私は自称「何でもデータ魔」だ。パソコンのスプレッドシートに色々なデータを記録し時系列で変化をチェックする。EXCEL(表計算ソフト)が世に出てから簡単に記録でき経年・経時変化を確認できるようになった。情報によって棒グラフや折れ線グラフに変換して変化を図形でチェックできるのは便利だ。
具体的には専用ソフトの助けで東京宅と田舎の実家と別々に月々の家計管理、3ヵ月毎の投資残高等のお金の管理から日々の血圧の変化や毎年受診する健康診断(コレステロールや血糖値・尿酸などの生化学指標を測定)、自動車の燃費まで全てEXCELに入力してパソコンに記録している。
メールやブログ記事から写真まで含めると、私の全てはパソコンの中にあると言っても差支えない。なのでちょっとした旅行でもどこに行くにもパソコンを抱えていくことになる。かつては旅行の度にCDに書き込んで持ち歩きしていたが、今はノートパソコンを持ち歩き万が一のためUSBメモリーを携帯する。
その中で自動車の燃費記録を紹介したい。早期退職し実家の母の介護をフォロウするため、2008年にマツダの中古小型車デミオを東京で買い、その後は田舎に置いて帰郷するたびに利用している。買った時は46,160kmだったが、それから10年たち先月までに約35,240km乗り累積マイル数8万キロを超えた。
通算のマイル数と給油量をチェックするとリットル当たり平均13km走っていることになる。購入後から経済運転に努め、この1年に限れば14.5kmまで改善した。読者はそれが経済運転なのか分からないと思うが、車種デミオ1500㏄の昔のスポーツタイプ(スポーツ車ではない)としてはかなり節約運転だと思う。
私の運転が経済的だと思ったのは、息子夫婦が田舎に来て車を利用した時の燃費がリッター10-11kmだった為だ。行き先が1000m以上の四国カルストだったことと、真夏でエアコンをかけっぱなしだったことが最大の原因だと思う。だが、山から下りた後も給油しており運転の仕方の微妙な違いも理由の一つだと思う。
燃費効率を良くするの為に私は次のような運転に努めている。
(1)急発進・急加速をしない。(車は加速が良いので意外に難しい)
(2)極力ブレーキを踏まないよう車間距離を適度にとる。
(3)出来るだけ燃費の良い巡航速度(時速70km)を保つ。
参考にしたのはタクシーだ。タクシーの運転手はよく見ると本当にブレーキを踏まない。彼等は前方の様子をよく見ている。私はそれに倣って何台も先の車の走り方まで様子を見ながら、更にその先の信号が何かまで見て予測しながら車間距離を取って走る。
前方の信号が赤なら速度を緩め車間を取りやがて青に変わる頃に前の車の後ろに着く、といった具合だ。私の家内もそうなのだが、一般に前方の車との間が空いていたら理由は何であれアクセルを踏んで車間を詰めてブレーキを踏んで停止する。私には前の車しか見ない危なっかしい運転でありエネルギーの無駄使いだ。時々車間を詰めて走り何かとブレーキランプを点滅させる車を見かけると、逆にいつもより距離を置いて走りたくなる。
燃費には関係ないがもう一つ参考にしているのが大型トラックの運転だ。車幅の広い車なので当然なのだろうが、狭い道でも常に車線を守って走っている。流石プロのドライバーといつも感心して見習っている。というのは田舎道を走る時ブラインドになっているカーブからセンターラインを越えて来る軽自動車は凄く怖い。因みにトラックの場合は車重のイナーシャを制御するためブレーキを踏む回数は増えて当然だと思っている。
余談だが、実は私の運転は別の顔がある。山道のワインディングに入ると若い頃のバイク乗りのスイッチが入る。曲道の直前までスピードを保ち減速、曲がり始めた所でアクセルを踏む。タイヤのグリップがよく効くからで、多分四輪車も同じはずだ。介護や出迎えで松山まで往復する時は高速を使わず峠道を走ると、スイッチが入ってしまう。平地に出ると後続の車は見えなくなっているとつい自慢したくなる。
息子にもバイクレースじゃないと以前注意されたことがある。ハンドル握るとまるでジキルとハイドだ。だが、私がまだ学生の頃山道の運転技術を自慢する父を思い出した。当時は二桁の国道も舗装されておらず、タイヤで溝が掘られた軌道の山道を運転するのは大変だったそうだ。私もその遺伝子を引き継いだのだと思う。■
