寒かったけれど、久しぶりに風も弱く、空も青いという快適な1日でした。
今日のツアーのお客様は、急に仕事の休みが取れたという一人旅の女性。
山頂口駐車場からは、富士山も南アルプスも綺麗に見えていました!
でも夜の冷え込みで、黒い溶岩の上には、ところどころ霜が残っていました。
舗装された登山道は滑るだろうなぁ・・・と思って、今日は三原山は登らず麓の散策のみにして、裏砂漠を回ることにしました。
ツアー中、お客様がカメラを向けていた風景を、いくつか私も撮ってみました。
「遺跡好きの友人が見たら来たがるはず。」という感想が聞かれたのは・・・
1986年の噴火前に使われていた、元サウナ。
ここから噴気が上がっていた時代があり、有料サウナとして利用されていたようです。
(この建物に興味を持ってカメラを向けてくれた人は、初めてかもしれません。)
三原山の麓の、ちょっとした溶岩の隙間では・・・
その中で生えるアシタバを、見つけてくれました。
(私は素通りしていました・・・)
裏砂漠へ向かう低木林。
丸いトンネルが良い感じでした。
赤い椿の花越しの光る海と、椿の島“利島”
「この景色は良いですよね。」と言い合いました。
そして、今日も立ち寄った“”砂の浜では・・・
誰かが砂地に立てた、生き物みたいな木の枝。
なぜ“生き物みたい”かというと・・・
この枝には“顔”があったのです!
これ・・・
“竜”みたいで、かなり存在感がありました!
(この枝を立てた人の気持ちが良くわかりました~)
ところで、今日のお客様がツアー中に「今まで見たことがない。」とおっしゃっていたものが、2つあります。
そのうちの一つが、この“砂の浜”の砂でした。
フワフワで「低反発マットレスみたい」と表現されていた、靴がめり込む砂浜。お客様は山形県酒田市出身だそうですが、日本海の海岸にはこんなフワフワの砂はなく、もっと固いのだそうです。
実は昨年10月26日に追悼式に来島された糸魚川市長の米田氏からも、全く同じことを指摘されていました。その時も驚きましたが、今日も改めて驚きました。
伊豆大島では当たり前の、フワフワの砂浜。
私は海岸はどこもこんな感じかと思っていましたが、これってそんなに特別なのでしょうか?
それは溶岩が砕けて出来た砂だから?
では、他の伊豆諸島はどうなのでしょう?
疑問がフツフツと沸いてきました(笑)。
そして「今まで見たことがない」ものの2つめは、これです。
景色の中の黒い部分・・・どんどん形を変える“雲の陰”です。
裏砂漠では、白い雲と一緒に“陰”を探すのも楽しみです。
(右上の雲と左下の陰を一緒に写そうと試みましたが、これが限界でした~。)
お客様は東京での暮らしでも山形でも、見たことがないと語っていました。
確かに、私も雲の陰を意識するのは、開けた景色の中だけでかもしれません。
陰は遠くから見るとわかりますが自分が陰の中に入っているとわかりませんから、身近な場所で陰の動きを楽しむことができるのは、火山の噴火が広い景色を作っているからかも・・・。
「当たり前」になっている景色が、実は個性的で素敵なものなのかもしれないということを、毎回お客様の言葉から教えてもらっています。
(カナ)
今日のツアーのお客様は、急に仕事の休みが取れたという一人旅の女性。
山頂口駐車場からは、富士山も南アルプスも綺麗に見えていました!
でも夜の冷え込みで、黒い溶岩の上には、ところどころ霜が残っていました。
舗装された登山道は滑るだろうなぁ・・・と思って、今日は三原山は登らず麓の散策のみにして、裏砂漠を回ることにしました。
ツアー中、お客様がカメラを向けていた風景を、いくつか私も撮ってみました。
「遺跡好きの友人が見たら来たがるはず。」という感想が聞かれたのは・・・
1986年の噴火前に使われていた、元サウナ。
ここから噴気が上がっていた時代があり、有料サウナとして利用されていたようです。
(この建物に興味を持ってカメラを向けてくれた人は、初めてかもしれません。)
三原山の麓の、ちょっとした溶岩の隙間では・・・
その中で生えるアシタバを、見つけてくれました。
(私は素通りしていました・・・)
裏砂漠へ向かう低木林。
丸いトンネルが良い感じでした。
赤い椿の花越しの光る海と、椿の島“利島”
「この景色は良いですよね。」と言い合いました。
そして、今日も立ち寄った“”砂の浜では・・・
誰かが砂地に立てた、生き物みたいな木の枝。
なぜ“生き物みたい”かというと・・・
この枝には“顔”があったのです!
これ・・・
“竜”みたいで、かなり存在感がありました!
(この枝を立てた人の気持ちが良くわかりました~)
ところで、今日のお客様がツアー中に「今まで見たことがない。」とおっしゃっていたものが、2つあります。
そのうちの一つが、この“砂の浜”の砂でした。
フワフワで「低反発マットレスみたい」と表現されていた、靴がめり込む砂浜。お客様は山形県酒田市出身だそうですが、日本海の海岸にはこんなフワフワの砂はなく、もっと固いのだそうです。
実は昨年10月26日に追悼式に来島された糸魚川市長の米田氏からも、全く同じことを指摘されていました。その時も驚きましたが、今日も改めて驚きました。
伊豆大島では当たり前の、フワフワの砂浜。
私は海岸はどこもこんな感じかと思っていましたが、これってそんなに特別なのでしょうか?
それは溶岩が砕けて出来た砂だから?
では、他の伊豆諸島はどうなのでしょう?
疑問がフツフツと沸いてきました(笑)。
そして「今まで見たことがない」ものの2つめは、これです。
景色の中の黒い部分・・・どんどん形を変える“雲の陰”です。
裏砂漠では、白い雲と一緒に“陰”を探すのも楽しみです。
(右上の雲と左下の陰を一緒に写そうと試みましたが、これが限界でした~。)
お客様は東京での暮らしでも山形でも、見たことがないと語っていました。
確かに、私も雲の陰を意識するのは、開けた景色の中だけでかもしれません。
陰は遠くから見るとわかりますが自分が陰の中に入っているとわかりませんから、身近な場所で陰の動きを楽しむことができるのは、火山の噴火が広い景色を作っているからかも・・・。
「当たり前」になっている景色が、実は個性的で素敵なものなのかもしれないということを、毎回お客様の言葉から教えてもらっています。
(カナ)