グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

鈴なりのメジロたち❣️

2024年02月09日 | 
東京都都内に大雪が降った日の翌日(2月6日)、伊豆大島では「河津桜」の花が目につき始めました。

「もしかしたら、あの場所の桜が綺麗に咲いているのでは?」と思ったので、行ってみました。

期待通り、海を背景に可愛いピンクの花が目一杯咲いていました。

そしてなんと、花から花へ、たくさんのメジロが飛び回っているではありませんか!

前日までの嵐で、空腹だったからでしょうか?
チュルチュルチュルチュルさえずりながら、嬉しそうに花の蜜を吸っていました。

このポーズ!
体幹鍛えられていて、すごいですね〜🤣

花に夢中で人間の存在は眼中にないらしく、すぐそばまで来てくれたので感動しました。

スマホで、こんな写真が撮れるとは!

鈴なりのメジロたち❣️

では、クイズです。
写真には何羽写っているでしょう〜?😄


※私には9羽見えるのですが、皆さんは、いかがでしょうか?

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オンラインツアーに向けて 元町編

2024年02月08日 | その他
4月21日に予定しているオンラインツアーの準備のために
元町のことを調べました。

元町出身のジオガイド 菊地さんにzoomでお話を伺い、再確認したのは、
「便利さの裏側には困難もある」ということ。

元町は、大島の中でも平らな土地が広がり住みやすく、島の中心地として栄えていますが、
数々の災害が起きている地域でもあります。

「一人の人が人生の中で何度災害にあっていることか」というお話を聞き
鈴木毅彦・市古太郎編著『伊豆諸島の自然と災害』(古今書院、2023)に掲載されている


こちらの口絵を思い出しました。


幾度にも渡り、元町地区で噴火・台風・大火などの災害が起きてきたことを物語っています。

元町港から眺めると


2013年の台風による土砂災害の爪痕が10年経った後もあらわです。


パノラマモードでも撮ってみました!
平らに広がる大地だからこそ住みやすいのが伝わるでしょうか?!


火山の島に住んでいるからこそ災害も多い、
でも日本列島はある意味、どこでも災害が起き得ます。

日本人が持っている「自然とともに生きる」という感覚は
時には脅威にもなる災害の経験からも受け継がれているものなのかもしれません。

住んでいる土地のことについて知ると
いろいろな出来事が繋がっているのを実感します。

「知るって楽しい!」と思えるオンラインツアーの実現に向けて、
引き続き、準備をがんばります〜!

(ユリカ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロゼフローラの絨毯

2024年02月07日 | 植物
椿花ガーデンさんのFBページに、毎日のようにピンク色の椿が地面一面に散っている写真が載るので、気になって昨日、見に行ってきました。

この看板の先に

まるでピンクの絨毯を敷き詰めたかのような景色が見られます。

この散り方は、全く自然のままで、人が動かしたりはしていないのだそう。

山下さんは「(自然の)芸術ですよ」と、おっしゃっていました😀

「ロゼフローラ」は、直径2cmぐらいの小さな椿です。

この控えめな可愛さ、かなり好みです☺️

花瓶にどっさり生けるのではなく、枝も生かして花器に飾ったら似合いそうですよね。


咲く花もよし、

散った花もよし

でも私としては、やはりこの角度から撮りたいです。

「椿たちが根を伸ばして、たっぷり栄養を取り込めるように」と、地面に穴を掘り、落葉や花を入れて腐らせて「土」を作っているのです。椿花ガーデンには、この穴があちらこちらに掘られています。

花が綺麗なのはもちろんですが、椿花ガーデンに行くと、山下さんの椿への愛がいつも感じられて、心地よい時間を過ごせます。

伊豆大島にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください〜☺️
(受付で山下さんに、”いま、おすすめの花”を聞いてから、歩かれることをお勧めします!)

