nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
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ケアマネジャーに送ったメールの返事がこない

2011-10-31 19:47:46 | ケアマネジメント
それは一週間まえに送ったメールだが、返事がまだ来ない。
このブログを見ているケアマネジャーは別だが、ほんとどのケアマネジャーは携帯メールはチェックするがパソコンメールはチェックしていないようだ。
おそらく携帯メールは着信があると音とか信号とか、表示画面などにわかりやすく知らせる機能がある。パソコンメールは操作している者がメールボックスまで行かなければ分からない。
これは習慣とかパソコンのスキルとかでなく、操作性の問題になっている。
同じことが医介連携にもあるのだと思う。ケアマネジャーのスキルを磨いても医療との壁は暑いものがある。医療にとっても会話の進め方や感覚の違いへの戸惑いは超えがたいものがある。こうした姿が見えたことは、医介連携はスキルで解決する問題とは言えない段階に来ている。
すでにケアマネジャーとしては医介連携の能力は備わっている。あとは出口と入口を双方に作ればいい。その繋ぎ方までケアマネジャーに求めるのは無理、業務オーバーと言わざるを得ない。
要はインターフェイスをどう作るかということだろう。
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「続 御書物同心日記」出久根達郎

2011-10-30 13:29:53 | Weblog
著者は古本屋主人で直木賞作家。ゆえか本を中心にした本書。主人公はいまでいう国会図書館の司書、もちろん侍で、紅葉山文庫なる役所に勤める。いくつかの章で構成されるがいずれも書物がまとわりつく。ま、素直に読める。
本書最後の章には主人公とその妹にまつわる縁談噺だが、妹の相手を探るよう主人公叔父から話がある。その場面では叔父の釣りに付き合う堀釣り、いまでいう釣り堀で、叔父の釣りは変わっている。針がない竿で釣るのである。
文中いわく
「叔父さんのも針がついていなかったのですね。しかし、それで釣れますか?」
「さっきの男が言ったろう?天下を釣る方だから、これで十分なんだよ」
「どういう意味ですか?」
「魚釣りというのは、必ずしも魚を釣るのが目当てじゃない、ということさ。釣ってしまえば足れり、じゃつまらん。釣り上げるまでの間を楽しむんだ。浮子を見つめてながらの無心が得がたいんだ。そう考えたら、最初から針なぞ要らんということにいうことなる」
こういう釣りもいい。
こんな叔父が登場する本書は、作家のモノに対する感じ方が伝わってきて共感を覚える。
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ケアマネ太郎日記

2011-10-29 16:09:28 | ケアマネ太郎日記
《病院での出来事》
あたらしい病院は入口に面した道端に樹木があったりして、どこか古い病院とは違う雰囲気をだしている。数日前にMSWから連絡を貰い、今日ここに来ている。病院の入口を入ると3階までの吹き抜けで開放感がある。目の前に受付があり、MSWの金子さんを呼び出してもらう。しばらく待っているとそれらしき人が受付にきて、私のことを聞いているようだ。受付が私を手で指し示し、金子さんがこちらにやってくる。
「ケアマネの加藤さんですか」と聞かれ
「はじめまして。加藤です」と、挨拶を交わし、近くにある部屋に案内された。前に座っている加藤という男性はやせているのか頬に膨らみがなく、すこし顎が尖っているように見える、印象としてはきつい感じがする。
床はベージュ色のカーペット、壁にはクリーム色が配している部屋の雰囲気は明るいが、「飛田さんですが」と、印象がきつい加藤は切り出した。
数日前に連絡をもらい、退院の調整で私はこの病院にきたのだった。

この数日の間、入院するまで担当していた飛田さんの退院後の自宅での療養を考えていた。私はいま数十名の介護が必要とされる高齢者の支援を担当している。私の毎日は、時にはヘルパーの事業所からは、いま訪問したら家にいないけど、しばらく待ちますか、とか、ディサービスを利用している家にディサービスの迎えの車が行ったら今日はディに行きたくないといわれ、どうしようかと連絡があったりしているなかで、飛田さんの入院前の状態を思い浮かべながら、病院から伝えられた飛田さんの状態を考えていた。
どうやら脳卒中らしい、というのは、病名は明らかに教えてくれなかったからだ。ただ、いまの心身の状態をすこし言葉使いが怪しくなり、右手の握りが不自由らしく、右足の感覚もおぼつかないようだと言われて血圧が高かったことを思いあせて脳卒中なのだろうと思われた。

