目先でなく

介護報酬全般で引き下げの傾向のなか、注目することがいくつかある。
介護施設での経口維持ケア加算が引き上げられたのもその一つ、昨年の診療報酬で胃瘻造設術の単価が引下げられたことに連動している。

ほぼ正解

認知症（アルツハイマー病）に関してのある病院の市民講座のタイトル、認知症は脳の糖尿病と、微妙。でもわかりやすく市民に呼びかけるにはこんなタイトルのあるかも。

存在価値

３０兆円医療費のうち７兆円が薬価分という、その調剤薬局は医師の処方箋のまま調剤しているだけといわれかねない。介護支援専門員も利用者の言われるまま、事業者のままといわれないように個々の利用者一人一人にとっての存在を確認したい。

正解

「いつまで口腔ケアを続けるのですか」と問うたケアマネジャーに、「入浴介助に終わりはありますか」と切りかえした歯科医師、食の確保は大事。人間も生物、食べなければ生命が維持できない。

住環境も脅威か

住環境を整えるためハイロー機能の介護用ベッドを使うかもしれないが、ベッド下が飼っている小動物にとって気持ちよくて、操作する人間か小動物かが気がつけばいいが、もしも、を想像したら

人間への脅威

インフルエンザは終焉したようで、今度は花粉が心配。黄砂も飛来しそうで、人間の健康への脅威は環境にあるのか。ならば環境の整備が健康に有効となり、居宅介護支援でも福祉用具、住宅改修など住環境整備が肝要ということになるか。

満員のなかに割り込む

被保険者証にマイナンバーを記載するのか、請求の請求書や明細書に記載されるのか介護保険制度でのマイナンバーの取扱がまだ明確でないが、備えだけはしておくためにマイナンバーに関するセミナーに申込をするが、どこも満員らしい。無理をお願いしてなんとかもぐり込めそうだ。

マイナンバー

２７年度の介護報酬改正より影響が大きいと見ているのがマイナンバー制だ。個人情報保護では小規模事業所への適応除外があるが、マイナンバーではすべての事業者が対象となり個人情報保護に比べ、番号の管理が欠かせない、漏えいしたときはその被害が大きい。
これは多大な影響がある。

どうにもこうにも

居宅介護支援事業所を経営している会社からの相談が、短時間で意を尽くせない、スタッフが途中退席する、方針が変わる。どうにかなるだろうか、ということか。さて、居宅介護支援事業への取組は本気だろうか。

ベクトルを合わせる

介護事業などを行っている会社の相談を受けた。特に居宅介護支援事業の赤字を課題としているようだ。要は収入を増やすか経費を削るか、両方をやるかだが、介護支援専門員は経費がどれくらいかかるか知らない、会社は売上構造をしらない。お互いが双方のことを理解することにある。