グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

オオバヤシャブシ

2024年02月19日 | 植物

丸々太った?オオバヤシャブシの雄花に感激(なぜに太ったと表現する?)

  暫く山には行かなかったら季節に置いてきぼりになったかと思っていたり

  

雌花が無いと慌てる友に  有るよ 枝の先

                      茶色のではなくパイナップルみたいなの!

ここは日当たるがよいと見えて雄花が大きくなったのですね、でも まだ花粉は出ていませんでした。(他の所はまだ固い蕾でした)

 

ことらは管理された椿です  発見!!!

 誰か寝てる

                       見られている

                 居心地が良いのかな 

 

私も出ようかな?

         ミセスはだめだって

 この日は若いあんこさんが多くいました。

 白い花びらの大島桜も咲き始まました(しま)

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照度計アプリ使ってみました!!

2024年02月18日 | 植物
明後日、地元の高校生たちのフィールドワークでガイドをさせてもらう予定です。
その準備のために一昨日、“ネイチャーガイド三福”の杉山さんと一緒に、森の明るさ(照度)を測ってきました。

実は朝になってから、私の照度計が電池切れしていることに気づき、電池を買いに行く時間がなかったので、スマホに照度計アプリを入れて出かけました。

12時が一番太陽の位置が高いと思われたので、11時に集合。
杉山さんはAndroidアプリ。 

私はiphonアプリを手に歩き始めたのですが…

普通に立っている位置から地面の明るさを測ったら、最初、値が全然違っていたのです!

「なんだこれ?」と言い合いつつ、二人でアプリを比べあい試行錯誤するうちに、地面に近づけて測ると、まあまあ値が似てくることや、Androidアプリの方を"Lux"ではなく"Fc"を選んで測るとiphonアプリとの差が少なくなることがわかってきました。(調べたら1Fcは10Luxらしく、なぜFcがiphonのLuxと値が近くなるかは謎です😅)

やがて光を測る面が違っているのではないか?ということに杉山さんが気付き、どちらのスマホも地面に置いて(iphonの方は自撮りカメラにして)測ることに。(私のスマホも並べていたので画像なしです)

なんとか計り方がわかったので、林床に光が当たっている場所を見つけ地面に置いて計測したら

「5261」という値が出ました!


続いて、やや広い道の、両側の木の影が重なっているところでは…

なんと光の量(強さ?)は100分の1に!

こんなに違うのですね!!

少し開けた、車一台が通れる程度の細い道の真ん中

4058!

ここで、杉山さんが、スマホを斜めにして、太陽の光に対して直角になるように持つと

寝かせた時の、倍ぐらいの光が当たることを発見! 

周囲5m以内に木がない場所では

寝かせた時は4691でしたが

斜めにしたら、1万を越えました!

日陰の数字53を「ご飯一杯分」だ仮定とすると、地面に太陽が当たる場所ではご飯が100杯になったり、ちょっと角度を変えるだけで、ご飯が200杯に増えたりするってこどですよね?(すごい〜)

帰り道、結構大きな水たまりができているのを見ていたら、私の大好きな“水鏡”の光を調べたくなり…
iphonアプリで撮影。

水面の反射の光は、全然大したことないのですね。
杉山さんも挑戦。

やっぱり光は弱かったです。

でも、太陽に向けたら…

☺️

スマホアプリは誤差もあるし正確な数字ではないかもしれませんが、太陽の光の影響を受けて生きる植物たちを、身近に感じるには十分なように感じました。

電池も新調したので、今度はアプリと照度計をくらべに行きたいです☺️

(かな)



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ヒヨドリが

2024年02月17日 | 
早咲きのオオシマザクラをじゃんじゃん食べていました。
撮影は11日です。

もうだいぶ咲いているだろうと大島公園のいつものオオシマザクラのところへ行ってみると。

うむ。
咲いてますね。
樹の周りではヒヨドリが10羽くらい飛び交っています。
蜜を吸っているのかと見ていると・・・

‼‼





花を食べているじゃあないですか!

オオシマザクラは。



かなり食べられた跡がありました。
ヒヨドリってオオシマザクラの花も食べるんですね。
前からそうでしたっけ?

