中国産のワカメを、鳴門産として販売していた食品販売会社の社長らが逮捕された。その会社名、「黒汐の華」。「黒潮」ではなく、「黒汐」。「汐」という字は、「「日暮れ」を表す「夕」に「水」を表す「氵(さんずい)」を組み合わせて「夕べの海の満ち引き」を表現している。」。この会社、もう「暮れていく」しかないだろう。
さて、静岡県と言えば、焼津。水揚げされたカツオが、漁協関係者らによって抜き取られ、そのカネが漁協職員らの飲み代としてつかわれた、というニュースがあり、その捜査はまだ続いている。
熊本産のアサリが、ホントは中国産であったこと。これも当然熊本の漁協は知っていたはずだ。浜を貸して利益を得ていたのだから。
そして今度の中国産ワカメの産地偽装。なんと、その販売会社は、鳴門の漁協から「産地証明書」を得ていたという。
漁協は、いったい何をしているのか。産地偽装に協力していたということか。
漁業協同組合、どうも腐臭がただよってくる。