うことは・・・

この崖の下4分の1ぐらいは、紀元前の土石流!
人の背の高さぐらいありますが、こんなに大量の土砂が雨で運ばれたことがあったのですね。

そして上4分の3が、カルデラができた時のもの?確かに上2分の1はゴツゴツの大きい石が混ざっているけれど、その下は少し細かいような・・・ということは、最初に灰が厚く降り積もり、その後山が崩れて来たということでしょうか??

そしてこちらが“外輪山山腹を今も流れつつある大量の砂”?

これまた立派な厚さです。
これは継続して砂を流しながら、ゆっくり高くなったのでしょうか?

「スケッチは写真よりもわかりやすいけれど、やっぱり現場で説明を聞きたいね。」
そんな会話をしながら海岸奥へ進んだら・・・

驚いたことに、2年数ヶ月前に来た時にはなかった「洞穴」が出来ていました!

嶋田が穴の中へ入って観察し「何これ~!?」と、声を上げました。

穴をのぞいてみると、壁からオレンジ色の液体が滴っていました。


錆色の液体・・・何でこんなものが、滲み出てくるのでしょう?


黄色い物体も、壁についていました。

何?

同じ穴の中には、木も挟まっていました。

2000年以上前に、土石流に巻き込まれた木なのですね・・・。

海岸の地形は、波や風雨によって、どんどん変化します。
前回ここに来た時は、穴の中から景色が見られる日が来るなんて、考えもしなかったのに・・・。


こんな座り心地の良い椅子も、出来ていました。

お菓子や飲み物を置くのにちょうど良く・・・

のんびりリラックスすることもできます。

もう、気分は最高です!

さらに椅子の海側には、彫刻したような模様つき。

ちなみに3年半前のツアーでは、この模様は陸側にありました。
http://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/30266786658535e7ba8cc672f2d3bb5b
転がって、正反対を向いたのですね。

ふと気づいたら、頭上には亀の顔のような大きな石。

昔と形が少し、変わった気がします・・・。

水が削って作ったこの沢も、いつか火山灰や土石流で埋まってしまう日が来るのでしょう。

そんなことを考えながら景色を眺めたら、よりいっそう美しく感じました。

ところで「本の作者の田澤氏は、どの場所でスケッチをしたのだろうか?」ということが話題になり、嶋田と2人で“その場所”を探しました。

そして、ある岩を見つけました。
波打ち際にある、座り心地が良さそうな岩。

干潮の時なら、波をかぶることはなさそうです。
「きっとコレじゃない?」

岩に乗って、景色を眺めて見ました。

ううむ・・・かなり近い。

「微妙に違うけれど他には適当な岩がないので、たぶんこの岩だろう。」という話になりました。(真実やいかに?)

岩の上に立ったら、田澤氏がスケッチしていた時の、海の匂いや波の音、肌にあたる海風なども感じられるような気がしました。

面白かったです。
また時間を見つけて、スケッチされている場所を訪ねてみたいと思います。

(カナ)







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春の七草プラスワン(実食)

2015年01月12日 | 歴史・文化
春の七草は集まらなかったので私なりの七草を捜してみました


ほうれん草 私の年代ではポパイで有名な元気野菜


三つ葉


春菊 


葉大根 葉を食べる これは一応春の七草


カキナ 見た目よりは軟らかい


青梗菜 中華料理で有名


ツボクサ アーユルベーダーで若返り等の薬効が有ると言う。でも、少しにしておきます


母子草 これが本来の春の七草


八つ集めてしまいましたが構わずそのまま進めます。八は昔から縁起が良いと言われていますから

次は調理

この野菜たちは塩を入れ茹で  勿論その前に水洗い


アクが強い物も有るのでよく水に晒す


ワイルドさは要らないので食べよく切る


別におかゆを作る 今回は昆布だしで!


食べる直前に入れます。おかゆに入れて煮込む作り方も有るようです


やさしく混ぜて食べました。お餅を入れたりもしますが


春の七草なぜ集まらなかったのかと考えてみました。旧暦での行事、今年の旧暦のお正月は2月の19日なので七草は2月25日となりますので、その頃には七草達ももっと若葉が萌えだす頃となるでしょう  その頃再挑戦? (しま)


※1 ちなみに 昨日11日は鏡びらき お供え餅を下げてお汁粉にして食べたりします

でも、我が家では中のお餅は何故か芋餅にしてしまいました

※2 本日の三原山

昨日の強風が嘘のようによく晴れました


山頂駐車場より伊豆連山と富士山
手に取るように近くに見えました 写真ではイマイチ伝わりませんが綺麗でした
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