かぶれの世界(新)

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いよいよ始まった、終わりの始まり

2011-02-18 21:42:47 | 国際・政治

昨年の8月に民主党代表選に小沢一郎氏が出馬を決意したと報じられた時、私は下記の記事で民主党が国民の支持を失い「終わりの始まり」と予測した。昨日の小沢氏に近い16人の衆院議員が会派離脱を申し出たとのニュースを聞いて、いよいよ始まったと思った。

http://blog.goo.ne.jp/ikedaathome/d/20100826 

国民との約束(マニフェスト)を守る為というが、離党はしないという。彼等は一度も見たことのない顔ぶれだった。てっきり私は普段内閣に批判的な原口・川内・森議員等と参院議員かと思ったが、次の選挙に勝てるかどうかが政治家の最優先事項であることを考えれば当然かも知れない。

報道によると彼等は全て当選1、2回の比例区の衆院議員(再選の見込みゼロの人達)で、小沢氏が容認した(つまり、やらせた)動きだったという。換言すると小沢氏が生き残る為の権力闘争を一段進めたということだ。

一方、世論調査を見て明らかな小沢支持は次の選挙に不利という判断をした人達もいる。まだ、次に当選の可能性があると思っている人達だと思われる。どちらにしろ、そんなことで政治が劣化していくのを見るのは本当に悲しい。

政策面から見ると、菅内閣は不人気覚悟で長期停滞で財政赤字に苦しむ我国が向うべき基本方針を打ち出したと思う。だが、待ったなしと思える政策論議よりも、解散を求める野党と倒閣を目指す党内の反乱で、菅内閣はにっちもさっちも行かない状況に追い込まれた。これが現実だ。

年初に投稿した私の「大胆占い」で予測し年賀状にも書いた、『現内閣は崩壊、衆院解散か連立組み直しで新政権が誕生するが、混迷続きイタリア化が進む』が現実になる恐れが出てきた。こうなったのは政治家を選んだ自分達の責任である、と国民は肝に銘じるべきと私は考える。

経験不足など色々問題があっても菅内閣の政策を私は支持するが、不支持の人達はどういう政策を望んでいるのだろうか。メディアもリーダーの指導力不足を指摘するが、政策より政局を追う。そろそろ分不相応の期待を諦め、国債格付けの再度の引き下げがそう遠くないことを視野に入れ、万が一に備えて家族を守るために準備を始めるべきかもしれない。■

コメント
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