介護職の意識調査

レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する介護業界に特化した人材支援サービス『きらケア』は「きらケア介護白書2022」を公表した。
全国の介護士18歳〜69歳の男女2145名に「介護士の職業実態」について、介護事業所に勤める採用担当501名に「介護士の雇用実態」などについて調査を行った内容となっている。
白書の全文は以下
https://job.kiracare.jp/lab/article/1954/
民間の調査だか参考になる。

５０歳未婚率

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると５０歳での未婚率、男性で２８．２５％、女性１７．８１％と発表。男性は東京（３２・１５％）が最高。埼玉（３０・２４％）、神奈川（３０・０７％）が続き、首都圏が高い。女性は東京（２３・７９％）、高知（２１・１３％）、大阪（２０・６０％）。
３０年後の日本社会に公的な制度だけでなくビジネスにも影響を与える。

介護をテーマの小説を募集

幸せな本を創るを標榜する出版社opsol bookがハナショウブ小説大賞の第１回で介護をテーマとした小説を募集している。
大賞、金賞、銀賞などで書籍化も。応募期限は２０２３年３月３１日まで
https://opsolbook.com/hanashobu_novel/

シンガポールのケッペル中国で老人ホーム

シンガポール政府系複合企業ケッペルは中国南京で老人ホームの事業を行うという。単にビジネスなのか他に含みがあるのか、今後の事業に注目。

事業環境は変わった

世界的にコロナ対策が終わったためインフレの対応で各国が公定金利を上げたため日本では近年にない円安となり、ウクライナの影響でエネルギー関連の輸入価格が上昇の影響で日本はここ数十年聞かなかったインフレに入った。日本でもコロナ対策緩和による経済活動が活発化、ともない人材不足に拍車がかかっている。人材派遣の時給１千円超えは当たり前、長期の人材確保のために時給２千円という例も出てきた。
加えて日銀の緩和政策の転換もあり、日本の経済は激変している。
来年はアメリカ、中国では金利引き締めで景気後退が予想されるなか、介護事業も例外ではいられない。

長寿県沖縄の神話崩れる

厚労省が発表した２０２０年都道府県別生命表で沖縄の男性の平均寿命は８０．７３歳の４３位、女性は８７．８８歳の１６位となった。
子どもが多く年寄りも多いことでしられていた沖縄の事情が変わってきた。沖縄は死因別死亡率で飲酒の影響が出やすい肝疾患が男女で１位、糖尿病、高血圧性疾患も上位にある。
琉球新報、沖縄タイムスが危機感を報じた。

介護従事者のお金事情

はぐくみ基金で有名なベター・ブレイスが行った介護職員の所得に関する調査は興味深い。介護従事者は仕事に働き甲斐を見出しているが給与にも関心があることが示された。
これは従前のことだが、毎月、貯金をしている人は７３％、NISA、iDeCoなど運用している人は２０％だという。
https://bpcom.jp/newsrelease/pressrelease/20221108-2988/
長期金利に変化が出てきたが、投資などで運用もしたい。

指定介護予防支援事業所

指定居宅介護支援事業所にも指定介護予防支援事業所の指定ができるようになるかもしれない。
私見では介護行政の失敗ではないかと。

研究者などを標的にしたサイバー攻撃

警察庁は最近、学術関係者を対象に講演講師依頼のメールを装ったメールによるサーバー攻撃が増えているとして１１月３０日、注意喚起をした。
知らない処からの勉強会参加といったメールには十分注意したい。

大手介護ソフト買収

SOMPOホールディングスがNDソフトウエアを買収
高齢者住宅新聞が２２日報じた。
独自の解析技術を有するSOMPOが介護ソフトを傘下にすることでこれからに注目。
https://www.koureisha-jutaku.com/newspaper/synthesis/20221222_01/