私に入院したと連絡をくれたのは飛田さんの家族だった。家族は慌てている様子が電話からも伝わってくる。入院した病院は市内でも最近開業した病院だった。それが一週間前の午後だった。それが数日たって病院から電話があった。MSWの加藤という男性だった。医療ソーシャルワーカー略してMSWというが、私の理解しているMSWはドクターと懇意にしている医療機関をはじめ地域の病院や診療所ともつながりがあり、介護サービスもある程度承知したうえで患者の退院とか治療のやり方をドクターと一緒になって、いや、ドクター以上に丁寧に説明するものだと思っている。そんな私の思うMSWは少なく、いままでに出会い、付き合っているMSWは少ない。今回の加藤さんはどんな人かと思いながら病院まできた。

加藤さんはいきなり「飛田さんの退院はあさっての午後です。どうしましか」という。
どうしますかって、言われても私は家族でもないし、どうするもなにもない。
「どうするとは」
「転院進めているのですが、本人は自宅へ帰りたいと言い張るので、困ってるんです」
「転院ってどこですか」
「ガントウ総合病院を、ね」
お、こうくるか。この病院は同じ系列、しかも遠い。これでは飛田さんが嫌がるわけだ。そこで私に説得して欲しいのか。
「そこ以外はどうなのです」
「どうですかね」
こりゃ、本当に私に説得させる気だ。冗談じゃない、退院調整はあんたの仕事だろう。そもそもこっちは数日前に言われて準備も十分でない、この状態で飛田さんに説得も説明もない。
「もうすこし、探してみたらどうです」
「医者がね、急いでるんですよ、もう治療は終了って、ここではもう、やることはないってね」
急いでいるのはあんただろう。
「飛田さんのご家族はどういってるんですか」
「いちようは話しましたよ、でもね、どうなんでしょう」
「もう一度家族に話したらどうです」
言ってしまった、おそらく、これで加藤は私に押し付けるだろう。
「そうですね、金子さんから言ってもらえますか、どうもね、私だと日が浅いし」
「病院内のことですよね」
「そうなんですけどね」
もう嫌になってきた、要するに自分は動かない、でも、もう病院には入れておけない、とにかく私に何とかしろという訳だ。
「飛田さんはいまどうしているんですか」
「ちょうど、家族と一緒に病室にいますよ」
はめやがった、はなっから私に投げるつもりだったのだ。
「病室で話すのはまずいんじゃないですか、それに本人が一緒がいいのか、どうか」
「よんできますよ」
ため息をつくしかなかった。
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社会保障費で地域活性化を

2011-10-28 18:15:57 | 経営
社会福祉法人の所有と経営の分離を行い社会福祉法人の合併を促進することで地域の基幹産業へと変貌する可能性があるとは従来から述べている。挙げている例は違うが同じ趣旨を石川和男氏(東京財団上席研究員)が述べている(本日日経朝刊経済教室掲載)。いわく「社会保障分野は決して単なる金食い虫ではなく、ビジネスチャンスにあふれた市場だ。政官民が一体となって、可能な部分から『社会保障産業化』を積極的に進めるべきだ」という。
社会保障費は財政のコスト部門という認識からプロフィット部門になるという考えに変える時だと思う。
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中央社会医療協議会と介護給付費分科会の打ち合わせ

2011-10-27 19:40:52 | ケアマネジメント
10月21日の中央社会医療協議会と介護給付費分科会との合同打ち合わせ会に医療側から提出された文書には、医療から介護はよくわからないと率直な気持ちがうかがわれる。あわせて診療所でも他の診療所が同じ高齢者にどのような処方をしているか分からず、要するに高齢者の状態が思うようにつかめないことを指摘して、高齢者に関わりを持つ全ての職種の情報が集約される場としてハブ機能を提案している。
私の言い方では、そのハブ機能を果たすのはケアパス連携だと言える。連携を実現するにはその場となるフィールドと連携を行うツールが必要だが、それがケアパスという手法で実現できるものと見る。
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訪問介護の非常勤サ責はそのままか