花だけでなくツボミも食べていました。



調べてみるとヒヨドリがサクラの花の蜜だけでなく花そのものを食べる、というのは知られていることでした。
私は初めて見たような・・・(ここ数年のことをあまりよく覚えていない・・・汗 そういうお年頃なんです)
でももうすぐヒヨドリが食べても食べても追いつかないくらいのオオシマザクラが咲くでしょう。

がんま
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予想以上の強風と、不思議な夕日と吹き出し。

2024年02月16日 | ツアー
一昨日、通信制大学で地理学を学び始めたという女性と、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

特徴的な溶岩を観察し

溶岩越しの富士山を眺めたり

小枝に刺さった左巻きマイマイの殻(誰かのイタズラ?)で遊んだりしながら、

山を登り、無事火口に到着。


ここでお客様が「パーツで見ると、色々な色や模様があって面白い」とおっしゃったので、私もパーツ撮り。

確かに縞々が綺麗だし…

火口壁に映る影も、怪獣みたいで面白いですね☺️

この日の天気予報は、風速9m。
私の中では、”時々ビューッと吹きつけて大変だけど、まあ歩けるくらいかな”というイメージだったし、火口展望所では、むしろ想像より弱いぐらいの風だったのですが…
火口一周コースで一番高い「剣ヶ峰」に近づくにつれ、ものすごい風になってきました。
ロープに捕まらないと危険を感じるほどの風です!(下の写真、ロープが風でたわんでいるのが分かるでしょうか?)

持っていた風速計で測ったら、風速40m台が表示され、一瞬ですが「50m」という、私の観測史上初めての数字を表示してました!!(写真撮る余裕はなかった・・・)

少し落ち着いたところで記念写真。


噴気がほとんど見られない日だったのですが…

せっかく訪ねてくれたお客様に申し訳なく思ったのか(?)、いつもと違う場所からモクモクを奮発してくれました😀

三原山が風を防いでくれる場所を歩いて、美しいシマシマもよう(地層)のところで、2人一緒に記念撮影!

影ですけど(笑)

それから、再び風の強い場所(櫛形山の裾野あたりの稜線)へ。

ここでは、風速計が最大で36mを表示しました。(その瞬間は撮れませんでした…)

写真に撮れたのは32mという数字でしたが、これでも「猛烈な風」と呼ばれる範囲😅
でも、剣ヶ峰の風を体験した後だと、余裕で楽しめる感じでした😆

お客様は、自然地理と人文地理を学ばれているそうで、

いろんな火山観測機器も撮影されていました。

「火山島で、どうやって人が暮らしているか」に興味を持たれているようです。

スコリア(マグマの飛沫)の上の寝心地も、楽しまれていました😀


楽しく歩いた1日ツアーが終わった帰り道、ちょうど夕陽が沈むところでした!

美しい赤い色に惹かれて写真を撮ったら、なんと!

丸い火の玉が、灰色の雲に沈んでいくような、今まで見たことのない不思議な夕日!!

感動して太陽が沈むまで見届け、帰りはじめたら、今度は…

空に、マンガの”吹き出し”のような雲が浮かんでいました(この雲も初めて見ました)

吹き出しの中に「(楽しい1日を)ありがとう!」って文字を書きたいなあ〜と思いました☺️
本当に、良き1日でした(感謝)

(かな)
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大きく育て~~~。

2024年02月15日 | 植物
10数年前、ある事をきっかけに
民宿の畑に有る”ビワの木”を丸ごと一本頂きました。

畑なので、土も栄養豊富なのでしょう。
沢山の実が付いていました。

全ての実を採り終え、生食は当然ですが”ビワジャム”を作ったり
種は焼酎漬けにもしました。(杏仁の香りが付いてとても美味しいです。)

実の選別を、外の水道でやっていたのですが


その時周辺に散らばった種から芽生えた木がすくすく育ち
至る所にビワの幼木が・・・(メチャ簡単に芽が出るんですね。)



しかし、順調に何本かの木は育ったのですが中々花が咲きません。
このまま、実が付かないのかな?と思っていた2年前
ようやく花が咲きました~~~!


