1月の展覧会・ギャラリー

1月中に見たい展覧会をリストアップしてみました。

展覧会

・「三井家伝世の至宝」 三井記念美術館(~1/23)
・「3.11以後の建築」 水戸芸術館(~1/31)
・「建築家 フランク・ゲーリー展 I Have an Idea」 21_21 DESIGN SIGHT(~2/7)
・「パリ・リトグラフ工房idemからー現代アーティスト20人の叫びと囁き」 東京ステーションギャラリー(~2/7)
・「特集展示 夷酋列像ー蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界」 国立歴史民俗博物館(~2/7)
・「フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション」 森美術館|東京シティビュー内スカイギャラリー(~2/14)
・「絵画のゆくえ2016 FACE受賞作家展」 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(1/9~2/14)
・「松竹梅ー新年を寿ぐ吉祥のデザイン」 根津美術館(1/9~2/14)
・「日本画の革新者たち展」 そごう美術館(1/16~2/16)
・「初期浮世絵展ー筆の力・版の力」 千葉市美術館(1/9~2/28)
・「恩地孝四郎展」 東京国立近代美術館(1/13~2/28)
・「ゆかいな若冲・めでたい大観ーHAPPYな日本美術」 山種美術館(1/3~3/6)
・「岩田壮平 日本画展」 佐藤美術館(1/8~3/6)
・「キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」 パナソニック汐留ミュージアム(1/16~3/21)
・「サイモン・フジワラ ホワイトデー」 東京オペラシティアートギャラリー(1/16~3/26)
・「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」 森アーツセンターギャラリー(1/14~3/31)
・「ボッティチェリ展」 東京都美術館(1/16~4/3)
・「村上隆のスーパーフラット・コレクション」 横浜美術館(1/30~4/3)
・「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」 国立新美術館(1/20~4/4)
・「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉」 東京都庭園美術館(1/16~4/10)
・「レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の挑戦」 江戸東京博物館(1/16~4/10)
・「ハラドキュメンツ10 佐藤雅晴ー東京尾行」 原美術館(1/23~5/8)

ギャラリー

・「佐藤万絵子展」 アサヒアートスクエア(1/9~1/30)
・「流麻二果 角ぐむ」 ギャルリー東京ユマニテ(1/12~1/30)
・「今津景展」 山本現代(1/16~1/30)
・「資本空間ースリー・ディメンショナル・ロジカル・ピクチャーの彼岸 vol.6 河合政之」 ギャラリーαM(~2016/2/6)
・「小西真奈展」 ARATANIURANO(1/16~2/20)

年の始まりの1月。今月からスタートする展覧会も目白押しです。中でも16日は展覧会初日の集中日。上に挙げたリストだけでも6展もあります。うち私が最も期待しているのが東京都美術館で行われるボッティチェリ展です。



「ボッティチェリ展」@東京都美術館(1/16~4/3)

日本初の大回顧展というボッティチェリ展。なかなかまとめて見る機会が少ない中、今回は世界各地より20点以上の作品がやってきます。さらにあわせてリッピなどを俯瞰。計80点の作品にて15世紀フィレンツェにおける絵画表現を辿ります。充実した内容になりそうです。

続いてもこちらも同じく日本初です。千葉市美術館で「初期浮世絵展ー筆の力・版の力」が始まります。



「初期浮世絵展ー筆の力・版の力」@千葉市美術館(1/9~2/28)

一体、何が初めてかといえば、初期浮世絵のみに絞った展覧会だということです。出品作は全200点。国内のみならず、大映博物館ほか、シカゴ美術館などの海外の作品も含まれます。全ては春信以前です。浮世絵がどのように生まれ、錦絵が誕生するまでに至ったのか。それを検証していきます。

最後は音楽、オペラの情報です。METライブビューイングにてベルクの「ルル」が上映されます。



ベルク「ルル」@METライブビューイング(演出:ウィリアム・ケントリッジ) 上映期間:1月16日(土)~1月22日(金)  

METライブビューイングとはメトロポリタン歌劇場(NY)の公演を映画館で上映するもの。今シーズンも10演目の公演が行われていますが、うち今回の「ルル」は美術ファンにとっても見逃せません。というのも演出を現代美術作家、ウィリアム・ケントリッジが手がけているからです。

動くドローイングことアニメーション作品でも人気の高いケントリッジ。2010年には東京国立近代美術館でも大規模な個展を開催しました。またMETではショスタコーヴィチの「鼻」の演出も担当。私も見に行きましたが、かなり面白かったことを記憶しています。「ルル」も期待出来るのではないでしょうか。

なおライブビューイングのチケットは上映劇場窓口で購入する必要があります。(一般3600円)詳しくは公式のWEBサイトをご覧ください。

それでは今月もどうぞ宜しくお願いします。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )