グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

モンスター

2017年08月21日 | 植物


モコモコ


グリーンモンスターです

前回噴火より30年 その後、火山性ガスも出てはいないし火山灰も出てはいないので植物は育ち放題木々の上に 蔓性植物が覆って又違う景色を見せています


松くい虫で生き残った松の幹は腹巻をした様です


もうすぐ枝先まで到達しそうです


電柱も危ない


家だって(一応倉庫ですが)
これって夏の暑さ対策になるかもしれませんね。でも、家が傷むのではないかとも思っています

これからセンニンソウが綺麗な花を咲かせてくれるのも、今咲いている話題のヒルガオ(外来植物)も蔓性植物

ぼ~としていると私もグルグルと絡みつかれてしまうかも?

絡みつかれなくとも 山帰来は別名サルトリイバラ、サルは捕まえることはできないが私は山で体を止められたことが何度も有ります。蔓に足を取られることも多いです
秋には蔓を採って何か作品を作りましょう(しま)
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夏ツアー続行中! その1

2017年08月20日 | ツアー
ツアー報告が溜まってきたので、印象に残ったことを少しずつまとめてみようと思います。

8月15日(火)
4泊5日のロングステイのお客様と、火口から裏砂漠までを1日かけて歩く予定でしたが、当日の天気予報は雨!

なんとか裏砂漠の景色だけでも見ていただきたくて、せっせと裏砂漠を目指しました。
細かい観察を飛ばして歩いた甲斐あって(?)、裏砂漠に着いた時はこんな景色でした!

ギリギリセーフな感じ(笑)

灰色の空に向けてシャボン玉を飛ばしたら、上空にアマツバメがどんどん集まってきました!

明らかにシャボン玉に興味を示しているようです。

20羽以上いたのではないでしょうか?
頭上をビュンビュン飛び交う姿に、みんなで見とれました☺️

この日のお客様は、シャチのぬいぐるみをお供に連れてきていました。

旅行に行く時は、いつも一緒とのことで…

ジャンプも一緒に!


男性はボクシングが趣味で、平日は毎日4時間ずつ練習しているとのことでした。

で、ジャンプもボクサーらしく…

雲にパンチが入ってました〜☺️

後半は、雨の裏砂漠を突っ切りました!

「なんでも体験してみたい」という意気込みが素晴らしいです!

雨の溶岩地帯もシットリしていて良かったです。

お客様は「すごいなぁ、こんな風に空と大地がマルっと見渡せるところがあるなんて!」とおっしゃっていました。
「なんだか雑誌記事の見出しになりそうだなぁ」とお客様の言葉のセンスに感心しました。

今度はぜひ晴れた日に、火口を見にきていただきたいです。

8月18日(金)
裏砂漠リクエストのご家族とのツアー。
この日は気持ちの良いお天気でした。

裏砂漠も比較的涼しい風がふいていました。

年長さんの女の子が、メチャメチャ元気でした。
溶岩でナニカを作成中。


完成〜!

怪獣かな?

なんども溶岩の上に駆け上り、あたりを見渡しては「動物たち」を見つけていました。

「ペンギンとゴリラとキリンとカバとライオンとサメとクジラと鳥がいっぱいとカンガルーがいたよ」とのことでした。
いっぱい見つけたね〜☺️

溶岩をカスタネットにして音楽演奏!

大きくなったら作詞作曲して歌って踊れる歌手になりたいそうで…

クネクネの木の森でも、ダンスを踊ってくれました!

楽しかったです☺️

ツアーにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

夏ツアー報告、まだまだ続きます〜。

(かな)
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ムナグロも来ました。

2017年08月19日 | 
16日の朝、万立(まんたて)で発見ナリ。

1羽でいました。


翌17日も同じ場所で見つけましたが同一個体かどうかはわかりません。

識別できるようなポイントがある画像は撮れませんでした(時間がなくて・・・)


そして昨日は弘法浜でキアシシギ1羽も見つけました。

流れ込んでいる沢(大金沢 おおかなさわ)で盛んに食べ物を探していました。
旅の途中の鳥たちの無事を祈ります。

がんま
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あんこ人形作り体験しました

2017年08月18日 | 歴史・文化
前々回の金曜日のブログで、あんこ猫借りれますと紹介した藤井工房さん。
波浮比咩命神社の祭りはすごかった!

