東 |
京電力から先月28日分(1/13-2/9)の請求書が来た。期待に反し前年とほぼ同じ電力使用量だった(前年同期間比0.8%増の921kwh、15450円)。昨年エアコン2台を新品に取替え、窓ガラスに断熱シートを貼り付けたので、幾らかでも節電効果があると期待していたのに残念な結果だった。
暖房も冷房も必要ない11月の電気料金が6878円だったので、上記の請求額との差分の8-9割の約7000円余りが暖房のための料金だと思われる。(因みに、猛暑の昨夏の最大電力使用料は13348円で一昨年の3割増だった。)
あるラジオ番組の情報によれば、10畳用エアコン1時間当りの電気料金が11年前245円だったのが現在138円、大雑把に言うと倍に改善されたという。取り替える前のエアコンは丁度10年位前のものだから、このデータをそのまま使っても概数で節電効果を測れるはずだ。
1ヶ月の電気料金の差分を1日あたりに換算すると250円になる。我家では温度設定を11年前のエアコンは22度、新型は18-9度にしている。1日平均10時間使用x3台(新型換算)=30時間台使用し、1日当たり250円がエアコン電気料なので、250/30=8.3円/時間台になる。
つまり、一部屋当たり1時間エアコン暖房して新型機で8.3円、旧型機で16.7円かかっていることになる。旧型エアコンなら3200円余計にかかった計算になる(本当か自信が無い)。ここまで計算して最も省エネ効果があるのは、実は温度設定を低くしていることだという感じがしてきた。
我家の温度設定だと、家族は家の中でダウンジャケットとはいかなくとも厚手のジャンパーを着用する。我家を訪問するお客は寒いといって震える。寒がり屋の家内はいつも「寒い」を連発する。いずれにしても、断熱シートと電気料金の関係は僅かなもらしく効果を測ることは出来なかった。
退 |
職後、生活費見直しの一環でこの10年間折にふれて我家の熱効率改善手段を調べ、光熱費の削減に取り組んできた。投資対効果を考えて太陽熱利用等は諦めたが、利用できる技術は積極的に取り入れた。下表のように2003年から昨年までに光熱費を約半減した。
長男と長女が家を出て、私が母の介護で年の半分は家を空けるようになったのが、これだけ光熱費を減らせた最大の理由だろう。その他に効果が大きかったのは、熱効率の悪いガスストーブ2台を撤去し(何で買ったのか未だに分からない)、オール電化に切り替えたことだろう。
年 電気 ガス 光熱費合計 イベント
2003 270,000(概算値) 長女結婚
2004 158,218 92,303 250,512 ガスストーブ撤去
2005 157,948 80,434 238,382 長男独立
2006 150,436 68,317 218,753
2007 149,787 63,561 213,348
2008 176,465 6930 183,395 オール電化
2009 141,131 0 141,131 妻外で仕事始める
2010 130,955 0 130,955
(注) 単位:円 他に灯油ストーブを併用しているが、灯油費用は含まない。
朝食後ゴミ出しに外に出ると、天気予報通り雪が降っていた。今日は終日雪が降りエアコン2台がフル稼働、朝夕更にもう1台が稼動するだろう。今年は例年より寒いから、今月も光熱費が余分にかかり、熱効率の改善効果データがもう少しとれそうだ。■