読みづらいレポート

「介護支援専門員の資質向上と今後のあり方に関する調査研究　ケアプラン詳細分析結果報告書」を読み出した。ケアプランの分析結果から標準法定帳票の書式について新書式を提案しているのだが、単に書き方が変わるだけの書式に思える。この新書式によって何が得られるのかの説明が不足していて物足りない。あすから詳しく読み込むことにする。

在宅医療の地域責任者

数日前の新聞に「在宅医療に地域責任者」「7000人病院依存脱却に」という記事があった。本年度中に配備するという。要するに介護と医療の連携を図る施策だが、従来、この連携はケアマネジャーに、ケアマネジャーが背負いきれないと次は地域包括支援センターを設けたがここでも実効が得られず、今回の施策となったのだろうか。これらは介護と医療の連携が難しいことを示している。別の方法もある、それも講ずるべきだと思う。

消火戦闘

近くでゴミ収集車から火が出ていた。幸い小さな火事で済んだが、どんなに小さな火事でも消防は人数も装備も万全の体制で望む。それを取り巻く市民も万全の備えを取りたい。通報はわかりやすく、なにが燃えているか、けが人はいるか、正確に伝えたい。

60兆個の細胞を働かそう

緩和ケア認定看護師の「患者さんがもつ治癒力をひきだすうえで、周りの方々の励ましは、とても大切です。『必ず治りますよ！』との勇気や慈悲の励ましが、相手の生命を、希望の方向へ向けることできるのです」そして「体内の６０兆個の細胞が再生へと進み、回復の方向へ向かいます」という話を読んだ。
60兆個の細胞全てを今一度働いてもらうべく、支援をしていきたい。

資格職か専門職か

知り合いからケアマネジャーは専門職ではなく資格職だという指摘をもらった。彼は障害者の本源的人権に係わるケアを提供する事業を行っておりケアマネジャーとも付き合いがある。その彼が言うことを一概に無視はできないだろうが、専門職たりたいと思う。

経営者の英断

今度居宅介護支援事業所を開設するが、いままで勤めていたケアマネジャーが事業所で担当していた案件全てを引き継ぐことになった。これにはいまの勤務先の合意がありお客様のご理解があったから実現したこと。
この法人経営者は担当件数から売り上げる金額と人件費を含め居宅介護支援事業所にかかる経費、それと将来の経営見通しを勘案したときに黒字化の見通しが立たないならば事業所を廃止するという選択をしたことになる。
当社のような単独の居宅介護支援事業を行なっているところが引き受けることで実現した話ではあるが、赤字となっている介護事業併設の居宅介護支援事業所を再構築する1つの解決策をしめしたもので、赤字部門を閉鎖するという決断をした経営者に敬意を評したい。

法人の役割

ケニアでナッツの会社を起こし現地従業員4000人を雇用するまでにした佐藤芳之氏（「アフリカの奇跡」朝日新聞出版）を紹介している新聞に、それを可能にしたのは、向かうべき道と具体的な方途を社員に示すことだったという。
ケアマネジャーを雇っている法人も同じだろう、法に規定されていることをやるのは最低ライン、法に定められたことを如何に法人として事業化するか、これを示さないとケアマネジャー個人が全てを行うことになる。

単独の事業所を開設

10月に伊東市に当社の居宅介護支援事業所が開設する。勿論、単独の居宅介護支援事業所。当社の事業の説明会を25日に行うが既に10名ほどの参加申込がある。
やはり単独の居宅介護支援事業所に関心があるようだ。

ケアマネジャーこそ金メダル

昨日、ロンドンオリンピックでメダルに輝いた選手たちのパレードが行われ５０万人が歓迎迎えたという。熱狂的歓迎はパレードに臨んだ選手たちに晴がましい気持ちを与え、今後の競技へのモチベーションとなり、これから競技を始める若者たちにメダルを獲ることの実感を示し、目標を明確に感じることにより次の成果の期待につながる。
介護の世界ではケアマネジャーはもっと褒められていい。困難な応対もこなし、文句も言われ、誰からも認められず、人知れず黙々と業務に勤しむケアマネジャーこそ金メダルに値する。

家庭の血圧計でも

東北大学を中心に457名の医師が参加して家庭で使う血圧計で測った数値で降圧の効果が得られることを報告した。
それによると１２５mmHg未満に降圧することは困難だが１３０mmHg未満に降圧することにより心血管イベント（心血管系疾患、心筋梗塞、脳梗塞）の５年発生リスクは１％未満に抑制されたという。
http://www.carenet.com/news/head/carenet/30634
Care　Netより
この報告で家庭で計測した血圧数値を報告することの意義が生じ医療連携が進む。