「日本さくら名所100選」には愛知県から4ヶ所選ばれているが、その一つである五条川堤の桜並木は、両岸二十数キロにわたって3500本とも4000本とも言われているソメイヨシノが植えられているそうで、主に大口町から岩倉市の間は花見客が多い桜の名所になっている。これほど長い桜並木はおそらく日本屈指ではないだろうか。五条川は川幅があまり広くないので、両岸から覆い被さって咲いている桜並木は壮観だ。以前から一度見てみたいと思いながらも、駐車場所が限られているので行くのを躊躇っていたが、先日、少し散り始まった満開の桜を大口町内で見てきた。
音羽川は豊川市の音羽町から御油町と御津町を流れて三河湾に注ぐ小さな川であるが、その両岸には約600本のソメイヨシノが植えられており、東三河の桜の名所の一つになっているようだ。松沢寺の山桜を見た後で、たまたま通りがかったら満開の桜並木が見えたので、暫し桜並木を散策した。