そして,昨年も多くの花が・・・ やがて年が明け花が落ちこんな感じに・・・


さて、そろそろかな?と言う訳で摘果


実を大きくするには、大胆に省かなくてはダメな様ですね。(もう少しかな?)

けっこう思い切りが要ります。(笑)



さて、今年も大きな実が生るか?     今から楽しみです。(笑)


 By GIBA



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防風林と海岸と牧場とメジロ〜!

2024年02月14日 | ツアー
視覚障害のあるお客様たちの再リクエストで、一昨日は椿のトンネルや海などに行ってきました。

最初に、海岸のそばにある椿の防風林へ。
背が高いけれど、風から畑をしっかり守ってくれる椿たち。
まずは、太くて立派な根に触ってもらいました。(この写真、お客様からいただきました)

杖では届かない高さに「2日前の森(カルデラ内の樹海)とは違う」と、お客様。

地面に落ちている椿の花を触って、「(花の形のまま散るので)柔らかくて、花の形がわかりやすい」とのことで…

全員一致の意見で、落ちていた花を、根の上に飾ってみました❤️

次に行ったのは、砂と石と溶岩が一度に体験できる海岸(野田浜)

波に削られて丸くなった、色々な石が落ちているのでめちゃ面白く、
丸くて薄くてスベスベのものや

タコ足のあるウィンナーみたいな石。

ちなみに、この石は座りも良くて、置物にしたいぐらいでした!

みなさんが「触り心地がいい!」とおっしゃっていたのがこちら。

小さい穴が空いているけれど、思ったよりもスムーズな触りごこちで、程よいサイズでした☺️

石のみならず、貝や海藻など、色々なものに触れて楽し〜😍

ジェットホイルのジェット音が過ぎ去ると、波が多めに海岸に打ちつけて…

その波音の変化も、気付かれていました。

「溶岩でできた島」を紹介したくて、溶岩にも触っていただきました。

溶岩の穴の隙間に入り込んでいた水嫌いな小さな貝(タマキビ)も紹介しました〜☺️


この日のティータイムは牧場のベンチで。

牧場の匂いに期待したけれど、風下だったのであまり匂わず…。
でも一瞬だけ、ほんわか牛の匂いがしました☺️

ほかに、巨木の根の先っぽの方に、人間の肘みたいな手触りの場所があると、教えてもらったのも目から鱗でした。

(お客様は全員、鍼灸師の資格があるとのことで、すごく納得しました)

満開の河津桜は、香りはなかったけれど

群れるメジロの声は、賑やかでした〜☺️

ということで、とても楽しい時間を過ごすことができました。
皆様、ツアーリクエストありがとうございました!!

(かな)
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火山と旬の花

2024年02月13日 | ツアー
一昨日、田中と一緒に、旅行会社の団体ツアーの皆さんと、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

早朝船で大島に着いて、すぐの出発だったので、スタートは午前7時前。
逆光で真っ黒な三原山を想像していましたが、山の上にかかった黒い雲のおかげで、山肌の黒い筋がしっかり見えました!

ラッキ〜❤️

山の麓の溶岩の上からは、この風景が見えて、

お客様の「ダイアモンド三原山だわ!」という声と共に、みんなで山を見上げました☺️

噴気も、目で見てわかるぐらい出ていたので

みなさん触って、火山の熱を感じていらっしゃいました。

火口では、いつも左側にかかる黒い影が、この日は右側にかかっていました。

2月の9時13分(日の出から3時間弱)って、この位置に影がかかるのですね!
ツアーで火口に来るのは、もっと遅い時間になることが多いので、私には新鮮な景色でした!

火口一周コースには、ところどころ雪が残っていて

私にとって、これも非日常。

嬉しくて、何枚か雪入りの写真を撮りました。😀

この日は雪の白だけでなく、なかなか盛大な噴気の白も眩しくて

皆さんと一緒に眺めました。


裏砂漠には行かずに帰るコースだったので、久しぶりに「観音様みたいな溶岩」を近くから眺めました。

百名山の登山を目指しているお客様と、目の前でクマに遭遇した時の話や、自然の中の「ハート形の場所(池だったかな??)」の話をしながら歩いていたら

最後の森で、「ハートの形」が目に飛び込んで来ました!

