昨日紹介した河野原大歳神社の手水鉢を寄進した刻銘の中に香川源兵衛の名がみられ、この人は昭和4年(1929)福屋百貨店の創始者の一人とみられるのである。明治末期の廿日市絵図をみると旧国道(旧西国街道)沿いの四辻で廿日市の一等地に香川呉服店と香川洋品店(中画像)がみられ、大正3年(1914)の絵図には香川源兵衛の名(下画像)がみられる。香川源兵衛は大正元年(1912)頃廿日市町会議員をしており、桂公園の山林用地の一部を無償寄附している。香川呉服店の地は昭和8年(1933)に芸備銀行廿日市支店となっている。
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