サビが。
これは、昭和なウチのボイラー室。
ボイラーは平成のモデルだけどな。
ボイラーの右側、レンガの間に、太い排水管みたいのがある。
排水管みたいののサイズはこのくらい。
たぶんVU150の排水管。
覗き込むと、底にはバルブ。
管が片方にしか付いていない。
こいつは、床下からボイラーに立ち上がる配水管の水抜きバルブで、この太い排水管は、底に砂利を埋めた浸透枡になっているのだ。
ウチは井戸水で、自前の電動ポンプで給水しているのだが、水を使っていないのに、ポンプが断続的に回っているのに気づいた。
で、調べてみたら、この水抜きバルブから水がわずかに漏れていたのだ。
一度水抜きに切り替えてバルブ内を流してみたのだが、一時的によくなったように見えたものの、実は漏れが減っただけで、ポンプの作動間隔がやたら長くなっただけだった。
で、今回は分解クリーニングしてみる。
水の元栓を止めてから、バルブのハンドルを外す。
このハンドルは、10mmのソケットでナットを外せば簡単に抜ける。
バルブのコマを固定している首のナットを外そうとした。
しかし、固くてなかなか回らない。
ソケットに、あるだけのエクステンションバーをつないでいるの図。
とりあえず、桝の中をあっためてみた。
リトライしたら、パキッと音がして、無事外れた。
上下ひっくり返しに持っている、上の丸いのがバルブ本体。
三方の水抜き弁でなく、ゲートバルブってやつだ。
少し汚れが付いているけど、こっちには異常らしきものはない。
バルブボディを見ると、コマの入る溝に、サビらしき沈殿が見える。
こいつが悪さしてるのかな。
通水しながら、バルブ内をできるだけ掃除した。
再組み立てして試したら、どうやら漏れは止まったようだ。
めでたしめでたし。
でも、給水管がサビているのは確かなので、いずれなんとかしなきゃないな。