駿河湾名物、桜えびの春漁が始まりました。それに合わせ、当社の営業所がある静岡県富士市へ。地元の野菜と地魚、そして日本酒を豊富に取りそろえる「海郎小屋」へ行ってきました。
まず目に止まったのが、日本酒呑み比べセット。いずれもプレミア銘柄、十四代純米吟醸(山形:手前右)、磯自慢純米吟醸(静岡:奥)、獺祭純米大吟醸(山口:手前左)の三種を一度に楽しむことができます。それも3つで1合位いくのではないかと思われる大きさで、830円。
さて、食事は春らしい焼き筍とタラの芽の天ぷらから。
まだ旬と言える焼き蛤に、静岡といえば黒はんぺん。以前、静岡おでんの「乃だや」をご紹介しましたが、静岡の人にとってはこれが普通のはんぺんなのだそうです。
こちらもまさに旬の生しらす、そして桜えびはかき揚げ(冒頭写真)と生で。
お造りはウマヅラハギ(もちろん肝つき)と平目。
魚に合うお酒ということで、スッキリとした飲み口の地元由比(静岡市清水区)のお酒、「正雪」をチョイスしました。地元の人が一緒にいると心強いです。
キンキの煮つけと赤貝。
アジのなめろう。青魚と臓物が苦手という当社の社員が「ちょっと挑戦してみようかな」と、それまで食べられないと言っていたなめろうに箸をつけました。するとその美味しさにすっかりハマってしまい、「これお茶漬けにしたら美味しそうだな」とメニューにはないなめろうのお茶漬けを所望。
そして出てきた番外メニュー、「なめろう茶漬け」。期待通り、本当に美味しいお茶漬けで、嬉しい締めとなりました。
海郎小屋本店
静岡県富士市永田町2丁目85
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした