仙台に到着してチェックインの時間まで少し間があったので、ニッカウィスキーの宮城峡蒸留所を訪ねてみることにしました。ウィスキーの蒸留所めぐりは軽井沢(当時はメルシャン)、山崎(サントリー)、富士御殿場(キリン)、白州(サントリー)に次いで5回目です。
ウィスキーの蒸留所は、その製法上、きれいな水と豊かな森に囲まれているケースが多いので、結構ヒーリングに適しているのではないかと思います。敷地内に漂う、おからを思わせるモルトの匂いが好きな方ならなおさら。ウィスキーに興味がない方でもヨーロッパの田舎道を散策しているような気分を味わっていただければ楽しいのではないでしょうか。
さて、宮城峡蒸留所は仙台駅から仙山線で約30分ほどの作並という所にあります。駅から歩いて30分位と聞かされていたのですが、
10分ほどであっさりと蒸留所の入口、通称「ニッカ橋」まで到着してしまいました。しかし、実は敷地に入ってからが遠かったんですね。受付まで歩くことさらに10分、結局20分はかかると見て差し支えありません。
宮城峡蒸留所は、その名の通り、新川(にっかわ)川(写真左)と広瀬川(写真右)に挟まれた、緑豊かな峡谷の地にあり、この地形がウィスキー作りに必要な、適度な霧を発生させます。なお、ニッカウィスキーのニッカは創業時の社名である「大日本果汁」の略称であり、この新川とは関係ありません。名称は似ていますが、全くの偶然です。
さて、明日はウィスキーができるまでの工程を順々に追っていきたいと思います。
ニッカウィスキー宮城峡蒸留所
宮城県仙台市青葉区ニツカ1
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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