御床山より少し下がった展望岩場から尾根筋を下って水槽跡、兵舎跡を過ぎて230m峰に向かって行くと指令所跡の建造物と別棟の便所の跡が残っている。この建造物の屋根が展望岩場からかすかにみられるのである。
この建造物上には観測所があり、聴音機、探照灯などからの情報をここで判断して鹿ノ川・大須山砲台に連絡していたもののようである。
御床山より少し下がった展望岩場から尾根筋を下っていくと最初に水槽が二ケ所ありほどなく尾根を掘削して平坦地にした兵舎跡がある。
何の建物であったのかは不明であるが基礎の残骸が沢山みられ、カマド跡や流し台、便所の便槽などが倒木や雑木林の中にみられる。