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょうどいいサイズ感

2024年02月06日 | ツアー
2月3日、千葉県からお越しのご夫婦と、火口を一周してきました。

お二人は、前日に伊豆大島の森でスダジイの観察・調査をされ、ツアー日の午前中には火山博物館で千葉先生の解説を聞かれていたとのこと。

「三宅島、八丈島では、10年ほど前からスダジイタマバエが大発生し虫こぶができて、ドングリがほぼ見られない状況で、伊豆大島にも被害が拡大する可能性がある」という話を聞きながら歩いていたら…

なんと、たくさんの虫こぶがついているハチジョウイヌツゲを見かけました😅

ゴミを見つけては拾ってくれるお客様で、いつもよりやや足元に視線を向けて歩いたら…。こんなものも目に入りました。

キョンの子どもの頭蓋骨かな??(最近三原山の上でも、時々キョンの姿を見かけます)

房総半島を見つけて、嬉しそうなお客様たち

私も、対岸から伊豆大島を見ると心ときめくので、気持ちがよくわかります。

この日は雲が多いながらも、反射で光る海が美しく

遠くまで見渡せて快適でした。

千葉先生の話を聞いて、火山に親しくなっていたお客様は、火口周辺に飛んできた溶岩を観察したり

暖かい地面に触ったりと、とても楽しそう☺️


さらに火口一周コースを歩いていたら、なんと…

太陽の光がスポットライトのように、房総半島を照らしているではありませんか!!

素晴らし〜!!

バンザ〜イ❤️💞

午後のスタートだったのと、雲が多かったので、オレンジ色の光の反射が超スペシャルで

「リスに見える溶岩」も、影絵芝居の主人公のようでした☺️

日没の少し前に、火口一周コンプリート!

お客様は、午前中に火山博物館イベントに参加されていたので、「イベントに参加して、30分でこの景色を見られるなんて信じられない!」と感動されていました。(確かに…このサイズ感は、伊豆大島の魅力かもかもしれませんね)

とても楽しく、美しい一日でした。
ツアーご参加、ありがとうございました!

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなんでました!

2024年02月05日 | 植物

頂き物の野菜に おまけ?としていた幼虫さん 夏に食べたアイスのカップに入れて

 野菜を食べているときは 写真と違ってみずみずしいものをあげていました

蛹になって食べなくなってからはそのままになった。(じゃあ片づけたら? 乾燥防止の為そのままにして)

 蓋をして寒いかな? 寒いよね?    炬燵に入れてあげました。夜は消して 私が暖まる時だけですが(迷惑だったかな?)快適だったかな?

2週間ぐらい経ったころ 蓋を開けたら 大人しく羽化していました。(羽化して間もないのだろうか)

  どこへ行こうか考えている?

 

※炬燵に入れていると言えもう一つ”テレビのリモコン”古い機種の為か近頃反応が遅い! それでも炬燵で温めると反応することが分かった。

 リモコンも寒いのが苦手?(しま)  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉先生とのフィールドワーク

2024年02月04日 | 火山・ジオパーク
2月2日(金)、赤色立体地図を発明し、伊豆大島の1986年噴火を間近で見て、その後の調査や住民の避難などにも関わった千葉達郎先生による、ガイドスキルアップのためのフィールドワークが行わました。

この日は、江戸時代や戦後すぐの1950〜51年の噴火、86年の噴火の溶岩たちを訪ねていきます。歩き始める前に、千葉先生から凹凸がクッキリわかる(赤色立体地図(OpenHinata)の使い方を、教えてもらいましたが

「自宅ではできたのに、現地では重くて画像がでない」など、悩むガイドが多かったです😅
(私はバッテリーの減りが怖くて、千葉先生に見せてもらうことに😆)

歩き始めてまもなく、以前から謎だった“植物が生えないエリア”で、千葉先生の説明が始まりました。

ここは、噴火で流れてきた溶岩の地表面が冷えて固まってきた所の下に、後から流れてきた溶けた溶岩が入り込み下から持ち上がった場所だとのこと。
持ち上がったときに溶岩の周辺が割れ、凹みができるのだそうで…

確かに、落ちたら怪我しそうな凹みがありました!

(驚)

こちらの立派な凹みも、出来方は同様らしく

地図にしっかり表示されていました。(+印が現在地)

こんなに凹凸がしっかりわかるとは…凄い時代になりましたね!

