摂食嚥下支援加算の摂食嚥下支援チームや外来及び在宅における栄養食事指導における継続的なフォローアップに続いて回復期リハビリテーション病棟で管理栄養士を配置することが望ましいと、医療でも栄養に注目してきた。
摂食嚥下支援加算の摂食嚥下支援チームや外来及び在宅における栄養食事指導における継続的なフォローアップに続いて回復期リハビリテーション病棟で管理栄養士を配置することが望ましいと、医療でも栄養に注目してきた。
今回の診療報酬改定の特徴の1つがオンラインだ。退院時共同指導料でのカンファレンスもオンラインを認めた。
今回は注1と2の1だけだがそのうち注2の3まで拡大されるだろうから、居宅介護支援事業所でもテレビ会議の準備をしておきたい
かかりつけ薬剤師指導料などにより調剤薬局とケアマネジャーとつながるが、今回改定で地域支援体制加算の要件がさらに地域との関係を重視する方向に改定された。
これで利用者の服薬管理に薬剤師を活用しない手はない。
利用者の中には口から食べられず経管栄養による方もいるが、そうした方で口腔疾患があり口腔ケアが難しい場合、歯科医師等で口腔衛生状態の改善した場合、非経口摂取患者口腔粘膜処置100点があらたに報酬とされたので、該当する利用者がいたら歯科に相談したい。
摂食嚥下のリハでも口腔内に問題があると食べられない。そこで虫歯治療後も他に虫歯の恐れがあるときの治療に歯科疾患管理料・口腔機能管理加算が前回改定で設けられたのに続いて、歯周病安定期治療の対象となっていないが歯周病を有する患者に継続的な治療を行ったとき歯周病重度化予防治療として1歯以上10歯未満で150点、10歯以上20歯未満200点、20歯以上300点を付けた。
外来栄養食事指導を加えてこれで栄養に関する治療は完結するので、ケアマネジャーのこの一連のつながりを理解したほうがいい。
医師、看護師、言語聴覚士、薬剤師、管理栄養士等で構成される摂食嚥下支援チームは、カンファレンスの結果に基づき、リハビリテーション計画の見直し、嚥下調整食の見直し、摂食方法の調整や口腔管理等の見直しを行い、必要に応じて患者又はその家族等への指導管理を行う。
ゆえにケアマネジャーにとって必要な連携先といえるだろう。
今回の診療報酬改定で摂食嚥下に対して経口摂取回復加算に加え多職種のチームで行った場合、摂食嚥下支援加算200点週1回ができた。
ケアマネジャーの担当している利用者で食べられないといった人がいたら、加算の算定要件は知らなくてもいいから、病院に摂食嚥下支援チームがありますかと聞くといい。
今回の診療報酬改定にある同一薬局の利用促進では重複投薬への対策になる。たとえば複数の医療機関から出された処方せんを患者からまとめて受け取った場合100分の20加算、かかりつけ薬剤師指導料でなくてもお薬手帳に薬局名を記載するよう促すなどが内容だ。
かかりつけ薬剤師を推進するため点数を73点から76点へ上げた。同じくかかりつけ薬剤師包括管理料も281点から291点に。
条件は患者のプライバシーを配慮していることだ。
このことはかかりつけ薬剤師の役割を推進する方向にあり、在宅で薬剤師の存在に期待したい。
条件は患者のプライバシーを配慮していることだ。
このことはかかりつけ薬剤師の役割を推進する方向にあり、在宅で薬剤師の存在に期待したい。
複数の医療機関を受診する患者の重複投薬6種類以上の内服薬を薬局で患者の服薬情報を一元的に把握し、処方医に重複投薬等の解消に係る提案した場合に服用薬剤調整支援料2 100点(3月に1回まで)報酬をつけた。
これで高齢者の重複薬の解消がさらにできる。
これで高齢者の重複薬の解消がさらにできる。