厳島神社西廻廊の曲がり角から陸地側に架かる反り橋には10ケ所の擬宝珠がありこの内1ケ所に廿日市鋳物師が鋳造したものがある。刻銘によると安永5年(1776)3月に廿日市鋳物師の山田氏藤原貞利が鋳造している。解体修理前は廻廊側に取り付けられていたが、解体修理後はなぜか陸地側に取り付けられているのである。
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