先日また伺ったら、あんこさん人形の木彫り体験をしてる方がいました。




か、かわいい!!!!

ホームステイ中のKちゃんが、絶対やりたい!!と何回もいうので、
雨予報が続いた先日に行ってきました。
いつもなら絵はちょっと苦手…と敬遠するのですが、
図工大好きKちゃんに触発されて挑戦。

作り方。



椿の木とエゴの木と選べます。
やっぱり椿でやりたいね、ということで、固いといわれる椿を選択しましたが、
想像よりも、というか全く彫りづらさを感じませんでした。
Kちゃんも周囲が驚く器用さと集中力で、
危なげなく彫り上げました。


彫り終わった!



絵付け中は二人とも集中しすぎて写真撮るのも忘れていました。

完成!



椿柄の素敵な袋に入れてくれます。


やってみたら、木を彫っている間は無心で心落ち着き、
絵を描いている間はワクワクと創造であふれ、
一種の瞑想のような、とてもとても豊かな時を過ごすことができました。


Kちゃんは、これをきっかけに、「昔は水道がなかったから頭に桶を載せて水を運んだんだよ」
など昔の生活の事を話すと興味を持ってくれました。

壁新聞もつくってくれました。


大島を伝える頼もしい観光大使誕生です(あい)
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ナイトツアー in2017

2017年08月17日 | ツアー
夏休み期間中のみ、ひっそりと(?)ナイトツアーを行なっております。

HP上でしかお知らせしていないナイトツアーですが、虫が大好きな若い女性、虫が大好きな子供たちとご両親、3年目のナイツツアーリピーターの方などなど、様々な方にリクエストをいただいて、夜の伊豆大島で遊んでいます😀

ある時は、まだ小さなキリギリスの仲間がツリガネニンジンの花を食べていました。

この日はたくさん、花にとまっている同サイズ、同種の虫たちを見ましたが、この日だけで他の日は見られませんでした。

ナナフシは少ない日もありますが、多い日は10匹以上の見つかりました!

実は私、ナナフシと握手するのが好きなんです😀

キリギリスの仲間の羽化シーンにも2回、遭遇しました。
1回目は、やや小さく色も白っぽかったけれど…


2回目は色も濃くて、少し大きい(3cmぐらい?)個体でした。

長い触覚は折りたたまれて出てきて、この後伸びていました。

夜に活発になる虫たちに対して、昼活動する虫たちの寝姿が見られるのもナイトツアーの楽しさだと思います。

カマキリは葉の裏で動かず…

トンボも翅を広げたまま眠っています(写真ぼけてますが^^;)

多い時は1時間で5匹ぐらいのトンボが見つかりました!
が、全く見つからない日の方が多いかも(見つかった日はラッキーです!)

アゲハチョウもスヤスヤ。

これは今のところ1回だけの出会いです。

そして草地では、今年もショウリョウバッタたちが何匹も、卵を生んでいます。


昨日は雨で風も強く、虫があまり見つからないと思われる条件でしたが「それでも行きます!」という元気なカップルさんと、傘をさしながら歩きました。

そうしたら…

ショウリョウバッタたちは雨に濡れながら、卵を生んでいました。

「頑張るなぁ〜」と感心しました。

フキバッタも雨の中で子孫繁栄に励んでいました。


短い夏を必死に生きる生き物たち。
今日はどんな出会いがあるでしょうか?

ってことで、今日もナイトツアーに行ってきます!

