以前に御神籤の女子道社がある二所山田神社を参詣して山口地方に多い楼拝殿造りを知ったので、山口市内にある楼拝殿造りの神社を探訪してみた。
山口市上小鯖にある鰐鳴八幡宮(通称小鯖八幡宮)の楼拝殿は看板表示によると寛政3年(1791)の棟札があるようで当時のものとみられている。楼拝殿は入母屋造の楼門正面に唐破風の向拝が設けられ、左右に切妻造の翼廊が設けられている。楼門は通常通路であるが楼拝殿造りでは翼廊と共に板床とされており、翼廊部分は一段下がっていた。画像を撮るのを怠ったが長い参道脇には鬼ユリが満開でありカメラマンが数名おられた。
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