nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
https://nikkourei.jimdo.com

NTTテクノクロスフェア2018

2018-10-30 19:24:45 | Weblog
Crossing for the Nextの基調講演を聞いた。講師は「東ロボくん」で東大合格を目指すプロジェクトで有名な藤田紀子氏。
彼女の話の中でAIがだす解答は確率に基づいているというのは、なるほどと思った。こうして文書を書いている最中も語彙の一文字からいくつかの候補をだしてくるのもいままでの言葉の使用頻度から確率の高い語をだしてくるということだ。
くわえてAIによる文書読み取りは、その文章にある言葉の使われる頻度や前後の言葉から「重し」をつけて検索しているという説明から中学生や高校生の文章読解力の調査と比較した話にすすみ、否定文の理解は難しく、中学生や高校生は教科書を読み解けないという。
このあたりは相当に考えないといけないと思う。

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Panasonicの介護人材育成

2018-10-28 19:32:52 | Weblog


高齢者住宅新聞社主催でパナソニックエコソリューソンズ創研の人が講師を務めた介護事業者対象の職場作りセミナーに行ってきた。
極端に要約すると、業務改善は業務内容の把握つまりアセスメントとファイリングで解決策を浮かび上がらせるという話と、もう1つはコミュニケーションの大切さの解説とそのはじめは毎日の挨拶というものだった。
業務に役立ち参考になる内容だった。

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ノーベル賞田中耕一氏の話を聞く

2018-10-27 10:59:24 | Weblog
10月17日デジタルヘルス2018で、「ヘルスケアに役立つ質量分析とは―アミロイド蓄積検出を1例として―」と題して田中耕一記念質量分析研究所長田中耕一氏の講演を聞いた。
質量分析の成果として、アルツハイマーの早期診断の例を説明した。その早期診断の方法は、
血液に抗体を加えてβタンパクを免疫沈降させ、そのあと質量分析で大きなものは無視して、微細な質量を検出して、そのなかからペプチドの長さを比較して、APP669-711というペプチドと比較してβタンパクの比が小さいと、βタンパクが脳に沈着していることになるので、アルツハイマーの早期診断が可能になるというものでる。
これは世界的に注目された成果だが、田中氏はこうした研究がノーベル賞受賞につながった日本の文化的背景も挙げて、科学で模式図を用いて説明することでわかりやすくなるが、これは日本の漫画文化が背景にあるといわれていた。
さらに産学協業というと、学は基礎研究を担い産は応用に生かすと思われているが、意外と産が基礎研究を行い学が応用をするという発言には共感した。介護保険ではまさにその感を強くする。現場での蓄積がある産―介護事業者は基礎研究に有利だ。その実績を応用するために学が協力するということを感じている。
さらに田中氏はこうした研究は1つの企業や業種でなしえることではなく、「幅広い異業種の参加が必要」と、ノーベル賞受賞者ですら多職種連携を思っている、いや、ノーベル賞受賞者故か。とにもかくにも、第一人者は多くの業種、職種の参画なくして認知症対策はできないと思っているのは間違いない。
さらにノーベル賞に価する研究をするには逆説的に「教科書に書かれていることを信じるな」「教科書を超えることの大切さ」を訴えていた。これも介護に関する教科書にも通じると思う話だった。

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ケアまねじゃーにとってのHCR

2018-10-26 14:31:56 | Weblog
毎年開かれる国際福祉機器展に多くの人が来場する、ケアマネジャーも。
そんなケアマネジャーにとってHCRはどんな意味があるのか、なにを目的に行くのか。
なんといっても福祉用具が一堂に展示されていることから、一度に商品を見ることができ情報を入手できるが、ケアマネジャーがHCRに行くには注目することが3つあるだろう。

1つは普段知ることができない商品の詳細な説明を、メーカーの人から直接説明を聞けることだ。時には開発の担当者からじかにその商品のコンセプトや開発にまつわるエピソードが聞ける。いままでしらなかった用具の使い方や使う場面、役立つ利用者の状態に思いが行き、思わず、こんな使い方があったのか、こんな効果が見込めるのか、と利用者のためになる話を聞くことができることだろう。

次には、新商品のことを知ることができることで、時には普通では入手できない商品やメーカーに出会える。これもやはり利用者の支援に役立たせることにつながり、そこから地元の事業者に商品の取扱をしてもらい、その事業者も商材を手にすることができるという効果も期待できる。

