ゴミ再生。
仕事場に、構内作業用車として、解体行きだったゴミ軽トラがもらわれてきた。
こんどはハイゼット。
一見キレイだべ? この角度だけはキレイに見えるのだ。
しかし、とにかく、荷台前端部の腐れがひどい。
これはエンジンアクセスホールだが、もう元の縁が残ってない。
キャビンと荷台は、完全に分離状態。
荷台を押すと板がたわむ。
リアフェンダー上の荷台には大穴。
浜で酷使されればこんなもんだろうが、荷台にマトモに積めない時点で、ゴミだ。
こんなゴミをもらってくるというのは会社としてどうなんだという気もするが、このゴミを直せとか気軽に言う感覚もどうなんだか。
しまいには直すより荷台全部作った方が早いんじゃないかとか言い出すのだが、んなわけないことくらい、常識があればわかりそうなもんだ。
全部作れとか言われる前に、とにかくありあわせの廃材の鉄板を当てて、穴を塞いでいく。
こんなパッチを作って。
荷台はプレスでビード加工されているから、ややメンドクサイ。
ビードの凸部はさほど腐ってないから、凹部だけパッチが当たるように、凸部を切り欠いたパッチを当てている。
溶接したとこは、巣穴塞ぎと錆防止に、変性シリコンでコーキングしとく。
後でちゃんとサビ止め塗装するぞ。
とりあえずアクセスホール周りを作った。
二日がかりだったでや。
縁のなくなったハッチを載っけてみた。
ハッチの縁も再生すれば、適当に閉じれるようにはできるだろう。
まだ何日かかかるなこりゃ。
荷台の底板だけ直しても、腐ったフレームがもつかどうかわかんないけど。