
「新3本の矢」によって国の方針に左右される介護事業と認識させられたが、すでに次回改定の方向が保健医療2035実行プランに見えている。たとえば、かかりつけ医普及促進事業、外来医療の機能分化・連携の推進、喫煙対策、医療データ活用等に加えケアプラン有料化もスケジュールに乗っている。

「介護施設の整備や、介護人材の育成を進め、在宅介護の負担を軽減する」という新3本の矢をうけて介護関連企業の株価が上昇したらしい。9月初めに急落した積水ハウスやメッセージも3%と5%と高騰。介護事業は国の制度に依存していることがあらためて認識される。

大震災で被災したこととストーカーを交えた事件で弁護する鶴見京介が主人公の小説。事件の真実と被疑者のプライドに迫るストーリーを描くが、なにが正義で真実を暴くことが被疑者の利益になるのかに迫る本書は介護支援専門員にとっても業務の姿勢の確認に役立つ。
介護施設を開設運営するとき、2つの法人が出資して子会社をつくるより、資金調達から不動産所有と介護サービス提供とそれぞれの法人の専門分野で担う方法はいいかもしれない。所有のリスクと介護のリスクをそれぞれのコストに変換しているので全体のリスクがヘッジされている。
Maneoのクラウドファンディングによる資金調達で施設開設はオペレーターや不動産業者、建築業者との相当な事前準備と緻密な市場調査と事業計画が伺われる。16か月後に投資の一括返済ということは半年程度で満室にする見込みがあるはずで、これならステークホルダーが満足する内容だろう。

Maneoがクラウドファンディングで資金を調達して住宅型有料老人ホームを開設したという。オペレーターは長谷川介護サービス。表面利回り年5.5%、16か月後に元本一括返済が募集の条件で、1億65百万円を調達したという。新しい動きにも目が離せない。
先日の南アフリカとの試合で日本チームの勝利が話題だ。いままで外国との試合ではパントで劣勢挽回することが多かった。後半、南アフリカがパントで逃れる一方で、相手のパントを22mあたりキャッチした日本はパントをするかと思いきや、バックスで回してきた。これがつなぎにつないで相手陣地まで、そのあと相手の違反でキックを選ぶ場面で再三のスクラムを選択して、ボールをキープ、相手を引きつけ、結果、トライ。
https://www.youtube.com/watch?v=yop2Ppu7vB8
今日、スコットランドとの試合だ。
https://www.youtube.com/watch?v=yop2Ppu7vB8
今日、スコットランドとの試合だ。
辻原登「花はさくら木」に、商業活動の裏付けを自由と述べた後で「世の進みぐあいは自由の総量で決まる、と申した。これは際限なく増えつづけるだろう。しかし、自由は増えつづけるかもしれないが、幸福は増えない。世の中は進歩するかもしれないが、人間の幸福は増えない。」
辻原登「花はさくら木」はじめの部分、「時は宝暦十一(1761)年、大君は前年に襲職したばかりの十代将軍家治、天皇は百十六代桃園の御代である。このときを爛熟期と見定めて、特別あつらえの遠眼鏡でのぞき込んでいるうちに、ちらと祇園円山の枝垂桜がみえたが、まだ蕾である。そこで遠眼鏡を舟にみたててやや北に鴨川をさかのぼると」と物語が始まる。これだけで大筋が想像できる。