閑話休題

知り合いの親とかが具合が悪くなっておりやはり冬は年寄りにとっては厳しい季節なのだろう。単に長生きすることに意味があるはけではないがそれでも家族やら周りの人たちにとってはかけがえのない人なのだから意味のある人生をすごしてもらいたい。

高齢期をジャムに置き換えて支援を考える

イチゴに砂糖を加え煮詰めていくとジャムが出来上がる。このジャムが高齢期かもしれない。
傷もなく虫もついていないイチゴでイチゴと砂糖の分量がちょうどいい配合で焦げることもなくうまく煮詰まった状態がうまいジャムの出来上がり。
でも、社会の荒波にもまれることもある、こころに傷を負うこともある、家族関係がうまくいかないこともある、そんな経験をしてきた人にとっては焦げ付いたり、苦味が残ったり、風味が損なわれたりしたジャムのようなものだろう。
焦げ目がついたジャムはそのままでは苦くて食べられない、別な使用方法を考えなければそのジャムは捨てるしかない。まして鍋に焦げ付いたジャムは始末に困る。
そんなジャムにはブランデーを加えるとか、レモン汁を足すとかして解決するのかも知れない。
人生は初めて経験することだから何回もジャムをつくるのとは違って熟練することがない。高齢期がうまく過ごせる人はそれほど多くはないだろう。まして介護が必要な状態となったらばそれこそ不安だらけで途方にくれる。

そのような状態の高齢者にケアマネは関わる。ジャムの状態によってさまざまな方法でその問題を解消し食べれるようにするのと同じように生活を支えるために工夫を凝らしているのがケアマネジャーという存在だといえる。

主役に運動会を楽しんでもらう

運動会にたとえてケアマネジャーのことを書いているが、お客様はどこに位置を占めるだろうか。主役には違いないが主役が競争にでる必要はないだろう。運動会を楽しむのが運動会に参加する目的であれば走るのも楽しいが見ているのも楽しい。時によっては運営を手伝うのも楽しいことかもしれない。主役はお客様で運動会を楽しくことを忘れないならどこにいてもどんなことをしてもいいのだと思う。その時に主役であるお客様にどうやって運動会を楽しんでもらうかに腐心する役目がケアマネジャーだろう。それも一緒に走ることであるかもしれないし、横で見守ることとか、声援を送ることか、ゴールで待ち受けることか、お客様がいかに楽しめるかによって異なるだろう。その立場は時とともに変わることもあるだろう。

ケアマネジャーとは変幻自在な立場なのだと思う。

介護は運動会のようなものかも

２人３脚でお客様とケアマネジャーが走ることもあれば、いきなり走ることのためらいがある時もある、そんなときには観客席でまず場の雰囲気になれることから始めることもあるだろう。人によっては走りたくて走りたくて仕方がないかもしれない、その時でも状態によっては走らないようにすることもあるだろう。本来一緒に走るのは介護サービスの人だろう、ケアマネジャーは後ろから見守ることもゴールで待ち受けることも隣にいて声援を送ることもある。

ケアマネジャーはお客様の状態に応じて変幻自在に変える立場にある。

現場と経営は両立するか

ある会合で医療機関の事業コンサルを行っているアメリカ法人の日本責任者と話す機会があった。
おもしろかったのは病院でも医師の熱意と経営は違うようで、医師が自分の医学へこだわりすぎると病院経営はうまくいかないようだ。
ある地域には５００床規模の急性期病院が2院あり、さらにもう1つ３００床規模の病院があるそうで、その病院の２００床は療養型、残り１００床が急性期という病院。ここの院長は自分が脳外科出身から近隣に脳外科があるものかかわらず地域全体の患者動向を無視して急性期にこだわる。事務長などは反対だそうで医療でも医師が治療現場にこだわると医療機関としての経営判断を誤る。

居宅介護支援事業はケアマネが経営と兼務している法人形態がほとんどだがケアマネジメントを確実に行い成果を出していくという観点からは現場と経営の分離を一度検討しみることも無意味でないだろう。