(かな)




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アオスジアゲハ タンノ型

2017年08月16日 | 
アオスジアゲハには翅の文様に少し変化のあるものがいて、先月20日に初めて出会いました。

しかも交尾中!
奥の個体の斑紋がちょっと違います。



角度を変えて左の個体です。
翅先端の外側にひとつ余計な紋が入っています。
ここれが『タンノ型』というものです。
アオスジアゲハの斑紋変化では『エサキ型』というのが有名ですがその他に『ハンキュウ型』『サワノ型』などがあります。
エサキ型は以前嶋田がUPしています(記事の中では亜種となっていますが亜種ではありません)
私もエサキ型を見てみたーい!

ところでこの交尾中のペア、オスメスが簡単に見分けられるのです。
翅が傷んでいるほうがオスで綺麗なほうがメスです。
来年もたくさんのアオスジアゲハに出会えますように。

がんま



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2日間のツアー

2017年08月15日 | ツアー
一昨日〜昨日のツアー報告です。

一昨日は、お母さんと小学生の息子さんの1日ツアー。

雲が多く太陽の光が照りつけない、歩きやすい三原山でした。

明日葉の花の初咲きを発見しました!


雲が怪しげな動きをしていたので、あまり休憩を取らずに登り・・・
無事火口を眺めてから、いつもと違う場所で、おやつタイム。

普段歩いているときは意識してみていませんでしたが、探してみると結構座り心地の良い石が転がっていました。
三原山さん、ありがとう!

裏砂漠でも、石を枕に昼寝!

そして・・・

おお〜!

完全うつ伏せ!
この寝方は初めてです(笑)

最近雨や霧が多いせいか、ようやく森の緑青色のキノコも、キノコらしく成長しました😁


そして息子さんからの質問で、改めて考えたのが、この貝についてです。

これは樹海出口(入口?)あたりの草地に、何個か落ちている貝の殻です。
大きさといい、形といい、アフリカマイマイの殻にそっくりなのです。

今まで大島でアフリカマイマイを見たことはありません。
なのでこの白い貝は、誰かが食べた貝殻を捨てたのでは?などと考えていたのですが…
調べてみたら、この貝は夜行性で昼は土の中に隠れているようです。
と言うことは、もしかしたら夜の草地を這っている可能性もあるのかも???
(FBで、バイ貝ではないかとの意見もいただきました!)


続いて昨日は、同じ職場のお友達同士のツアー。
またまたTV番組を見ての、裏砂漠リクエストでした。

溶岩地帯では昨日も、新たな動物が2つ見つかりました。

「三原山を見ているゴリラの横顔」と…


「カエル」!・・・の正面顔!

毎日のように見ている景色の中に、新たな動物が見つかるのが「面白いなぁ」と思います。

昨日も、空は様々な雲に覆われ涼しくて快適な裏砂漠でした。


爽快〜!


サンダルの上に100円ショップで買ったと言う雨避けカバーを被せて、ザクザク歩くお客様。

結構丈夫なのだそうです。
サンダルに小石も入らないし…良いかも!

森を歩き終わった場所に…


タイワンザルの集団がいて、木を揺らし、ギャ〜ギャ〜鳴いていました。


キョンも目の前で、堂々と草を食べていました。

哺乳類との遭遇多し(^_^;)

ツアー終了後、買い物をしていたら、車の中にカメムシ幼虫がやってきました。

お面みたいで、超キュートでした!
(調べてみたら、ウシカメムシの幼虫らしいです)

と言うことで、様々な出会いが楽しい夏ツアー、続行中です😁

(かな)
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ツアー2つ

2017年08月14日 | ツアー
山に咲いていた百合(サクユリ)は終わりを迎えていましたが、人里は


タカサゴユリが咲き始めました
サクユリが大人の人でしたらこちらは中学生かな?と思わせる可憐な百合です


この道には特に沢山咲いています


山は霧がかかる日も有り、流れる霧の中、山が見え無かったりと様々な顔を見せてくれ 何回も登っている私でもとても新鮮です。しかし、ゲストの希望はかなわない(裏砂漠に行きたいのだけれど視界が良くないので変更し、視界が良く無くても楽しめる所へと変更します)


さあ どこをあるいているのでしょう?