2011-10-26 19:21:34 | 経営
10月17日第82回介護給付費分科会に民間介護事業推進委員会が提出した資料・「非常勤サービス提供責任者配置事業所の実態に関するアンケートについて」で非常勤サ責を擁護している。その趣旨は非常勤ヘルパーから非常勤サ責へのキャリアアップとなっていること、常勤で働くことのできない優秀な人材の雇用ができることそしてケアマネジャーが非常勤でも不都合がないとしていることを上げて非常勤サ責を擁護している。
非常勤ヘルパーのキャリアアップに非常勤であることより常勤の方がキャリアアップになるはず、非常勤という待遇は事業者の都合ではないか。非常勤で勤務継続というのは労務対策として不十分であることを露呈している。さらにケアマネジャーが非常勤サ責で不都合を感じないというそのケアマネジャーのほとんどが併設居宅のケアマネジャーではないかという疑念が拭えない。
当社のように単独の居宅介護支援事業所の場合では非常勤サ責では不都合極まりない、とくに担当を始めて一箇月の間の利用者の場合は緊急の連絡の頻度が高い。非常勤では対応ができないことも多いが、どうであろうか。
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ケアマネジャーから見る訪問介護計画共同作成の算定

2011-10-24 23:15:01 | ケアマネジメント
17日介護給付費分科会提出資料「訪問介護の基準・報酬について」の論点2自立支援型の訪問介護サービスの推進についての項目でサービス提供責任者とリハビリテーション専門職との協働による訪問介護計画作成を提示していることはすでにブログに載せました。これをケアマネジャーからはどう捉えることになるのでしょうか。
医療との関係がうまく作れないケアマネジャーにとっては、この訪問介護計画共同作成を使うことで医療とのつながりを持つことが出来るかもしれない。たとえば訪問リハとかディケア、訪問看護とかをケアプランに位置づけるお客様であわせて訪問介護を利用するときにはこの共同作成でリハ職の関わりを活用することができるだろう。訪問介護のサービス提供責任者にお願いしてアセスメントの時に同席してそのリハ職と面識をもつ、そしてそのリハ職がいる医療機関へ行くときはリハ職を窓口にすることで、いままで敷居が高かった医療機関へ入り込みことができるようになると期待できると思う。
その前提条件はすでに述べた通りですが条件が整えばこのような活用や効果が期待できるのではないかと思います。
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平岩弓枝「新御宿かわせみ」

2011-10-23 22:12:00 | Weblog
明治と時代がかわった御宿かわせみの物語だが、キャスティングが違うのではないか。登場人物が多い、関係が複雑、無理して前シリーズ「御宿かわせみ」を引き継ぐことはないだろう。1人か2人、たとえば神林麻太郎とか神林千春とかを中心に描いて欲しかった。
ちょっとがっかりな作品
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堂島舜一「相剋」読了

2011-10-23 11:24:21 | Weblog
警視庁失踪課の高城賢吾が主人公。今回はIT企業買収とそのIT企業社長とその娘誘拐が事件となっている。
文中「あと一歩、ほんの少し努力が足りないだけなのだ。これ以上は何もない、もう搾り出せないと泣き言を連ねてみても、実際にはあと一搾り、最後の知恵が残っているものだ。そんなものは出ないと泣き言を言う人間は、搾り出す術を知らないだけである」
ある有名な独立ケアマネがケアプラン有料化に反対する人が少ない希望をなくし、自分の居宅介護支援事業所を閉鎖するという。そんな理由でと思う。いくらでも工夫はできる、いくらでも知恵は搾れる、支援対象者を思えばまだ最後とはいえないはず。
悔やまれる事件だ。
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訪問介護計画作成リハ職が参加

2011-10-22 19:28:19 | ケアマネジメント
17日介護給付費分科会提出資料「訪問介護の基準・報酬について」の論点2自立支援型の訪問介護サービスの推進についての項目でサービス提供責任者とリハビリテーション専門職との協働による訪問介護計画作成を提示している。
仮にこの施策が実行されるとインパクトは大きい。ます、この協働作成に該当する利用者を選ぶことからはじまるだろう。選定となる目安はケアマネジャーが訪問リハ、ディケア、外来リハそして訪問看護を位置づけた利用者が候補となる。ここに該当する利用者が利用する事業所のリハ職と協働となるだろう。この事業所と覚書を交わすことで(資料では契約と表現)実行される。覚書では、リハ職への対価(ここで設定される介護報酬相当分が妥当)、業務内容(利用者宅訪問・意見さらには計画書作成まで含めるか)、諸費用の負担、情報提供の方法、個人情報の扱い、損害発生の要件と責任の所在さらには依頼から実施までの期限を儲けたい。
これが行われるとケアマネジャーが実績管理のときに該当加算を取得していることで協働作成の事実を把握(事前の報告が前提)することができ、リハ職との連携構築がこの協働作成を糸口につくることができる。さらには医療との接点をこれによってケアマネジャーは得る。よって、ケアマネジャーの入院入所加算や退院退所加算(継続するか不明)よりインパクトがある。
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