閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

田んぼアート

2009-08-10 | 農村風景
去年の8月19日に、安城市と西尾市の「田んぼアート」を載せたが、今年はどういう“絵”が見られるだろうかと、先週初めに見に行ってきた。田んぼアートは、水田をキャンバスに見立て、古代米などの葉の色が異なる稲を植えて“絵”を描くものだ。

今年で5年目だという西尾市の田んぼアートは、いつもと同じ「西尾市いきものふれあいの里・ネイチャーセンター」の横の水田に、テントウムシの“絵”が描かれていた。去年は蝶だった。毎年、地元の小学生が田植えをしているそうで、田んぼアートが始まった年から動物シリーズが続いているようだが、今年のテントウムシもなかなかの出来映えだ。既に稲がかなり伸びていて見難いが、手前の濃褐色の帯状の部分には、「田んぼアート V」という文字が描かれている。




安城市の田んぼアートは、今年で3年目らしいが、去年と場所が変更になっており、「安城産業文化公園・デンパーク」の斜め向かい側の水田に移動していた。去年の“絵”は宝船だったが、今年は風車だった。隣の「デンパーク」にある風車をモチーフにしているのだろう。風車の上の方に見えるもう一つの“絵”は、トラクターのようだ。途中で急に雨が降り出し、せっかくの田んぼアートを青空を背景にして撮れなかったのが残念だが、この場所は、やや高台になった道路から眺められるので、去年よりも全体がよく見える。



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3 コメント

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田んぼアート (鋭理庵)
2009-08-10 10:35:08
遊び心を育てる意味では良いかも知れませんが、純農業振興の意味ではお米の収穫がその分減るわけで、食料自給率の低い日本としては、何となく考えさせられます。
それとも、安城市の地域農産物の宣伝になるから良いのかしら?
それと、黄色の部分の農作物は何なんでしょうね?菜の花のシーズンではなそうですし....。
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Unknown (閑人)
2009-08-10 19:23:06
葉の色の違う稲が図案化されて植えられているそうですから、黄色い部分も稲の筈です。色の違う古代米も収穫されて食べられますから、収穫量が減る訳でもないと思いますが・・・。
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古代米 (鋭理庵)
2009-08-11 00:06:44
無知はおそろしいですね、色の違う稲があるのですか...、農業にまったく携わったことがないから、黒いところも、刈り取った跡ではなく、黒い稲。
驚きです。
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