つづいて第二試合はここまで全勝、前年の日本選手権王者である三洋電機と2敗で追走するサントリーとの対戦でした。
こちらは前半、始終三洋電機のペース。前半12分に北川選手、34分に山田選手、両選手らしい快速でトライを決め、15VS0で折り返します。
サントリーも攻めはするのですが、三洋電機のお家芸である堅いディフェンス阻まれ、得点を挙げることができません。観戦していて、この時点では勝負あったと思いました。
ところが、後半に入ると、サントリーがピッチを広く使ったすばやい展開で三洋電機のディフェンスを突破し始めます。後半11分に小野澤選手が完全に空いたスペースをついてトライ。続けて14分に平選手がトライを決めると一気に試合の流れが変わり始めました。
それでも、スピーディーなサントリーに対して、これぞ三洋電機と思わせるゴール際のディフェンスは実に見ごたえのあるものでした。両軍の持ち味が見られ、この日のお客さんは十二分に楽しめたのではないかと思います。
そして後半38分、ゴール前のPKをニコラス選手が決め、サントリーがついに逆転。このまま逃げ切って、三洋電機に今シーズン初の土をつけました。これで1敗の三洋電機をサントリー、東芝、トヨタの3チームが2敗で追うという、ここ数年の中では熾烈な展開となり、リーグ戦がますます面白くなってきました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。
よろしければクリックおねがいします!
↓