楽しそうなのは写真で伝わると思います


いつもの


『うちのポチ』も紹介して(溶岩アート)
山頂のゴジラでは手に載せたり、キスしたり


毛虫を見つけたり(でも、少し潰されていましたが 合掌)


お~い どこまで行くの~(この日は霧が少なく念願の裏砂漠)


記念写真 背景がすごいでしょ?向こうから霧が迫ってきています

霧の日には霧の中で、雨の日には雨の中で、晴れたら暑いぞ!
それぞれの天候の中で楽しめることが沢山ありますし、面白いものを見つけられることもあります。みんなの目で捜しましょう?(しま)
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3回の「霧の裏砂漠ツアー」

2017年08月13日 | ツアー
今日は、3回分の「霧の裏砂漠ツアー」報告です。

8月10日(木)
TV番組で裏砂漠の景色をみて「今年はここに行こう!」と思って来島されたというご夫婦と。

この日も、水滴でレース編みのように美しいクモの糸が話題になりました。

しかし、ただ「綺麗」なだけではありませんでした。

お客様は「クモの巣を使って虫をとる方法」を教えてくれました。

子供のころ、棒の先の丸めた針金にジョロウグモの巣をつけて、虫をとっていたとのこと。
当時のことを再現してもらいました😁

黒と白のな〜んにもない裏砂漠の雰囲気を楽しんで・・・


帰りは溶岩地帯に「手塚治虫の横顔」を発見してくれました。

この風景の中に、顔があります!
どこにあるか、わかりますか〜?(ベレー帽を被っています)

う〜む・・・


この日はずっと霧で、森は普段よりもさらに幻想的な雰囲気でした。

この森の中で・・・

一瞬空が明るくなったのを、お客様が見つけて教えてくれました。

みんなで、キラキラ輝く空を見上げました😁😁

8月12日(土)
この日は2回、裏砂漠を目指して歩きました。

1回目は、3人の息子さん&ご両親と。
歩き始めが雨だったので、最初の説明はここで。


避難壕の中にはカタツムリがいっぱいいました😁

正確には数えていませんが10匹ぐらいいたような・・・。

溶岩地帯は霧雨でしたが・・・


裏砂漠に着く頃には雨は上がっていました。


風が弱くてシャボン玉が地面に落ち、久しぶりにこんな写真が撮れました。

ナンジャコリャ?(笑)

秋に咲くノコンギクの花が、もう咲いていました!

可愛かったです😁

2回目は、小学生の息子さんと&ご両親と。

息子さんは、前日のお祭りでもらったというウチワを持って、霧を仰いで歩いていました!

その甲斐あってか・・・

裏砂漠で一瞬霧がはれ、三原山がしっかり姿を現しました!

実はもっとはっきり見えたのですが、見とれていて写真を撮り忘れました^^;

すっかり良い気分で大の字になっていたら、あっという間に再び霧に包まれました!
で、帰りもずっと霧をウチワで仰ぎながら歩くことに・・・😁


お祭りのウチワが大活躍したツアーでした(笑)


森の中では、オオミスジコウガイビルの捕食シーンをお客様が見つけてくれました。

ミミズに巻きついて襲っています。
本では読んでいたけれど、実際に目にするのは初めてでした。

ミミズ、苦しそう・・・。

オオミスジコウガイビルは島内の様々な場所で目にしますが、大島のミミズは大丈夫なのでしょうか??

・・・ということで、毎回新たな「!」と出会えた「霧の裏砂漠ツアー」でした。

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(かな)
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アオモンイトトンボ

2017年08月12日 | 

こんなところにとまっているのを見つけました。
なんだか面白い~。
今年初のイトトンボです。

子供のころはもっとたくさん見たような気がするのですが今では1~2回見られればいいほうです。
出会えない夏もあります。





しばらくあちこち飛び回りましたがそーっとそーっと近付いてこんなドアップ画像が撮れました。



この個体はオス、メスに出会って命をつないでいって欲しいです。
(一昨日撮影)

がんま
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