都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「初公開!池大雅の水墨山水画」 練馬区立美術館
練馬区立美術館(練馬区貫井1-36-16)
「一点だけの特別観覧 初公開!池大雅の水墨山水画」
9/14-10/24
半世紀ぶりに練馬で発見された池大雅の幻の作品を公開します。練馬区立美術館で開催中の「一点だけの特別観覧 初公開!池大雅の水墨山水画」へ行ってきました。
「一点だけの」とあるように、会場には一点、つまりはこの発見された池大雅の「比叡山真景図」のみが掲げられています。なお発見された経緯などは、以下の朝日新聞の記事などで紹介されていました。是非ご覧ください。
池大雅の掛け軸、来月公開 半世紀ぶり、練馬区立美術館(朝日新聞)
また会場ではそこでもコメントのある佐藤康宏氏の解説がパネルで掲示されています。印章の問題、また画法の専門的な部分など、かなり突っ込んだ内容が記されていました。
左に比叡山を配し、遠景に靄にもかすむ琵琶湖を望む景色は、どこかターナーの雄大な風景画を連想させるのではないでしょうか。またその仄かな陰影を生む繊細な点描の技法も見事でした。
なお本展はメインの稲垣仲静・稔次郎兄弟展と同時開催の展覧会です。入場券は共通でした。
「稲垣仲静・稔次郎兄弟展」「池大雅の水墨山水画展」いよいよ開幕です!@練馬区立美術館ブログ
稲垣兄弟展については改めて下記リンク先のエントリでまとめてあります。ちなみに一言だけ申せば、そちらは私にとってショッキングなほど印象に残る展覧会でした。
「稲垣仲静・稔次郎兄弟展」 練馬区立美術館(拙ブログ)
10月24日まで開催されています。
注)写真の撮影と掲載については主催者の許可を得ています。
「一点だけの特別観覧 初公開!池大雅の水墨山水画」
9/14-10/24
半世紀ぶりに練馬で発見された池大雅の幻の作品を公開します。練馬区立美術館で開催中の「一点だけの特別観覧 初公開!池大雅の水墨山水画」へ行ってきました。
「一点だけの」とあるように、会場には一点、つまりはこの発見された池大雅の「比叡山真景図」のみが掲げられています。なお発見された経緯などは、以下の朝日新聞の記事などで紹介されていました。是非ご覧ください。
池大雅の掛け軸、来月公開 半世紀ぶり、練馬区立美術館(朝日新聞)
また会場ではそこでもコメントのある佐藤康宏氏の解説がパネルで掲示されています。印章の問題、また画法の専門的な部分など、かなり突っ込んだ内容が記されていました。
左に比叡山を配し、遠景に靄にもかすむ琵琶湖を望む景色は、どこかターナーの雄大な風景画を連想させるのではないでしょうか。またその仄かな陰影を生む繊細な点描の技法も見事でした。
なお本展はメインの稲垣仲静・稔次郎兄弟展と同時開催の展覧会です。入場券は共通でした。
「稲垣仲静・稔次郎兄弟展」「池大雅の水墨山水画展」いよいよ開幕です!@練馬区立美術館ブログ
稲垣兄弟展については改めて下記リンク先のエントリでまとめてあります。ちなみに一言だけ申せば、そちらは私にとってショッキングなほど印象に残る展覧会でした。
「稲垣仲静・稔次郎兄弟展」 練馬区立美術館(拙ブログ)
10月24日まで開催されています。
注)写真の撮影と掲載については主催者の許可を得ています。
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