令和6年度同時改定に向けた意見交換会の第2回目では認知症についても議論され、切れ目のない支援体制の構築、専門職の対応力向上を図る方策を検討の視点とし、さらにそれらを実施するための情報の扱いにも検討としている。
令和6年度同時改定に向けた意見交換会の第2回目では介護施設等の医療提供体制が取り上げられ、検討の視点として介護医療院での生活の継続、老健の在宅療養・在宅療養支援機能、特養での医療が、GH棟の医療ニーズへの対応が検討となりそうだ。
第1回令和6年度同時改定に向けた意見交換会で示された検討の視点は今後の審議に行かされるのかと思う。医療介護障害サービスの連携では医療に生活を介護にはより医療を求め、そのための情報提供や連携を、そのためには主治医がより「生活」に配慮を検討の視点に挙げているように見える。
令和6年度同時改定に向けた意見交換会の第1回目に出された医療介護総合確保即位審会議の資料においてケアマネジメントが扱われている。
ケアマネジャーについて改めて地域包括ケアシステムの重要な役割を担うとしたうえで適切なケアマネジメント手法の普及定着、介護情報の体系化、データベース化によるケアマネジメントの質の向上、かかりつけ医との連携、入退院時から介護までの総合的ケアマネジメントの推進、ICTによる業務効率化を挙げる。
令和6年度同時改定に向けた意見交換会で扱うテーマとして医療介護障害の連携、リハビリテーション・口腔・栄養、急性期入院医療、施設での医療、認知症、看取り、訪問看護、薬剤管理を挙げて議論をしたが、この交換会では報酬の具体的な方針は決めないとしている。