共同通信のこの記者も、後遺症から解放されることを望む。とにかくコロナに感染しないようにすることしかない。
生まれてこの方、世界や社会はだんだんよくなると思って生きてきた。しかし、入ってくるニュースを読むと、決してよくならずに悪くなっていく。
人間の歴史、近現代の歴史だけでも、現存するほとんどすべての問題が起きている。そうした歴史から学ぶことができていれば、ほとんどすべての問題は「問題」とはなっていないだろう。
ロシアがウクライナに侵攻しようとしているとか、「台湾危機」とか、軍事的な危機が報じられている。戦争が起きればどういう事態が起きるかは、少し想像力を働かせればすぐわかることだ。
台湾問題については以前にも書いたことがあるから記さない、ウクライナ問題については、ウクライナはロシア、ソ連によっていじめられてきた歴史がある。ロシアが軍事力をつかって、あるいは軍事的脅威によって抑えつけることを続ければ、ウクライナの民衆のロシアに対する敵愾心は強まるだけだ。
この問題にたいし、マクロン仏大統領がプーチンと会談したりしているが、わが国には、ファーストネームで呼び合ったシンゾーがいる。シンゾーは、ロシアに高額のカネを渡したりしたが、成果はまったく得られなかった。ここでこそ、戦争をさせないために頑張ってみたらどうか。ムリだろうが・・・・
私はあまり関西に行ったことはない。もちろん、京都や奈良は何度も行っているが、大阪にはほんとに縁がない。
大阪は、維新の支持者が多い。大阪の人たちは、テレビ報道によるのか、維新の政治家は新型コロナウイルス対策をよくやっていると思っているようだ。
しかし・・・・・コロナによる死者は、大阪が突出している。なぜだろう?
2月に発表されたコロナ死者
(10日までの合計=NHK速報値)
①大 阪 182人
②愛 知 99
③兵 庫 93
④東 京 81
⑤北海道 67
神奈川 67
⑦福 岡 65
⑧千 葉 46
⑨広 島 45
⑩静 岡 34
全 国 1128
わが家は、前近代からの道路・旧東海道から少し入ったところにある。旧東海道は、生活道路でもある。したがって、救急車の通過の頻度は高く、もちろん真夜中でも通る。
しかし、その音をうるさいと思ったことはない。一刻も早く患者を病院に運ぶ、そのために必要だからサイレンを鳴らしている、ということは誰でも知っている。
私の友人が足の骨を折って救急車で運ばれたことがあった。痛くて痛くてたまらず、救急車が揺れるだけで痛みが強くなった、早く病院に着くことだけを思っていた、と聞いたことがある。
日本人は、狭量になった、と思う。