nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
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主治医意見書の活用法

2008-07-31 16:32:32 | ケアマネジメント
「介護支援専門員のための主治医意見書の上手な活用法」財団法人日本公衆衛生協会が掲載されていることを書きましたが、その中を少し紹介します。

「第1章 主治医との連携の重要性」を市川市医師会会長土屋正彦氏が書いている内容に「介護支援専門員が主治医と連携することは、要介護者等に適切なケアプランを作成するうえで大変重要なことであるが、現場では困難な状況が多い」その主な要因として「①医師が他の職種との連携に慣れていない。②介護支援専門員の医療に対する知識や認識が不十分」」と、さらに「在宅での患者さんの生活を十分に把握することが困難な病院勤務の医師に連携を理解してもらうのは、なかなか難しい」と困難なことを指摘している。ただ連携の方法もあわせて紹介しており、それは緊急性の高い低いで情報を伝達する方法が異なることを述べ「メールは、診療で多忙な医師にとっては手が空いた時に対応すればよいことから、緊急性が低い場合の連格方法として適当」であり、緊急時には電話だが「外来診療中は対応が出来ないこともあり配慮を要する」「一般的には午前中の診療時間の早いうちに、要件を簡潔に伝えるのが望ましい」と具体的な方法を述べている。

他にも意見書を読み解く方法やケアプランに活用するポイントも記載されているので一読を勧めたい資料です。
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行政に対する不信感は相当に根深い

2008-07-30 16:10:27 | 雑感
昨日、同業、介護事業をやっている人と1年ぶりにいろいろ意見を交換しました。私の事業構想に対する手厳しい指摘をいただくこともあり、こちらの状況報告をしたり、期待を寄せていただける部分もあったり、多岐にわたる議論でした。
そのなかで彼は医療制度改革のありかた、年金の問題そしてなにより介護制度の内容に拭うことのできないほどの不信感をもっていることが言葉の端々に出ていました。なぜここまでの不信感なのか、制度の中身と運用とのあまりの違いだけでは済まされない何か根本的なすれ違いが生じているような気がします。単に介護報酬改定ではすまないより本質のところですれ違いがあるようです、たとえばケアプラン点検マニュアルが発表されましたがその実行者は保険者とされています。しかし実際の作業では保険者が担うでしょうか、制度としては確かにあってもいい点検ですが現場ではこの作業に意味や効果、意義が伝わっているわけだはないのでこの作業が出来る環境になっていない。この作業が出来るように段取りをとることまでを仕組まないと実効は危ういです。事業を行っているものが感じ取るのは本省と都道府県、市町村との間では温度差なんてものじゃない、温度がないくらいの違いがあると実感させられるのです。

いいかえると理想と現実という問題かも知れません。せっかくいい制度を作ったのですからそこに参画している人は今少し真剣に立ち向かっていきたい。
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介護事業はハイリスク・ノーリターンかもしれない

2008-07-29 10:51:56 | 経営
介護事業はいまだ未成熟、ビジネスモデルがないこともあって興廃が激しい。
新しく介護で事業を行おうとするには相当のビジョン、ポリシーがないと難しい。さらには事業計画、資金計画を作り、それでも計画通りにはいかないので、その時にどうのようにするかという対策もないと事業を開始してすぐに撤退ということになる。事業というのは一度始めたら責任が生じますから廃止ということにならない努力が前提だと思います。
それでも介護事業を始めようとするなら相当の覚悟がいります、たとえば後発新規参入です、すでにお客さますべてにサービスが付いています、そこに新規で参入してお客様が取れるか、これが見えていないと難しいです。後発ですから介護職はすべて就労しています、どうやって介護職員を採用するのか、その対策がなければ売上は立ちません。
介護のマーケットは確実に拡大します、しかし事業の内容は制度に依存しています、制度が変わったときに収支構造が変わりますが、その対応が出来る法人となっているかです。

実は介護事業はハイリスク、ノーリターンなのかもしれません、これをハイリターンにする仕組みを作るのが事業の本来ではないかと思っています。
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主治医の意見書の上手な活用法

2008-07-28 18:12:58 | ケアマネジメント
財団法人日本公衆衛生協会のホームパージhttp://www.jpha.or.jp/
に「介護支援専門員のための「主治医意見書の上手な活用法」が掲載されている。
内容は多少難しいかもしれないが一度読んでもいい資料かもしれない。論文形式で書かれているのでとっつきにくい点があるが意見書から情報を読み込んでいる事例がある、そこから読むといいだろう。

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58歳ケアマネ未経験の女性の人材育成

2008-07-27 16:46:45 | 経営
今月始めに58歳の昨年資格を取得した女性がケアマネとして入社し、いま実務の研修を受けている。
当社ではケアマネを継続して募集しているが、それは単に募集をしているわけではなく受け持ち件数をただ増加させることが目的ではなく、同時に未経験者がどのようにしたら一人前に育てることができるかを検証することも理由である。
ディの経験が主なもので社会人としての経験が少ない女性を雇ったわけだが始めは電話の受け答えも満足にできないような女性がどのような研修をうけどの程度時間をかけたら一人前になるのか。彼女の場合三週間かけてようやく満足に電話の受け答えができるようにった。そんなスキルのものが今後などのような経過で成長していくか、そして他の新人の場合はどうなのか、人材育成プログラムにこの経験が生かされるだろう。その意味で3週間で電話の応対ができるスキルの持ち主がこれからの人材育成の1つの基準になる。

「ひまわり」のように大きな花を咲かせて欲しい。
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団塊世代が高齢者として登場・介護事業の正念場

