三菱一号館美術館が4月6日に開館5周年を迎えます

東京・丸の内は三菱一号館美術館。2010年に明治時代に建てられた「三菱一号館」を美術館として再建。洋風の外観もすっかり丸の内の町並みに溶け込みました。

早いものです。三菱一号館美術館が2015年4月6日(月)、開館5周年を迎えます。


「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」
2月7日(土)~5月24日(日) 
http://mimt.jp/nga/

ちょうど5周年の時期に開催されているのは「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」。現地のギャラリーの改修を機に行われる印象派展です。来日するのはルノワールやマネ、セザンヌにゴッホなど68点。うち38点が日本初公開という展覧会でもあります。


アルフレッド・シスレー「牧草地」1875年 油彩・カンヴァス
National Gallery of Art, Washington, Ailsa Mellon Bruce Collection


4月6日(月)のメモリアルデーは特別開館日です。以下の各種イベントが開催されます。

[4月6日(月)昼の部のイベント] 10時~18時
1.先着555名にオリジナルエコバックをプレゼント
(図柄は同館所蔵のロートレック作品「シルヴァヌスのメニューカード」から。1人1点限り。
2.抽選会(1人1回限り、ハズレなし。)
3.一号館広場にて音楽生演奏(雨天中止の場合もあり)

[4月6日(月)夜の部のイベント] 18時~21時
1.館内の「Cafe1894」にてワンドリンクサービス(Cafe1894の通常営業は行いません)
2.「Cafe1894」にて音楽生演奏(演奏時間は未定)
3.展示作品の写真撮影OK(3階展示室のみ)

当日は21時まで特別延長開館。昼の部と夜の部で様々なイベントが行われます。また夜のみ「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」展の一部の撮影も可能です。


「マネとモダン・パリ」 三菱一号館美術館(はろるど)

それにしても5周年の一号館美術館、開館記念の「マネとモダン・パリ」にはじまり、つい最近の「ミレー展」まで、実に15もの企画展が行われました。

「展覧会について」(三菱一号館美術館) *過去の展覧会がアーカイブで掲載されています。

「マネとモダン・パリ」しかり、「シャルダン展」や「ヴァロットン展」など、一号館ならではの展覧会も少なくありませんでした。


エドゥアール・ヴュイヤール「黄色いカーテン」1893年頃 油彩・カンヴァス
National Gallery of Art, Washington, Ailsa Mellon Bruce Collection


メモリアルの4月6日は月曜の平日です。私も夜に出かけて5周年をお祝い出来ればと思います。

[三菱一号館美術館 2015年 展示スケジュール]
 
「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展ーアメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから」
会期:2月7日(土)~5月24日(日) 
ナショナル・ギャラリーの改修を機に、同館のコレクションをまとめて紹介する展覧会。ルノワール、マネ、モネ、ドガ、セザンヌ、ゴッホなど68点。うち38点は日本初公開。

「画鬼・暁斎ーKYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」
会期:6月27日(土)~9月6日(日)
一号館を設計したコンドルの業績と、彼の敬愛し、作品を海外に紹介した暁斎の画業を辿る展覧会。日本画、浮世絵、戯画、日記等120点を展示。

「プラド美術館展ースペイン王室を虜にした巨匠たち」
会期:10月10日(土)~2016年1月31日(日)*予定
プラドコレクションから主にスペインの三大画家といわれるグレコ、ベラスケス、ゴヤのほか、ボスやルーベンス、ムリーリョらの作品を紹介する。



なお音楽演奏の出演者などについては追って発表されることと思います。お出かけの際は同館WEBサイトをご確認下さい。

「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」 三菱一号館美術館
会期:2月7日(土)~5月24日(日)
休館:月曜日。但し祝日の場合は開館。4月6日、5月18日は開館。
時間:10:00~18:00。毎週金曜日(祝日、振替休日除く)は20時まで。
 *4月6日(月)は開館5周年のため特別開館。20時まで。
料金:大人1600円、高校・大学生1000円、小・中学生500円。
 *ペアチケットあり:チケットぴあのみで販売。
住所:千代田区丸の内2-6-2
交通:東京メトロ千代田線二重橋前駅1番出口から徒歩3分。JR東京駅丸の内南口・JR有楽町駅国際フォーラム口から徒歩5分。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )