一昨日、通信制大学で地理学を学び始めたという女性と、火口〜裏砂漠を歩いてきました。
特徴的な溶岩を観察し
溶岩越しの富士山を眺めたり
小枝に刺さった左巻きマイマイの殻(誰かのイタズラ?)で遊んだりしながら、
山を登り、無事火口に到着。
ここでお客様が「パーツで見ると、色々な色や模様があって面白い」とおっしゃったので、私もパーツ撮り。
確かに縞々が綺麗だし…
火口壁に映る影も、怪獣みたいで面白いですね☺️
この日の天気予報は、風速9m。
私の中では、”時々ビューッと吹きつけて大変だけど、まあ歩けるくらいかな”というイメージだったし、火口展望所では、むしろ想像より弱いぐらいの風だったのですが…
火口一周コースで一番高い「剣ヶ峰」に近づくにつれ、ものすごい風になってきました。
ロープに捕まらないと危険を感じるほどの風です!(下の写真、ロープが風でたわんでいるのが分かるでしょうか?)
持っていた風速計で測ったら、風速40m台が表示され、一瞬ですが「50m」という、私の観測史上初めての数字を表示してました!!(写真撮る余裕はなかった・・・)
少し落ち着いたところで記念写真。
噴気がほとんど見られない日だったのですが…
せっかく訪ねてくれたお客様に申し訳なく思ったのか(?)、いつもと違う場所からモクモクを奮発してくれました😀
三原山が風を防いでくれる場所を歩いて、美しいシマシマもよう(地層)のところで、2人一緒に記念撮影!
影ですけど(笑)
それから、再び風の強い場所(櫛形山の裾野あたりの稜線)へ。
ここでは、風速計が最大で36mを表示しました。(その瞬間は撮れませんでした…)
写真に撮れたのは32mという数字でしたが、これでも「猛烈な風」と呼ばれる範囲😅
でも、剣ヶ峰の風を体験した後だと、余裕で楽しめる感じでした😆
お客様は、自然地理と人文地理を学ばれているそうで、
いろんな火山観測機器も撮影されていました。
「火山島で、どうやって人が暮らしているか」に興味を持たれているようです。
スコリア(マグマの飛沫)の上の寝心地も、楽しまれていました😀
楽しく歩いた1日ツアーが終わった帰り道、ちょうど夕陽が沈むところでした!
美しい赤い色に惹かれて写真を撮ったら、なんと!
丸い火の玉が、灰色の雲に沈んでいくような、今まで見たことのない不思議な夕日!!
感動して太陽が沈むまで見届け、帰りはじめたら、今度は…
空に、マンガの”吹き出し”のような雲が浮かんでいました(この雲も初めて見ました)
吹き出しの中に「(楽しい1日を)ありがとう!」って文字を書きたいなあ〜と思いました☺️
本当に、良き1日でした(感謝)
(かな)