2008-07-26 17:30:45 | 経営
新聞の社説に作家の三田誠広氏の言葉が引用されていた。それは「団塊の世代は、どちらかというと、既存の秩序を壊しながら生きてきた気がします」「人数の多い団塊の世代が、確固とした哲学をもって、明るい老後を過ごすことができれば、大げさないえば、日本という国家が、明るくなる」(団塊老人)という。
70年安保、大学闘争といったことばかりでなく、無謀とも言える外国旅行や全国を自転車で回るなどいままでにない行動をし意思を示してきた世代である。その世代が大量に退職、高齢になる。彼らはまず自分の親の介護に直面し次で自分が介護を受けるようになる。
三田氏のいうように団塊の世代は今までの概念とは異なる価値観をもっており彼らは高度経済成長をもたらしモータリゼーションなどマーケットを形作ってきた中心世代である。その世代が高齢になり介護とのかかわりができるという意味を考えなければこれからの介護事業のビジョンは描けないと思う。
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無料で参加したバス旅行だが企画したものの目的はなにか

2008-07-25 17:23:45 | 経営
今回のバス旅行は道の駅どうしで買い物をした人が対象の抽選であった人を招待するというもの、当選者は無料、同伴者は約1万円程度の負担で参加ができる。
道志村のこの企画での収支は無料招待者がいても赤字にはならないとみている。実は宝石市場とのタイアップがあるのではか想像できるのです。宝石市場へお客様を案内するマージンがあるとすればその収益で無料招待者の費用は補える、旅行を企画した旅行会社にもそうれなりの収益があるだろうし、もちろん宝石市場ではお客様との売買で利益が得られ、参加したお客様は無料もしくは廉価で参加できるのでこれもメリットを享受している。
企画とはそれに参加するものが何らかのメリットがなければ参加する意欲が損なわれる。企画するものは参加するすべての人が何らかの利益がえられるようにするとその企画は成功となる。

商売も同様、その商いに参加する人が売買という行為を通してお互いが利益を享受する関係でないと商売は成功しないと考えている。
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何もない、何でもある、という多様性

2008-07-24 13:04:15 | 雑感
バス旅行では東京ドイツ村にも行ったのだが、丘稜地帯にあって観覧車や売店など少しの施設はあるがそのほとんどは芝生の広場と花壇が中心の園地です。この何もないというのが好きです。何もないから何でもできる、芝の上を靴を脱ぎ靴下をとって歩くことの感触はいいです。砂浜を裸足で走るジョギング大会はあったが芝の上をはだしで走るジョギング大会もいいだろう。それが出来るほどの広さがある芝の広さです。
何でも用意させている遊技場もあれば何にもない遊技場もあるという多様性が面白さの広がりを提案します。

居宅も他のサービスとの併設もあれば居宅だけの事業所もある、という多様性がケアの広がりを提供する。
多様な形態が存続できるようにしたいものです。
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ケアマネジメントの見せる化

2008-07-23 16:34:01 | ケアマネジメント
バス旅行の感想の続きですが、東京湾フェリー金谷にある施設内で昼食、そこに評判なバームクーヘンがあるというのでカミサンはバラで5個も買いました。本当に評判通りなのでしょうか、ということよりここではバームクーヘンを作る工程がガラス越しに見ることができます。むしろその方が興味深い、バームクーヘンは芯に液体状のケーキの元をつけては焼くことを何回も繰り返してあのバームクーヘンが出来ることは知っていましたが機械でやるときは液を大きなさらにためておきそこに焼けたバームクーヘンの未完成品をつけて層を作っていくことを今回知りました。
商品の良さ品質の良さは作業工程を見せることで果たせることを感じました。透明性ということでしょうか、ケアマネジメントで確実なケアプランを作っているということを見せるにはどうしたいいのか、見せることで何か効果があるのか、見せるとしたら何をみせるのか、どう見せるのか。そもそもサービスという無形を提供しており、またつくる過程といってもケアマネジャーの頭の中にあるものですから、どう表現するのがいいのか感がさせられました。
いづれにしてもケアマネジメントも見せることができると見方がちがってくるのかと思っています。
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久しぶりのバス旅行で考える

2008-07-22 18:49:38 | 提言
昨日は久しぶりにバス旅行、日帰りですから行先は千葉、近場です。何とバス旅行は10年以上も前のこと、本当に久しぶり。
たまにはこういう経験もいいです、車でいく時と異なり別なものが見えました、バームクーヘンの作っているところが外か見えたり、宝石市場というジュエリー工場の見学とか。
今回は宝石市場というジュエリーの工場です。今回の参加者は50名程度、内女性は約半分より多め。この宝石市場が今回の目当てで参加した人は1名ということでしたが、この工場、作業工程が見える、ジュエリーの特徴や製品の特徴や工場で販売するから価格は安いとかを説明する。それなりの展示を工夫している。それで約5名ほどの方が購入決定です。商品単価約20万円、5名で百万円の売り上げが計算できる。
おそらく今回のバス旅行の費用のいくらかはこの宝石市場が負担している、それで旅行代金が安く設定することができたわけ、旅行代理店も宝石市場も参加者もそれぞれにメリットを享受する構図を作り上げている。
この仕組みは高齢者の旅行でも使えないかと感じた。宝石にア関心のある高齢者が事情があって売り場にいけない、実物を手に取れない、訪問販売では躊躇する、でも宝石に関心があるという高齢者がこのような旅行に参加する仕組みがあってもいい。
もしかしたらADLを高めることに係るかもしれない。
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日本の美術館名品展