さらに試作品や新商品への意見をきくためにメーカーが展示しているときには、ケアマネジャーから意見をいう機会でもある。こんな使い方がしたい、こんな工夫が欲しい、ここが問題だ、と意見を出していくことが次の支援につながり、ケアマネジャーの役割を果たすことのできる場もある。


HCRに限らず、自ら試してみることがいま述べた3つのことを行うには大切だ。説明を聞いているだけではわからない。まずは使わせてもらう、試乗する、寝てみる、試着してみる、体験こそが商品を知る最も効果ある方法だ。
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HCR,モノからコト

2018-10-25 22:45:16 | Weblog
脳梗塞で下肢麻痺があるとハーネスを装着して歩行を助ける。このハーネスは麻痺を主張し、周囲に注意を喚起するが、いつも麻痺を意識させ装いの選択を奪う。時には装いたい、
それを実現する1つの手段がLES BOTTES de NORIが提供するブーツだ。http://lesbottesdenori.net/
代表も自らも脳梗塞を患い日常の不自由さを経験した。そのファッションの制限をなんとかしたいという思いで靴職人と一緒になって、手縫いのブーツを始めた。

高齢者のファッションにフォーカスしている卸問屋がケアファッションだ。ズボン、スラックスははきやすさをデザインと滑り止めのテープを工夫している。シャツのボタンホールを斜めに工夫して手の動作に不自由さがあってもボタンを自分で止められるようなシャツを提供している。
色も秋冬、春夏と毎年新作品を発売している。
さらにケアファッションは介護施設などで出張販売をしている。施設入居者だけでなく周辺の人との交流の場にもなっている。しかも卸なので価格が卸価格で提供している。http://www.carefashion.co.jp/

最後に子供にプログラムを学習してもらい、その子供が障害のある子供と一緒になってゲームをつくるというデジリハをやっているNPO法人Ubdobeもコトを提案していた。ハ
http://ubdobe.jp/

福祉用具を展示するHCRだが、行き方や体験を提案するHCRでもあった。

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HCR,気になる商品

2018-10-24 14:07:49 | Weblog
竹虎、「かるがる」リフトで有名だが、衣類や入浴チェアなども品ぞろえがある。今回、注目したのは黒のシャワーチェアだ。スタイリッシュ、あらたな需要を掘り起こすかもしれない。
次に、ユリナースで有名なメーカーが出したのが、男性用だがズボンのうちに装着して使うタイプだ。
ほかにも、種々ある。



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HCR、CDIの話

2018-10-23 14:42:28 | Weblog



今回のHCRで初めて展示をしたCDI、AIによるケアプラン作成のCDIで知られているので、どんなものか1時間半にわたって説明を受けた。
最も関心をもっていたのは、どんなデータをもとに人工知能は計算しているかであった。説明によると認定調査の調査データと給付実績のデータであった。
簡単にいうとこのデータからケアプランを作成するというものであった。
疑問として、ケアマネジャーがケアプランを作るとき、なにをもとにして作るのだろう。
疑問として、利用者のデータを保険者から入手しているが、正当性は。
疑問として、ディープラーニングとして保険者保有のデータからケアマネジャーの業務がどこまで把握できるのか。

さて、みずほ情報総研が品川区保有のデータをもとにケアマネジャーの実務に役立つ支援システムの検討のための基礎資料を提供する目的で調査した「要介護認定等のデータ分析に基づいたケアプラン作成等支援に関する調査研究報告書」が平成20年度老人保健健康増進等事業として行われ、平成30年3月に公表された資料がある。
この調査でも保険者保有のデータである認定調査と給付実績のデータから「トイレが使える」ことの項目の調査から、トイレの使用が常時できている人がトイレの使用ができなく状態になることを防ぐことができれば介護予防効果が高い(P,30)、また、サービス種類コードごとのパターンを分析してパターンごとの改善、維持、悪化の変化を抽出した成果(p、41以降)は評価できるが、この調査が目的とした「介護支援専門員の実務に役立つ支援システムの検討(つまりAI)の検討に資する(役立つ)」「基礎資料を提供する」ことにつながったとは言えないように、保険者保有のデータからケアマネジャーの業務に役立たせることはできないといえる。
そもそも保険者保有のデータとケアマネジャー保有のデータはイコールでない、さらに利用者のデータを保険者といえども利用活用することの妥当に疑問が生じ、居宅介護支援事業所として利用者の個人情報保護に責任を負えない。

