廃品丸鋸の切れっ端から作ったデスクナイフ。
鉛筆削りや細工にはちょうどいい。
背景の方眼は、1マスが1センチ角だ。
どっちも片刃で、伝統的な切り出し形と、なんちゃってエルゴノミックな先丸形。
こっちの刃渡りは4センチ弱。
子供の初めてのナイフ用にもいいかもしれない。
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刃の粗整形がいいとこいったので、柄を作っている。
合わせ面を平らに削った木片を、さびを落としたタングに、エポキシボンドで接着。
今回は伐採したイヌエンジュの切れっ端を使ってみた。
イヌエンジュの心材は、扱った印象では、ギターのフィンガーボードによく使われている紫檀とかローズウッドに負けないくらいに硬い。削るのも大変だが、色が深くて綺麗だし、磨けばピカピカの艶が出る。
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このくらいまで削り込んだ。
小さいユーティリティナイフだから、刃は薄めがいいかと。
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丸鋸の直径付近を細く切って、整形。
次は刃渡り5センチ程度のミニナイフを作ろうかと。
べつにいわゆるフルタングにする必要はないが、とりあえずなんとなく。
刃物に力がかかるとき、もっとも応力を受けるのは、大雑把に言えば刃の付け根だ。
なので、付け根から先の柄の中で細くなっていても強度的にはほとんど落ちない。
フルタングなんてのは、強度的には材料の無駄だが、このようなお手軽削り出しナイフ向きの素人工法であるというだけのことなのだ。
整形中。
小さくて薄いので、いい練習になる。
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本体は一応完成。
あとシースどうすっかだな。
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柄の整形がいいとこいったので、
コミにエポキシボンドを塗って柄を挿げてから、目釘を打ち、隙間にエポキシボンドを流し込んで、テープでボンドを押さえて硬化させる。
目釘は柄の表面から沈むように短くして、釘穴もボンドで埋めた。
エポキシが硬化したら、テープを剥がす。
テープ貼っとけばあんまりはみ出さないから、このあとの整形が楽なのだ。
それでもはみ出てしまった分は、削り取る。エポキシは切削性が悪くて大変だけどな。
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