かぶれの世界(新)

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高尾陣馬リベンジ縦走

2017-10-06 15:12:04 | 旅行
私の体力の衰えを測る定点観測の一つとして高尾山から陣馬山まで往復で縦走する、8時間を目標に30km弱を昨日歩いた。昨年12月にトライし一丁平辺りで左足の腿の筋肉に違和感を覚えてリタイアした、いわばリベンジ縦走だ。そして目標通りに8時間以内に登山口(高尾山口駅)に戻ってくることが出来た。

最近体力の低下を感じ昨年の縦走失敗を思い出して、高尾山口の駅を降りて歩き始めた時30kmの山道を歩き切ることが出来るか不安だった。靴は昨年と同じトレイルラン(山岳マラソン)用を履いたが上下は生地のしっかりした登山用のシャツやズボンを身に付けた。それでもやや寒さを感じる気候だった。

いつ足に痛みが出るか不安だったが一丁平から下り坂を降りる時、泥質の急坂道の補強のために四角く削った木の階段を降りた時自信が湧いた。初めは用心深くゆっくりと足を交互させたが、それでは余りに遅いので軽く飛びながら歩いても膝にかかる負荷が思ったより軽く感じた。多分、最近始めたラジオ体操と補強運動の効果だ。

それ以降、高尾山のような緩やかな坂をかつて歩いた時のように、徐々に歩幅を拡げ力強く歩くようにした。雨後の高尾山の道は赤土で滑り易いところがあるが、うっかりして足を滑らせても何とか平衡を取って転倒せず歩き続けることが出来た。テレビ体操も毎日続けるとバカにならない。

今回は平日で紅葉にはまだ早い季節のせいかハイカーは殆どお年寄りのパーティだった。復路の高尾山周辺には若者の姿もちらほら見かけた。数人のトレイルランナーを除くと私を追い越したハイカーは男性アラフォー1人だけ、往復していたのは多分私だけだったと思う。近年増えたという外国人も陣馬山で数人見ただけ。だが、曇り空の下に広がる山々とその向こうに見える孤高の富士山、墨絵のような風景は美しかった。

帰りの電車の中で出発を待つ間に両足をズボンの上からマッサージした。友人に勧められてバドミントン練習やジョギング後に自己流のマッサージするようになって翌日の筋肉痛が軽くなった。今回は帰宅後シャワーを浴びた時もう一度念入りにマッサージを繰り返した。今までの縦走後より筋肉痛が軽く殆ど気にせず歩ける。

そう言った理屈は抜きにして今回の私の挑戦は完走出来ないだろうと秘かに思っていたと、後から息子に打ち明けられた。何しろ30kmの山道を古希を過ぎたジーサンが歩くのだからと。やっぱりそう思っていたか、当然というのがそれを聞いての正直な感想だ。私も自信が無かったのだから。どんな補強トレーニングをやったか、結構効果がある、次回の東京マラソンの為にやってみたらとやや自慢気に解説した。■

経過時間    往路  復路
自宅       7:00
電車分倍河原 7:11
高尾山口出発 7:37  15:55
高尾山まき道  8:36 15:04
一丁平      9:08  -
小仏城山    9:21  14:19
小仏峠      9:39  14:03
景信山     10:10  13:37
明王峠     11:10  12:35
陣馬山     11:43  12:04
(時間計)    4:06   3:50 
コメント
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