日経に大統領就任演説全文掲載・始めてのことか

今朝の日経にオバマ大統領就任演説の全文とその和訳全文が掲載されている。しかもキーワードを抽出し記事にするという、おそらく前例のない掲載だろう。いままでもアメリカ大統領就任演説や一般教書などが紹介されてきたが前文掲載しかも英文と和訳とというのは見たことがない。
それほど日経はこの経済問題を深刻に受け止めていることの表れであり、問題の解決はアメリカ経済の動向に掛かっているという認識をしているのだろう。その経済の回復はやはりオバマ氏の手腕にかかっている。
この経済問題は単にデフレとか景気後退という事態ではなく投機型資本主義の終焉であり20世紀型アメリカ主導経済体制の終焉であるといたら21世紀においてどのようなシナリオを描くかという命題に挑むことを意味する。
この命題に解決をもたらすのはアメリカ一国で行えるものではないだろう。大きな期待を寄せられているオバマ大統領だけで実現できるものでない。短期的経済対策としては既存の産業をいかに回復させるかという政策でいいがそれは一時的な政策であってこれからの経済を強くすることにはつながらない。情報産業やヘルスケア産業というあらたな産業の振興が期待される。

介護の世界を例えると運動会のようなものかも知れない

介護状態の高齢者とケアマネジャーの関係はあたかも２人３脚走のようなものと思う。
いままでは何不自由なく一人で生活が出来ていた人が病気やけがで介護が必要となったとき、やはり気持の整理がつかないだろう。これからの生活の変化にうまく対応して生活ができるか不安になるだろう。そんなときにケアマネジャーと出会い、支援を受けるようになる。
このときお客様とケアマネジャーは初対面、これからの生活についてお客様と支えるケアマネジャーの２人３脚が始まる。はじめは歩調が合わない、リズムが合わない、うまく走れるわけがない、ときには転びそうになることもある。時間をかけて気持ちを合わせるようにしてステップも合うようになり、歩幅もどうやら同じぐらいになる。掛声もとりしてようやく軽やかに２人３脚で走れるように仕向けるのがケアマネジャーの関わり方だろう。
さらには２人３脚ではなく４人５脚になるかもしれない、もちろん真中はお客様、そのとなりにケアマネジャー、ヘルパーがつき左右にはディやら訪問看護やらが加わる。別の４人５脚もあるだろう、たとえばケアマネジャーは加わらずに介護サービスや周辺の人々が加わる４人５脚、ケアマネジャーはゴールで待っていることもある。ケアマネジャーの立ち位置としては観客席で声援を送ることも、後ろから背中を押すときもある。

必ずしも１つのやり方ではないはずだ、固定的に考えると支援は失敗する。

お客様とケアマネジャーの関わりとは多様性に富んでいるのではないかと思う。

困難なお客様は本当に困難な支援なのだろうか

わが社にはさまざまな要望を寄せてくる方を担当していたケアマネが根を上げたようなお客様を紹介されたりする。よく事情を聞いてみるとお客様の考えていることが的外れであったとしてもその奥にある気持ちを汲んでみることでお客様の気持ちも整理される。お客様1人1人それぞれ違う。同じ経験をしたとしても人によって考え方も気持ちのありようもその方で違う反応となる。対応する側が同じ括りで見ているとそこに食い違いが生じて
こちらが言うことと相手が思うことがずれて来るようで、はじめの接触が肝心となる。
ケアマネが根を上げるような方であっても相手をそのまま受け入れることから接することを始めると大した食い違いはない。こうしたお客様を困難事例というだろうか。こちらの接し方が困難なこととしているだけなのかもしれない。そんなお客様を紹介していただけることが多くなってきた。

絶対的優位を保つビジネスにしたい

プリンターが故障した。修理に対応しないメーカーのため製品交換購入となった。価格は3年保証付という設定でかなり安い。しかしインクが高いです。やはりどこかで収益は確保する。プリンターは安く提供してもインクというリピート商品で回収するというビジネスモデル、これは携帯電話の販売戦略であり最近の5万円ＰＣの販売戦略だ。だから再生インクを販売されるとメーカーにとってはビジネスモデルが崩れることになる。
絶対的優位を確保するビジネスモデルを構築したいと奮闘している。

プロフットーボールが楽しみ

ＮＦＬでアリゾナ・カージナルスが優勝、スーパーボールに進出を決めた。昨シーズンは全勝のマニングの活躍などがあったが、今シーズンはあまり面白い内容ではなかった。話題も少なかった。そのなかアリゾナ・カージナルスが創立以来初めてのスーパーボール。この球団はオーナー一家が変わらずにきたということでも珍しい。カージナルスの強みはディウフェンス、とバランスのとれたパスとランのオフェンス、いままで弱かったチームがどうしてこういうチームが出来上がったのか、日本にいると情報不足でわからない。
今日はＡＦＬの決勝戦、そして２月２日にスーパーボールが行われる。今シーズンはスーパーボールが楽しみである。