みずほ情報総研の調査研究に対してニチイ学館とNECの協力のもと国際社会経済研究所が行った同事業の「ホワイトボックス型人工知能AIを活用した自立支援に資するケアプラン提案の試行的な取組に関する調査研究報告書」は、ケアマネジャー保有のデータから検討を加えて課題をいくつか挙げている。課題として「電子化されていないデータの存在」があり、一人ひとりにあわせたケアプラン作成という個別化理念とAI作成のプランとの矛盾があり、ケアマネジャーの情報はテキスト形式となっておりそれらをAI分析で利用できるようにコード化、カテゴライズ化とデータに変換するために時間がかかることなど(p、63)を示している。そのうえでこの報告は今後の方向性として「人工知能AI分析の可能性に対する期待は高いが、課題も多い」そして「ケアプラン作成への人工知能AI適応は、まだ研究段階で」データ検討から数年後に課題解決の方法を検討していく段階だとしている。しかし、このAI開発はケアマネジャーにとっても、利用者にとっても保険財政にも有益なものとなるよう期待をして締めくくっている(p、68)。

これら報告がいまのAIによるケアプラン作成の現状を説明しているといえる。

つまり、いきなりの結論、「介護に近道なし、王道を行くべし」
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HCRでの龍角散のマーケッティング

2018-10-22 12:20:16 | Weblog
薬を飲むとき苦い、飲めないという経験をした人は多いはず、それがもとで薬を飲めない、飲むことに抵抗があるとしたら、薬を飲むことは楽しいことにスイッチチェンジすれば薬を飲んでくれるようになるだろう、というコンセプトで龍角散の薬ゼリーときな粉味ゼリーが開発され、販売されている
TVのCMも流れているがそのゼリーをより多くの高齢者に知ってもらう、薬を飲んでもらうには、試飲が一番効果がある。

そこでHCRでのマーケッティングは、試飲に誘導することだ。

いままでは展示と呼びかけ、これで試飲に誘導するのはそれほど成果を挙げない。今回はラップと落語で試飲に誘導していた。
リュウ・カク・サン、とラップで意識づけ、落語で説明と、さらにラップにひきつけられるターゲットと落語で引っ張れる層と、組み合わせも狙ったか。

このマーケッティングは正解、列が常にできていた。

ここで注目したのは、ネガティブイメージをポジティブイメージに変える仕掛けたことだ。
このやり方はケアマネジャーの育成にも参考になりそうだ。
さらに体験が効果的なことをここでも証明したことだ。
HCRでの製品は説明を聞くだけでなく体験をしたいと今回も思った。

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HCR2018見学感

2018-10-21 11:44:59 | Weblog


今回の国際福祉機器展2日にわたり、見学した。
目だったことは、開発中の製品のモニター展示があったこと。フランスベッドは3段階で長さ調整可能のベッドを、台湾のkarmaがiBuddyという電動追跡型移動補助具を、YAMAHAは電動車いすYNF-01を、スロープではカーブで曲がれるコーナーを出していた。
ほかにPanasonicはケアマネ向けお役立ちアプリで連絡帳と予定帳アプリを来年だすという。
さらにCDIがケアデザイン人工知能MAIAの販売開始と注目の展示があった。
これらはこれから市場に出てくる可能性がある。


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国際福祉機器展2018全体の印象

2018-10-11 16:11:35 | Weblog
今回は会場となっている東京ビックサイトの
展示会場拡張により、いままでの会場に
加えて東ホール7と8が加わった。
あすいかれる人は7,8ホールも
わすれずに見てほしい。

拡張のためか、いままでの展示会場に
余裕が感じられた。

そのなか、車いすの展示と安寿などの
ブースでは展示品が少ないように感じた。

ベッドメーカーも新商品が少ない、手すり、
スロープの商品もマイナーチェンジ、
もしかしたら、福祉用具の商品開発は
踊り場にあるのかもしれない。

そのなか、事業のソリューションは
睡眠のデータをとるものがいくつかあり、
送迎配車など、
なかなかのものがあった。

昨年は東アジアからの集団での来訪者が
目だったが、今回は学生の集団が目についた。

福祉用具の方向は事業のソリューションに
着目した商品に移るかもしれない。
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日本の美術館名品展