都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「田中秀和 - カムフラージュ」 児玉画廊 東京
児玉画廊 東京(港区白金3-1-15 1階)
「田中秀和 - カムフラージュ」
1/10-2/14

巨大なストロークがうごめきながら色鮮やかな抽象世界を象ります。「線や色彩の鮮烈な動きや構成によって、意識や感覚の新しい局面を開こう」(TABより引用)とする画家、田中秀和の個展を見てきました。
ともかく印象深いのは、殆ど無造作と思えるほどに画面を走るタッチ自体の漲る力感です。キャンバスの地が浮き上がるほどにかすれた絵具が、極太の面のようなストロークをとって縦横無尽に駆け巡っています。もちろんその形も一定しません。空気を纏い、常にワサワサと風を起こすかのようにして奔放に靡いていました。またリズムも自由です。空間を切り裂き、まさに変幻自在に絵具が踊っていました。
アメリカ抽象絵画を見るような普遍性と、その反面での感覚的な動きに由来するある種の快感が同居しています。
2月14日までの開催です。
「田中秀和 - カムフラージュ」
1/10-2/14

巨大なストロークがうごめきながら色鮮やかな抽象世界を象ります。「線や色彩の鮮烈な動きや構成によって、意識や感覚の新しい局面を開こう」(TABより引用)とする画家、田中秀和の個展を見てきました。
ともかく印象深いのは、殆ど無造作と思えるほどに画面を走るタッチ自体の漲る力感です。キャンバスの地が浮き上がるほどにかすれた絵具が、極太の面のようなストロークをとって縦横無尽に駆け巡っています。もちろんその形も一定しません。空気を纏い、常にワサワサと風を起こすかのようにして奔放に靡いていました。またリズムも自由です。空間を切り裂き、まさに変幻自在に絵具が踊っていました。
アメリカ抽象絵画を見るような普遍性と、その反面での感覚的な動きに由来するある種の快感が同居しています。
2月14日までの開催です。
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