窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

綿花高騰とリサイクル軍手・ウエス~私たちの責任

2010年12月08日 | リサイクル(しごと)の話


  今年も年の瀬、みなさまいかがお過ごしでしょうか?私たちナカノ株式会社も年内は29日まで。このまま元気よくお正月まで駆け抜けます!



  ところで昨年10月から、綿花の高騰が続いています。既に報道でも取り上げられておりますのでご存知の方も多いと思いますが、衣料品などの製造コストも軒並み値上がりが続いているようです。

  私たちの仕事もこの現象とは当然無縁ではありません。なぜなら、軍手やウエスは綿でできているものが多いからです。ナカノ株式会社には繊維リサイクルで76年、工業消耗品等の卸販売で40年の実績がありますが、長い歴史の中で今日と似たような現象がかつてありました。それは昭和48年(1973年)のオイルショックです。この時のことについては、弊社ホームページ、「会社概要・沿革」の年表でも述べておりますので、どうぞご覧ください。

  経済の原則として、価格高騰に伴って起こるのは品不足です。ウエスや軍手とはいえ、供給が不足すれば、それをお使いになっている工場の生産にも悪影響を及ぼし、それはさまざまなところに波及していきます。



  したがって、こうした商品を納品する私たちにとって一番の責任は「供給を絶やさないこと」ということになります。お客様の職場環境が経済変動によって支障を起こすことのないようバランスをとる、これこそがいつも唱えている私たちのECOSOPHY(エコソフィー)だと思います。



  こうした状況をふまえ、ナカノ株式会社では自社製造のリサイクルウエス、リサイクル軍手に関して万全の供給体制を整えています(上写真は「リサイクル軍手の工場見学」に、下の写真は「特殊紡績手袋 よみがぁ~る」の動画にリンクしています)。



  社員一同、はりきってご対応させていただきますのでどうぞ宜しくお願い致します。

  リサイクルウエス、軍手に関するお問合せはこちらまで。



  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

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