ハルメクが行った「シニアの住まいに関する調査」で住み替え、建て替えで情報収集した先は工務店、住宅展示場と住宅関連の割合が高いが、ケアマネジャー・病院関係者が1%と数字に表れている。
割合は高くないがリフォーム全体を対象とした調査で数字が出るのは意味がある。
リフォーム経験者でリフォームにかかった費用は383万円でほとんどを自己資金でまかなったという。一方で今の住居に満足しているのは66%で将来リフォーム意向ありは28%でリフォームの可能性が伺える。
最近の空き家のことを思うとリフォームの市場はありそうだ。
高齢者の移動手段にグリーンスローモビリティ(グリスロ)の効果を千葉大学の研究チームが検証し、発表した。
それによると外出機会・行動範囲の増加1.7~1.9倍に、人との交流機会2.8~5.2倍、気持ちへの影響が2.1~2.6倍という結果を報告した。
これからの地域の移動手段の1つに検討されていい。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA125PE0S3A011C2000000/?n_cid=BMTR2P001_202310251850
「かかりつけ医機能」の要件にサービス担当者会議参加を求める声が20日の中医協であったそうだ。「かかりつけ医」を登録制ではなく機能の届出となるようで、内科、外科、皮膚科と複数受診している診療科でかかりつけ医機能だったとき、複数の医師がサービス担当者会議に参加は現実的でない。
こうした議論の際に介護支援専門員の意見を求めない、発言しないのは妥当でない。
こうした議論の際に介護支援専門員の意見を求めない、発言しないのは妥当でない。
レカネマブを開発したエーザイは認知症関連の問題は薬だけでは解決できないとの認識があるらしく、認知症エコシステムを構築して、デジタルやデータ活用基盤の開発により認知症患者・家族を社会全体で支えるため、Theoria technologies(テオリアテクノロジーズ)を設立した。
今後の動向に注目。
日本では百歳人口が9万人超という国で、その根底に高齢問題解決の概念を構築している。その姿が介護、福祉用具、施設に現れる。この概念は21世紀の世界に欠かせないものであり、経済や軍事以外で世界をリードすると信じている。この概念は21世紀末に世界を覆う高齢化に回答を与える。