窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

横浜中華街 第3回 美食節①

2010年12月03日 | 食べ歩きデータベース


  11月29日、横浜中華街発展会協同組合主催、新作メニュー発表会が横浜中華街ローズホテルで開催されました。



  新作メニュー発表会は、14日から行われていた「第3回美食節 横浜中華街フードフェスティバル」の最終日を飾るイベントで、横浜中華街19店舗による2010年新作メニューを試食し、品評するというものです。出品された19品は上の動画でご紹介しています。



  司会は、このブログでもおなじみの栗原治久さん。

  イベントが始まると、19品がおおよそ4品ずつ、次々と運ばれてきました。1品あたり少量とはいえ、ひたすら食べ続けなければならないので、フードバトルさながらの様相を呈していました。



1品目:重慶飯店本館 
「口袋八宝 ほんわり8種のゆずペーニョソース」

  海老、蟹、帆立、海鼠、アキレス腱、クワイ(慈姑)、白木耳、銀杏の8種類の具材を泡立てた鶏のすり身と一緒に油揚げに詰め、ピリ辛のゆずペーニョソースを添えたものです。その名の通り、ソースのゆずの香りが広がり、油揚げと相俟って、もうすぐ来るお正月を連想させる一品でした。



2品目:萬珍楼点心舗
「茄子とイベリコ豚の踊り炒め」

  茄子とイベリコ豚を豆板醤、海鮮醤などの甘辛ソースで炒めたものです。オーソドックスな中華の炒め物という感じで目新しさに欠けましたが、反面、奇を衒ったところもなく安心できる一品でした。



3品目:景珍楼
「黄金餃子/酥炒花生餃」

  さつまいもの皮でピーナッツなどの餡を包んだ揚げ餃子です。想像されるとおり、おやつにピッタリの一品。さつまいもの皮は、揚げてある外側はパリッとしていますが、内側はしっとりと、生八橋のようで、そのコントラストがユニークだと思いました。今回全ての品に言えることですが、出来たてならもっと良かったと思います。強いて選ぶとするなら、僕は総合点でこの品が良かったと思います。 



4品目:状元楼横浜本店
「芝海老と自家製ラー油のエスニック仕立て」

  大振りの芝海老にミルクベースのソースにラー油を絡めたピリ辛ソースを添えた一品。名前だけ見ると辛そうですが、余り辛さは感じません。

  ソースがマヨネーズでない分、まろやかでも油っぽさがないのが良いと思いました。個人的には揚げピーナッツを砕いて絡めたら面白いだろうと思いました。



5品目:広東飯店
「海鮮皇中宝」

  海栗を帆立と海老のすり身でサンドイッチした贅沢な一品。シンプルですが、噛むほどに海鮮の旨みが存分に楽しめます。



6品目:重慶飯店新館
「海鮮と五目野菜の包み揚げ」

  これまた贅沢な一品。鶏肉、金華ハム、海老、海鼠、上海蟹のミソ、クワイ、マッシュルーム、筍、香菜などの具材を網油で揚げ、山椒とサルサソースを添えたエスニックな香りのする一品。たくさんの具材による旨み、筍と山芋のような食感のクワイがアクセントになって、素晴らしかったです。

  まだあと13品残っています。つづきはまた次回以降ご紹介したいと思います。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

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