いつものPPRで甲州ワインのワイン会がありました。
井出先生によるお馴染みの手作りフリップで解説して頂きました。甲州ぶどうは718年に行基が唐よりぶどうを持ち帰り、大善寺に植えたのが始まりだそうです。当初ぶどうは薬用とみなされていたため、薬師如来のある大善寺に植えられたのだとか。
料理は筍など旬の野菜たっぷりのメニューです。
最初は、勝沼のワイナリー、中央葡萄酒のグレイス甲州。澱と接触させることで風味をもたせるシュール・リー製法で果実味を活かした、華やかで少し夏みかんの皮のような苦味のある辛口に仕上がっています。
こちらも勝沼のワイナリー、丸藤葡萄酒工業のルバイヤート甲州シュール・リー。国産ぶどうにこだわったワイナリーで、澄み切った香りにすっきりとした辛口。少し時間が経つと柔らかな甘みが出てまろやかになります。菜の花の苦味によく合うワインだと思いました。
勝沼醸造のアルガブランカ・クラレーザ。この銘柄、社長の有賀さんと関係あるのかないのか...。
上の2つのワインと同様、こちらもシュール・リー製法で甲州らしさを活かすことにこだわったワインです。品のある澄み切った香りに、グレープフルーツのような果実味と酸味があります。これは殺菌剤として使われるボルドー液(塩基性硫酸銅カルシウム)を使用しないことで出せる香りなのだそうです。
赤ワインに移ります。ダイヤモンド酒造のますかっとべりーA Y3。マスカットベリーAは日本の代表的黒ぶどう品種、ベリー種とマスカットハンブルグ種の交配種です。明るいルビー色、ポートワインのような甘さ。さらっとしていてタンニンも軽く、大人しいワインだと思いました。
その名の通り、甲府市酒折にあるシャトー酒折のマスカットベリーAキュヴェイケガワ。軽くて飲みやすく、名前の通りベリー系の香りや甘みがあります。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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