『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

出雲路ぶらり-稜威砲・神風砲

2025年03月11日 | 鋳物師









出雲大社の宝物殿入り口脇に稜威砲・神風砲と称される二門の大砲が置かれている。説明表示によると天正8年(1580)に毛利輝元が寄進した銅鳥居を弘化2年(1845)に松江藩主の松平斉貴が大砲に鋳造したようである。
大砲を鋳造した鋳物師は松江の村松幸左衛門忠清である。鳥居を鋳造した天正頃の安芸国の鋳物師は廿日市鋳物師しか鋳造活動が確認できないので銅鳥居は廿日市鋳物師が鋳造したのかもしれない。

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