都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009 有料プログラム発表
先週の記者会見からやや時間がかかりましたが、ようやく公式HP上にも詳細なプログラムが発表されました。ゴールデンウィークの東京都心を音楽で彩る祭典、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009 - バッハとヨーロッパ」です。
[タイムテーブル](熱狂の日音楽祭2009)
5/3、5/4、5/5(PDF版。プリントアウトが便利です。)
まずは公演の概要です。既に発表済の情報を公式ブログなどから抜き出します。
・有料公演開催は計3日
昨年は2日より6日まで、連続5日間行われましたが、今年は3、4、5日の3日間の限定です。(公演数も前年比75%の300公演。)
・会場は国際フォーラム内ホール計8箇所
テーマが「バッハ」ということで古楽器演奏にも配慮されたそうです。昨年より一つ、座席数100席のミニ会場(ホールG402)が増えました。
・ホールAにスクリーンを設置
ステージとの一体感を高める試みでしょうか。5000人収容の巨大空間に大型スクリーンを設置されます。
・中高生チケットを500円で発売
中高生のための超格安券が発売されます。ホールA限定だそうですが、さらにお得感は高まりそうです。
・フレンズ先行チケットに「WEBはしご買い」を導入
先行販売の方法が昨年と変わりました。まずネット受付はまとめ買いの可能な「WEBはしご買い」を最速先行(2/21-25)として実施し、その後に電話受付期間(2/26-28)を設けるそうです。(「はしご買い」の引き取りは郵送のみ。手数料は一枚210円、郵送料は一件あたり800円。)色々と制約もあるようなので、購入の前に詳細に当たった方が良いかもしれません。
・座席は全て指定席
Aホールを含め、自由席は原則廃止されました。当日、開演前に並んで入ることはもうなさそうです。
それでは以下、私の気になるアーティストを挙げてみます。今回はお馴染みの大御所コルボ、ケフェレック、ベレゾフスキーをはじめ、国内のバッハ演奏では高名なBCJなどが登場していました。
・ミシェル・コルボ&ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
「ミサ曲」を計3回、また「マタイ」を計1回演奏します。唯一のホールC公演、5/3の夜の「ミサ曲」狙いでしょうか。
・ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテ
以前、初台での来日公演を聴いて大いに感銘しました。アクロバットなバロックを楽しめます。今回はヴィヴァルディをメインに計4回(四季は2回。)のコンサートを行うそうです。おすすめです。
・鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパン
定評のあるバッハをLFJでも楽しめます。受難曲からはヨハネを2回、その他、カンタータのみを計2回演奏するようです。
・ベルリン古楽アカデミー
定番の管弦楽組曲のプログラムです。計4回のうち3回はホールB7、1回はホールCでの公演です。
・アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)
去年、シューベルトのソナタを聴きました。今回はホールG409にてパルティータの計3公演がアナウンスされています。
・ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ホールAでのシンフォニア・ヴァルソヴィアとの共演が2回、ソロがB5とB7の計2回あるようです。B5公演は即完売必至でしょう。
・寺神戸亮(ヴァイオリン)
バロック・ヴァイオリン、及びヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いてバッハに挑みます。目白では真摯な音楽に至極感心させられました。
・勅使川原三郎(ダンス)
無伴奏チェロ組曲に合わせての公演となりそうです。
以上です。もちろんLFJ公演の楽しみ方は千差万別です。アーティストとは無縁に曲目から選ぶ、また楽器にこだわって聴いてみるなどするのも面白いかもしれません。
ちなみに一概に言えませんが、演奏曲についてはどちらかというと定番物が多いような気がしました。去年のような冒険的なプログラムはやや影を潜めている感を受けます。
先行発売のネット受付開始日が今週末と迫っています。それまではプログラムとの睨めっこが続きそうです。なお皆さんのおすすめを教えていただけると嬉しいです。どうぞ宜しくお願いします。
[タイムテーブル](熱狂の日音楽祭2009)
5/3、5/4、5/5(PDF版。プリントアウトが便利です。)
まずは公演の概要です。既に発表済の情報を公式ブログなどから抜き出します。
・有料公演開催は計3日
昨年は2日より6日まで、連続5日間行われましたが、今年は3、4、5日の3日間の限定です。(公演数も前年比75%の300公演。)
・会場は国際フォーラム内ホール計8箇所
テーマが「バッハ」ということで古楽器演奏にも配慮されたそうです。昨年より一つ、座席数100席のミニ会場(ホールG402)が増えました。
・ホールAにスクリーンを設置
ステージとの一体感を高める試みでしょうか。5000人収容の巨大空間に大型スクリーンを設置されます。
・中高生チケットを500円で発売
中高生のための超格安券が発売されます。ホールA限定だそうですが、さらにお得感は高まりそうです。
・フレンズ先行チケットに「WEBはしご買い」を導入
先行販売の方法が昨年と変わりました。まずネット受付はまとめ買いの可能な「WEBはしご買い」を最速先行(2/21-25)として実施し、その後に電話受付期間(2/26-28)を設けるそうです。(「はしご買い」の引き取りは郵送のみ。手数料は一枚210円、郵送料は一件あたり800円。)色々と制約もあるようなので、購入の前に詳細に当たった方が良いかもしれません。
・座席は全て指定席
Aホールを含め、自由席は原則廃止されました。当日、開演前に並んで入ることはもうなさそうです。
それでは以下、私の気になるアーティストを挙げてみます。今回はお馴染みの大御所コルボ、ケフェレック、ベレゾフスキーをはじめ、国内のバッハ演奏では高名なBCJなどが登場していました。
・ミシェル・コルボ&ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
「ミサ曲」を計3回、また「マタイ」を計1回演奏します。唯一のホールC公演、5/3の夜の「ミサ曲」狙いでしょうか。
・ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテ
以前、初台での来日公演を聴いて大いに感銘しました。アクロバットなバロックを楽しめます。今回はヴィヴァルディをメインに計4回(四季は2回。)のコンサートを行うそうです。おすすめです。
・鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパン
定評のあるバッハをLFJでも楽しめます。受難曲からはヨハネを2回、その他、カンタータのみを計2回演奏するようです。
・ベルリン古楽アカデミー
定番の管弦楽組曲のプログラムです。計4回のうち3回はホールB7、1回はホールCでの公演です。
・アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)
去年、シューベルトのソナタを聴きました。今回はホールG409にてパルティータの計3公演がアナウンスされています。
・ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ホールAでのシンフォニア・ヴァルソヴィアとの共演が2回、ソロがB5とB7の計2回あるようです。B5公演は即完売必至でしょう。
・寺神戸亮(ヴァイオリン)
バロック・ヴァイオリン、及びヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いてバッハに挑みます。目白では真摯な音楽に至極感心させられました。
・勅使川原三郎(ダンス)
無伴奏チェロ組曲に合わせての公演となりそうです。
以上です。もちろんLFJ公演の楽しみ方は千差万別です。アーティストとは無縁に曲目から選ぶ、また楽器にこだわって聴いてみるなどするのも面白いかもしれません。
ちなみに一概に言えませんが、演奏曲についてはどちらかというと定番物が多いような気がしました。去年のような冒険的なプログラムはやや影を潜めている感を受けます。
先行発売のネット受付開始日が今週末と迫っています。それまではプログラムとの睨めっこが続きそうです。なお皆さんのおすすめを教えていただけると嬉しいです。どうぞ宜しくお願いします。
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