『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

上平良地区最奥部の田跡

2020年01月19日 | 「廿日市地区」ぶらり

 

 

 

 

 

以前極楽寺登山の帰り道に25丁付近から轆轤木谷を下ったと記したが、上平良地区で最奥部の田跡(地図の赤丸ケ所)を見るためであった。明治5年(1872)の上平良村地券申受帖によるとロクロ木に二名の所有地で各一畝がみられるが、さすがにこのような場所では無税地であった。周囲は急傾斜の村有薪炭山であったがその谷中のわずかな平地を江戸期から開墾していたのであろうか。明治34年(1901)には山林となっており、現在は田んぼであったのかなと思われる緩斜面が確認でき杉林となって猪のヌタ場となっていた。

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