浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

「黒汐の華」

2022-02-16 17:48:05 | 社会

 中国産のワカメを、鳴門産として販売していた食品販売会社の社長らが逮捕された。その会社名、「黒汐の華」。「黒潮」ではなく、「黒汐」。「汐」という字は、「「日暮れ」を表す「夕」に「水」を表す「氵(さんずい)」を組み合わせて「夕べの海の満ち引き」を表現している。」。この会社、もう「暮れていく」しかないだろう。

 さて、静岡県と言えば、焼津。水揚げされたカツオが、漁協関係者らによって抜き取られ、そのカネが漁協職員らの飲み代としてつかわれた、というニュースがあり、その捜査はまだ続いている。

 熊本産のアサリが、ホントは中国産であったこと。これも当然熊本の漁協は知っていたはずだ。浜を貸して利益を得ていたのだから。

 そして今度の中国産ワカメの産地偽装。なんと、その販売会社は、鳴門の漁協から「産地証明書」を得ていたという。

 漁協は、いったい何をしているのか。産地偽装に協力していたということか。

 漁業協同組合、どうも腐臭がただよってくる。

 

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