具体的には専用ソフトの助けで東京宅と田舎の実家と別々に月々の家計管理、3ヵ月毎の投資残高等のお金の管理から日々の血圧の変化や毎年受診する健康診断(コレステロールや血糖値・尿酸などの生化学指標を測定)、自動車の燃費まで全てEXCELに入力してパソコンに記録している。
メールやブログ記事から写真まで含めると、私の全てはパソコンの中にあると言っても差支えない。なのでちょっとした旅行でもどこに行くにもパソコンを抱えていくことになる。かつては旅行の度にCDに書き込んで持ち歩きしていたが、今はノートパソコンを持ち歩き万が一のためUSBメモリーを携帯する。
その中で自動車の燃費記録を紹介したい。早期退職し実家の母の介護をフォロウするため、2008年にマツダの中古小型車デミオを東京で買い、その後は田舎に置いて帰郷するたびに利用している。買った時は46,160kmだったが、それから10年たち先月までに約35,240km乗り累積マイル数8万キロを超えた。
通算のマイル数と給油量をチェックするとリットル当たり平均13km走っていることになる。購入後から経済運転に努め、この1年に限れば14.5kmまで改善した。読者はそれが経済運転なのか分からないと思うが、車種デミオ1500㏄の昔のスポーツタイプ(スポーツ車ではない)としてはかなり節約運転だと思う。
私の運転が経済的だと思ったのは、息子夫婦が田舎に来て車を利用した時の燃費がリッター10-11kmだった為だ。行き先が1000m以上の四国カルストだったことと、真夏でエアコンをかけっぱなしだったことが最大の原因だと思う。だが、山から下りた後も給油しており運転の仕方の微妙な違いも理由の一つだと思う。
燃費効率を良くするの為に私は次のような運転に努めている。
(1)急発進・急加速をしない。(車は加速が良いので意外に難しい)
(2)極力ブレーキを踏まないよう車間距離を適度にとる。
(3)出来るだけ燃費の良い巡航速度(時速70km)を保つ。
参考にしたのはタクシーだ。タクシーの運転手はよく見ると本当にブレーキを踏まない。彼等は前方の様子をよく見ている。私はそれに倣って何台も先の車の走り方まで様子を見ながら、更にその先の信号が何かまで見て予測しながら車間距離を取って走る。
前方の信号が赤なら速度を緩め車間を取りやがて青に変わる頃に前の車の後ろに着く、といった具合だ。私の家内もそうなのだが、一般に前方の車との間が空いていたら理由は何であれアクセルを踏んで車間を詰めてブレーキを踏んで停止する。私には前の車しか見ない危なっかしい運転でありエネルギーの無駄使いだ。時々車間を詰めて走り何かとブレーキランプを点滅させる車を見かけると、逆にいつもより距離を置いて走りたくなる。
燃費には関係ないがもう一つ参考にしているのが大型トラックの運転だ。車幅の広い車なので当然なのだろうが、狭い道でも常に車線を守って走っている。流石プロのドライバーといつも感心して見習っている。というのは田舎道を走る時ブラインドになっているカーブからセンターラインを越えて来る軽自動車は凄く怖い。因みにトラックの場合は車重のイナーシャを制御するためブレーキを踏む回数は増えて当然だと思っている。
余談だが、実は私の運転は別の顔がある。山道のワインディングに入ると若い頃のバイク乗りのスイッチが入る。曲道の直前までスピードを保ち減速、曲がり始めた所でアクセルを踏む。タイヤのグリップがよく効くからで、多分四輪車も同じはずだ。介護や出迎えで松山まで往復する時は高速を使わず峠道を走ると、スイッチが入ってしまう。平地に出ると後続の車は見えなくなっているとつい自慢したくなる。
息子にもバイクレースじゃないと以前注意されたことがある。ハンドル握るとまるでジキルとハイドだ。だが、私がまだ学生の頃山道の運転技術を自慢する父を思い出した。当時は二桁の国道も舗装されておらず、タイヤで溝が掘られた軌道の山道を運転するのは大変だったそうだ。私もその遺伝子を引き継いだのだと思う。■