え…、ムリヤリ過ぎますか??💦
ハートに見えたのですけどねぇ…😆

お客様は、この三原山ツアーの後、大島公園で椿を見てから、伊豆半島の稲取に船で渡って、河津桜を見て帰ると言うことでした。
午後から、田中も私も椿の勉強会に参加するため、大島公園に行ったのですが、そこで椿を見学されているツアーのお客様たちに、お会いできました。
 
椿も順調に開花していたので、美しい椿の花も、楽しまれたことでしょう。

お客様にとって、旬の花と火山を見たこの日が、思い出に残る素敵な一日となっていますように!

(かな)
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14の橋

2024年02月12日 | その他

曇り空の中お出かけの帰り道、途中からパラパラ雨が降ってきました。(車だし 帰りだし心配はない)

 車の先に目を凝らすと

 

虹の先はどこに向かっているのでしょう

          (カメラを出してシャッターを押すまでに虹が消えてしまうのではないかとドキドキでした)

   しばし虹に見とれていると(いつ消えるかと見ていたが!) 

よく見ると虹はもう一つ(写真ではよく見えないが 写真に写っている車の上に出ています)

                               

虹って紫~赤、赤~紫なんだね!  なんだかうれしい気持ちで帰宅しました(しま)              

 

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豊かな時間

2024年02月11日 | ツアー
昨日、視覚障害のあるお客様二人&同行の方一人とで、裏砂漠まで歩いてきました。

椿の花の蜜を舐め

幹に触って、椿を体感❤️


足元の穴だらけの石は

かつては「泡の入った溶けた岩」だったことを、想像しながら撫でてみました😄

お客様は杖を使って、森の木の高さを確認。

そうか! こうすれば、目視よりも正確に樹高を測れますね!!(今度私もやってみよう!)

お客様の表現力が新鮮で、なんども立ち止まりました。
たとえば、足元の土がぬかるんでいる場所では、「水溶き片栗粉みたい」

マグマの飛沫が積もった場所は、「パン粉みたい」

オオバヤシャブシの雄花のツボミは、「指みたい」などなど。

(面白かったので、指と一緒に撮影🤣)

サルトリイバラのツルが這い回っている場所では

「針金みたい」という感想に、大いに共感しながら、みんなで触りまくりました。

😄

森の中のヒサカキの葉と

溶岩地帯に生えているヒサカキの葉に触って

溶岩地帯の方が、「薄くてまだ若い感じ」と、鋭い観察力を発揮されていました!

噴火後の大地に、いち早く生えてくるハチジョウイタドリ。

風に飛ぶ「翼」を持っているハート型の種子を紹介したかったのですが

軽くて小さいので、触って確認するのは少し難易度が高かったです。

足場の悪いところもある道を、せっせと歩いて、2時間弱で裏砂漠に到着!

風を感じた後は、みんなで「マグマの飛沫の上の寝心地」を楽しみました。

😄

色々お話ししながら歩いたら、お客様のうちのお一人は、なんと東京・浜松町にある「対話の森」のスタッフをされている方でした。
3年前に私自身が体験し、「光のない世界」がとても豊かであることを知って、感動したのでした。(その時のブログはこちら

そして昨日も、とても素敵な時間を、お客様と一緒に過ごすことができました。
幸せな時間の共有を、ありがとうございました!

(かな)
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シロハラ

2024年02月10日 | 
この冬もたくさん来てくれています。
アカハラと同じく、道路脇の落ち葉が積み重なったところをほじくり返して食べ物を探している姿をよく見ます。
昨日もその場面に出会いました。
車の中からの撮影です。





私の車には気付いていますがそのまま食べ物探しを続行しました。






何度か獲物を飲み込む様子が確認できました(写真には撮れませんでしたが)




とても健康状態がよさそうです。
食事の邪魔をしないようにそっとこの場を離れました。

がんま
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