右傾化への危惧を示した新聞のコメント

今日１２月３１日の日経朝刊のコラム「核心」の欄に論説委員長である芹川洋一氏が、今回の選挙結果を中村隆英著「昭和史」を引用して２大政党の政治にコメントしている。曰く「日本の社会が平面の上に乗っていて、そのなかで、左翼から右翼まで座標軸上に位置づけられているとしたとき、その平面自体が右方に地すべりを起こしたとしよう」「ある個人この平面の原点からの距離は不変であっても、平面が右方に動いたために右よりの考え方になじんでしまう結果になる」と、相対的に右傾化していく状況を危惧している。井上寿一氏の言葉を引用して過去に2代政党に失敗した姿から説明をしている。それは「第１は景気と雇用への判断だ。有権者は、32年が『犬養景気』、今回がデフレ脱却とインフレ目標を設定する『安倍リフレ』にかけた。満州事変も尖閣も対外危機に有権者はあまり反応していない」「第２は政党が当地党略で動き、有権者に二大政党制への懐疑の念が強まっていること。第３は格差社会の問題だ。今や一億総中流がくずれ、戦前と同じように格差が拡大している」と、その危険なことに警鐘している。芹川氏は最後に「２０１２年に平面が右に移動したとして、その中で国を立て直していくのが13年の最大の課題だ。１９３１年から聞こえてくる鐘の音にも思いをはせながら、今夜の除夜の鐘を聞こう」と締めている。
このコメントには聞くべきものがある。本年から来年が２１世紀を安定的に進歩していく分岐点となることを示したこのコメントは心に留めたい。

新聞の論調に不満足

昨日３０日朝日のコラムに編集委員である有田哲文氏は、安倍政権の経済政策について「どうしても、気になることがある。この政権に漂う、古くさだ」といって、公共事業、国債発行を従来の政策だという。そしてもっと問題なのは「経済の実力をつけるための政策が具体性を欠く」と書いている。だからどうするか、そこまで書くのが新聞の使命だろう。

小沢昭一を悼む

細い眉、小さい目、若いときは貧相だったが変に元気が良かった姿を銀幕に映していた小沢昭一の小沢昭一的こころを長くやっていたＴＢＳラジオで放送していた特番を聞いた。
「あしたのこころだぁ」と、その語り口はいまも耳に残る。芸人、役者がいなくなった。
放浪芸を味方していた人の死で伝統的な寄席芸をしる人がさらに少なくなった。職業芸能が民族芸能へと広がらない社会は潤滑剤がない、つまり、うるおいのない緊張関係の社会となるのかと思う。

間違えた年賀状

宛名を書き間違えた年賀状を返してもらいたくて郵便局にいった。あらかじめ「お願い」という文書を作って相談したら550円手数料で対応してくれた。
相手が仕事をやり易いように整えると物事はうまくすすむ。ケアマネジメントもお客様がサービスを利用しやすいようわかるように説明の材料を用意する、事業者も提供しやすいように調整を欠かさなければうまくいく。

どうしよう、宛名を間違えた

年賀状の宛名を間違えた。惠という字に注意したあまり惠美子と間違えた。相手に失礼だ。返してくれるか郵便局で相談してみよう。

ホームページ内のおもてなし

旅行会社のホームページで予約をしようとしたが、入力項目にうまく記入ができない。プレミアムコンテンツもいいが、まずはホームページ内のバリアを解消してほしい。ホーンページ内のおもてなし

彼等も休み返上か

大型補正予算を組むという、これから休み返上で予算の組み換え作業をせざるを得ないだろう。補正予算編成が終わると25年度予算の概算要求作りが待っている。居宅介護支援事業の関連だと地域ケア会議の予算など要求して入れておかないと25年度に地域ケア会議のモデル事業ができない。これから相当、忙しくなるだろう。で、ケアマネジメント向上会議の第２回を来年一月と予定しているが予定通り開催できるか。

越年かもしれない

おそらくいま抱えている仕事は年を超えるな、超えるだけならまだいい、たぶん、年末年始もないかもしれない。

うわぁ、２万７千円だ！

インターネットｆａｘの請求が来た。通常数千円のところ１２月は3500通のｆａｘでこの料金。でも、インターネットｆａｘで通信が電話と別管理ができる。

変だけど、ちょっといい話

調理するのが少し難しいので訪問介護を利用という女性高齢者、買い物も介護サービスを利用、って少し調整がいると思うのだが、水にこだわって水道水は使わないので水を買って帰る。重いのでヘルパーが無理と訴え、ますます変だが、まぁ、いいだろう。別の方法を検討した。近くの酒屋で同じ水を扱っており、配達もしてくれるという。
近所の酒屋の配達を利用することは大きな影響をもたらす。まず近所を巻き込んだセーフティネットができる、酒屋の商売が拡大する、そしてケアマネジャーに意識改革をもたらすならもっといい。