政治家の発言をそのまま流すのが『朝日新聞』、きちんと調査するのが『西日本新聞』。
恩義、礼儀、信用、相互扶助、協力・・・・・こういうことばを踏みにじる立憲民主党。連合にすりより、国民のことより「反共」(反共産党)に走る。京都市長選のように、立憲民主党は、自民党、公明党、国民民主党、維新と手を組む方向に動こうとしているようだ。
結果的に、自民党を支援することとなる。さようなら、立憲民主党!次から立憲民主党には投票しないから。
立民 泉代表 夏の参院選 “共産との連携は白紙にすると宣言”
「朝まで生テレビ」というろくでもない番組、これには三浦瑠麗という輩がいつも出演しているそうだ。そしていつものように、彼女が暴言を吐いたようだ。
三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! 専門家から反論されると半笑いで「私、医者じゃないんで」
しかし、彼女の暴言はいつものこと。こういう輩を出演させているテレビ局が問題なのだ。テレビ局自体が、三浦某と同じようなことを考えているから出演させるのだ。
だから見ないのが一番である。
近くにあるスーパーで、「熊本産あさり」と銘打ったものがずっと売られていた。ほとんど買ったことはなかったが、熊本ではあさりがたくさん採れているのだと思っていた。
しかしそうではなく、中国産のあさりを短期間熊本の砂浜に入れただけで「熊本産」と表示して売っていたという。
「産地偽装」である。
もちろん私は、「熊本産アサリ」と銘打ったものは、今後買うことはない。
ヒドイ話しである。
この「産地偽装」に関して、熊本県が動いた。当然である。国民ひろく知られてしまったから、全国でも「熊本産あさり」は売れなくなるだろう。
カネ儲けのためなら、どんなことをしてもよいという風潮が強まっているように思う。政治の世界がそうだから・・・・
1989年に結成された連合。昨日の『東京新聞』の「核心」欄、「連合の参院選方針が波紋 共産と共闘せず・支持政党の明示なし」などの見出しがある。
1980年代に本格化された「労働戦線の統一」。当時労働組合の全国組織は、総評、同盟、中立労連に別れていた。総評には、労働者の生活と権利を闘いとろうとする労働組合が結集していた。同盟は、徹底的な労使協調路線で、経営者との蜜月関係を維持しながら、労働組合は社内の労働者管理の機能を果たす会社の重要な機関と化していた。
「労働戦線の統一」とは、同盟路線での労働組合統一の動きであった。その結果が連合の成立なのだ。つまり、労働組合を体制内化し、労働組合の牙を抜き、同盟系の労働組合と同じような組織にしたいという支配層の要望に沿った動きであったのだ。連合が成立していこう、見事に日本の賃金上昇はみられなくなった。
したがって、芳野新会長のもとでの方針は、連合が本来追求してきたものなのである。
だから私は驚かないし、こうなることは予想されてきたことだと思う。
しかし、連合加盟の労働組合に組織されている労働者は、非正規労働者の増加により、少なくなっていて、それらの労働組合は政治的なことはほとんどしないから、労働組合員の投票活動を左右する力をなくしてきている。
立憲民主党や国民民主党の議員がなぜ連合系の労組の動きに一喜一憂するかというと、彼らに依存しなければ選挙時の人手を確保することができないからだ。自民党には利権に群がる業界団体があり、公明党には創価学会があり、共産党には熱心な党員がいる。しかし立憲民主党や国民民主党の議員には、そういう人はいない。選挙区から立候補しても、その地区にねざした組織をもっているわけではない。立憲民主党議員が地域で活動している姿を、選挙カーでまわっているとき以外見ることはない。
残念ながら、日本の民主主義は「死に体」の状況にある。私は、日本の民主主義を復活させる処方箋を持てないでいる。
支配層による闘う労働組合への弾圧と懐柔、学校教育に対する文部省の統制策・・・長年支配層が行ってきた「画策」がその成果を示しているのである。
とはいえ、絶望状態のなかでも、かすかな希望はあるはずだ。