大野鉱山跡に向かう途中の林道脇に地蔵堂があり、その隣に陸軍省と刻された標石がみられる。標石には「陸軍省」「広島湾要塞第三地帯標」「第五号」「明治三十二年六月」と刻されている。(現在は埋め込まれて一部しか読み取れない)一部では大野鉱山との関りを記されているものもみられるが全く異なった目的で建立されたものである。この標石は要塞地帯法の第三区域を示すもので大野瀬戸に設置された室浜砲台(現広大宮島自然植物実験所ケ所)からの距離2250間(4095m)の区域線上に建立されたものである。参照「呉要塞区域標石」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます