香川県琴平町の金刀比羅宮桜の馬場西詰にある鋳造鳥居で、銘文などによると天明7年(1787)9月(右柱銘文)に築造されたものを文化15年(1818)2月(左柱銘文)に部分再建されたようである。再建は当所住の鋳物師杉田利兵衛藤原光廣とあり、諸国鋳物師名寄記などにみられる讃岐国那珂郡小松庄松尾村(琴平町)で鋳造活動していた杉田李兵衛とみられるのである。
香川県琴平町の金刀比羅宮桜の馬場西詰にある鋳造鳥居で、銘文などによると天明7年(1787)9月(右柱銘文)に築造されたものを文化15年(1818)2月(左柱銘文)に部分再建されたようである。再建は当所住の鋳物師杉田利兵衛藤原光廣とあり、諸国鋳物師名寄記などにみられる讃岐国那珂郡小松庄松尾村(琴平町)で鋳造活動していた杉田李兵衛とみられるのである。