こちらも溶岩の凹み。(人が立っている草のあるところが窪んでいる場所です)

以前、「火口かも?」という話も出ていた場所ですが、穴の周りに積み上がった様子が見られないので、火口ではないだろうとのこと。

へ〜!!(面白いです)

普通なら、10〜15分ほどで到着する溶岩丘の所には、歩き始めて1時間ほどかかってしまいました😆

37年前の噴火当時、千葉先生はこの丘の上あたりで三原山に向かって伸びる亀裂を発見し、その後、すぐ近くで割れ目噴火が始まったのだそうで…。この日の目的は、その時できた亀裂を探すことでした!

「足元の穴だらけの小石(スコリア)は、割れ目噴火が始まってまもなく降ってきたもので、その後の飛沫はほとんどが東側(風下)に降った」と教えてもらいながら、亀裂探しに出発したのですが…

「お! この溶岩かっこいい!」とか

「曲がっている溶岩チューブだ」とか

「かっこいい火山弾だ!」とか、言っては集まるので、なかなか先へ進みません🤣

実は私もヒッソリ、「お! この岩の隙間、ストック置きに良さそう」と思って試したりしながら遊んでいました。

😆

千葉先生が、かつて「芯チョコ」と呼んでいたという、赤と黒が混ざった石の秘密も教えてもらいました。

最初はそれぞれ独立している気泡が、時間が経って泡がくっつき、酸素が増えることで赤くなるのだそうです。(確かに赤い部分の方が、気泡が大きかったです)

いっぱい質問したり観察したりしながら、今は草原となった溶岩の丘を歩き回り…

GPSと記憶をたよりに、ついに「37年前に亀裂を見つけたであろう場所」に辿り着きました!

「この場所だと思う」と言って、石の上に立つ千葉先生を、激写する(?)参加者たち😆
千葉先生が、この日にみつけたかった1センチ幅の当時の亀裂は、残念ながら見つけられませんでした。

色々な謎が解けて、とても楽しい半日でした。
最後に、そんな皆さんを、なぜか昭和新山国際雪合戦の軍手と溶岩と一緒に1枚。

千葉先生、ありがとうございました!!

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハジロカイツブリ

2024年02月03日 | 
28日、鳥仲間から「波浮港に見慣れない鳥がいる」と連絡があり見に行ってきました(同日の撮影です)

かわいい正面顔が撮れました。


上に反ったクチバシが特徴です。


オオバンと一緒にいる場面もありました。


澄まし顔。


ブルブルしてるとこ。


オオバンに話しかけているとこ(?)


羽繕い中に萌え萌えのあんよを見せてくれました。


私がハジロカイツブリを見るのはこの時以来です。

がんま
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジオオンラインツアー、第3期始まります!

2024年02月02日 | 火山・ジオパーク
ジオオンラインツアー、ついに2月から第3期が始まります!

今回は北海道から九州までの11ヶ所のジオパークと、ジオパーク以外の座間味(沖縄)、身近な里山など、多様な地域の多様なジオ旅が楽しめます。(伊豆大島からも「3つの港を巡るジオ旅」を、4人のジオガイドが登場してご案内する予定で準備をすすめています)

2月12日(月)はスタート回で、火山好き女子のトークイベント+全13回の予告編が開催されます。

火山に❤️を奪われた女子たちは、その後、どのような「人生の旅」を歩んでいるのでしょうか?そして今後始まる13回ツアーの見どころとは?…などなど、楽しい時間を過ごせると思います。

参加費無料で見逃し配信もありますので、ぜひお気軽にお申し込みください!
お申し込みはこちらです。

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オンラインツアーに向けて 波浮編

2024年02月01日 | その他
先週の金曜日にオンラインツアー の準備のため、
波浮に下見に行って来ました〜!



まち歩きに最高の天気でした☀️

波浮在住のジオガイド 金川さんにオススメの場所をご案内いただきました!


地元をよく知るガイド同士の会話はディープです。


道の両脇をよく見ると火山好きにはたまらない石の数々!


歩く向こうには


伊豆の島々が!
この角度で見えるのは波浮ならではです♡


ここの両脇の壁も左右で使われている石が違います。


地元の石をなでなで☺️


そして、波浮ならではの、この景色!


船がちょうど入港するところでした


そして横を見れば大きな石がめりこんでいます


ただ、歩いただけではわからない風景の秘密を
地元ガイドと一緒だと数倍楽しめるということを
あらためて味わいました!



この景色に何が隠されているのか!
オンラインツアーをお楽しみに〜♡

(ユリカ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする